~じゅうたん詐欺?ぼったくりバー、いろいろあったけど、やっぱりイスタンブルは素敵な街でした~
DAY5:2019年2月7日(木)
昨日の全力疾走で厳しい筋肉痛が予想されましたが、意外なことに少し足が重いと感じるくらいの違和感です。
「年寄りは後から筋肉痛が来る」
と言われているので、
「なるほど、ぼくもやはり年寄りなんだあ」
と変な納得をして、朝を迎えました。
<海軍博物館では「エルトゥールル号遭難事件」が展示>

このトルコ旅に出る前に「海難1890」という映画を観てきました。

1890年9月、トルコ(その当時はオスマン帝国)の軍艦「エルトゥールル号」が、台風のため和歌山県沖で遭難し、600人以上が海に投げ出されてしまったという海難事故です。
その際、地元住民(もちろん日本人)は、自力で泳ぎ着いたトルコ人を介抱したり、まだ、海で漂流しているトルコ人を救助したりしました。
結局、587人のトルコ人が命を落としましたが、69人が日本人の献身的な介抱と救助のおかげで命をつなぐことができました。
トルコでは、日本人に対する友好や感謝の念が、いまだに続いているのは、この事件の影響だと言われています。
そんな事件をトルコでは、風化させずに、人々にどんな環流活動しているのか確かめるために「海軍博物館」に行ってみました。

「海軍博物館」は、新市街地のボスポラス海峡脇にひっそりと建っていました。
観光客もまばらで、日本人は、残念なことにぼくだけでした。
しかし、割と大きなスペースをさき、「エルトゥールル号」のことが展示されていました。

日本人に友好感情を持つトルコ人が多いのは、街を歩いていると、そこかしこで強く感じます。
しかし、日本人をぼったくりバーに騙して連れて行くトルコ人がいることも確かです。
「◇◇人は、~~だ」
「〇〇国は、~~だ」
と一括りで考えたり、表現したりするのは「愚かなことだ」と痛感しました。
<昨日のリベンジ「テオドシウスの城壁」>
午後からは、昨日、雨と寒さで途中断念した「テオドシウスの城壁」へ再チャレンジすることにしました。


「地球の歩き方」によると、
「テオドシウスの城壁のあたりは治安がよくないので、
昼間のうちに複数人で訪れること」
と、ありました。
複数人で行くのは無理なので一人でも、十分気を引き締め、昨日のような危険な状態にならないようにしようと、心に決めました。
いくつかトラムを乗り換えながら、最寄りの駅に着きましたが、城壁の気配が全くありません。
やはり、人気(ひとけ)のないエリアをかなり歩かなければ、行けないのです。
市街地からそれほど離れていないにもかかわらず、この荒涼感は何でしょうか?

ローマビザンツ時代には鉄壁の守りを誇ったと「地球の歩き方」にありましたが、1500年以上もこの城壁がコンスタンチノーブルやイスタンブルを守ってきたのかと考えると、崩れかけた煉瓦にも威厳を感じてしまいました。
<ローマ帝国時代の遺産「ヴァレンス水道橋」へ>



途中、上の写真のような、気になったジャーミーにいくつか立ち寄りながら、「ヴァレンス水道橋」に到着しました。

繁華街に近付いてきました。
城壁からですからかなり歩いたことが分かります。
この水道橋は、ローマ帝国時代の378年に完成し、その当時から、市街地の北に広がる森から「地下宮殿」に、水が注がれていたと言われています。

378年完成ということは、1650年以上もの間この地に建ち、上水道としての役割を果たしてきたわけですね。
驚き以外何物でもないですね。
今日も寒さと雨の中よく歩きました。
