DAY1:2018年6月16日(土)その2

上海から李先生に会うため、成都へ飛びました。
1700km、3時間の旅です。

1日目は、パンダと出会う日です。

四川省には、パンダと触れ合える施設が4つあります。

黄色矢印は「成都パンダ繁殖研究基地」
赤色矢印は「都江堰(とこうせき)パンダ繁殖センター」
青色矢印は「臥龍パンダセンター」
緑色矢印は「雅安碧峰峡パンダセンター」
です。

地図を見てもお分かりいただけますが、成都市内から一番近くて行きやすいのは、「成都パンダ繁殖研究基地」です。
一つ上の成都の市街地地図の右上にも入っています。
あとの3つは、日帰りでは、ゆっくりとパンダとふれあうことはできないと、YAさんは、言っていました。
確かに、明日は、李先生に会うために、まる一日かけて、紅白鎮まで行く予定(成都市内から150Kmくらいの距離です)です。
なので、パンダ観光は、近い所しか選択肢はありません。
また、後で紹介しますが、四川大地震の前は、パンダを抱っこして写真を撮ったり、一般の観光客でも、飼育ボランティアとして施設で直接餌をあげたり、掃除をしたりするなどの活動ができましたが、今は、そのような活動は、ほとんどの施設で行っていないということです。

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「成都パンダ繁殖研究基地」の入口です。
成都市内から地下鉄で行くことができるほど、近かったです。

午後からでしたが、まだまだ、かなりの数の観光客です。
やはり、パンダの人気は、中国でも相当なものです。

面積は、約3㎢(平方Km)だそうです。
日本人がよく使う広さの比較でいうと、東京ドーム約60個分です。
(ものすごく広いということは分かりますが、、)

日本語のパンフレットです。
基地内全体で約200頭のパンダがいるそうです。
野生で暮らすことが困難なパンダを飼育したり、繁殖したりして、野生に戻すことが、主な目的の施設です。

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敷地が広過ぎるので、移動は、電動カートです。
1回10元(150円)なので、かなり高い料金設定です。
ちなみに、上海市内のバスは、どこまで乗っても1回2元(30円)です。
パンダの飼育繁殖のために、有意義に使ってほしいと願い、何度も10元を払いました。

もちろん、パンダの数より人間の数の方が、圧倒的に多いです。(笑)

のんびり竹をかじっているパンダです。

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4頭で仲良く竹をかじっています。

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ロープのブランコで揺られています。

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ブランコを邪魔したといってケンカが始まりました。
ケンカをしてもパンダは可愛いですね。

パンダが、ねぐらから出てきたといっては、人間は大騒ぎです。

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野生に戻すためのエリアです。
木の上で居眠りです。
木から落ちないか、人間はドキドキです。

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森の中にパンダがいるといっては、人間は大騒ぎです。

すごい人の波です。
道路の両脇は、パンダの好物、竹林です。

日本語の表示もあります。

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生まれたばかりの赤ちゃんパンダです。
超人気スポットなので、ここでは、立ち止まり禁止です。
まるで、上野動物園のようです。(笑)

赤ちゃんパンダも黒白が、既に大人と一緒ですね。

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すくすくと、育ってほしいと願っています。

これくらいの大きさになると、保育器から出されてゴロゴロ育てられます。
ぬいぐるみと間違えるくらいの愛らしさです。

~パンダも大地震の被害に~

この写真は、四川大地震の前に撮られたものです。
以前は、このような抱っこをして記念撮影をする企画が、各施設で行われていたそうです。
しかし、四川大地震を境に、今でも、各施設ごとに自粛傾向にあるそうです。
その背景には、四川大地震でパンダたちも心身にかなり大きな被害を受けたことが影響しているそうです。

2008年の四川大地震直後、パンダを避難させる場面です。

身動きできなくなったパンダを救出する場面です。

大きな揺れで、怯えて木から下りれなくなったパンダを救おうとしている場面です。

山に分け入り、遭難したパンダを救出している場面です。
服装からすると人民解放軍でしょうか。

このような、姿を見ると、大地震は決して人間だけに被害を与えたわけではないということがよく分かります。
特に野生のパンダは、ほとんどが四川省に生息するので、地震の影響を強く受けたと言われています。

四川省にあったパンダの施設も大きな被害に遭ったので、ほとんどのパンダが、北京や上海、広州など都市部の動物園に引き取られ、慣れない環境で過ごさなければなりませんでした。

ぼくたちが、成都を訪れたのは2018年です。
四川大地震からちょうど10年目です。
しかし、日本人には、あまり知られてはいませんが、2013年にも四川で大きな地震が起こっています。
四川省の雅安市を震源とするマグニチュード7.0の大きな地震です。
死者が186人、行方不明者24人、負傷者11826人ですから、かなり大きな地震です。(2008年の地震で「四川大地震」という名前が使われたので、これだけの大きな地震にもかかわらず、名称が「四川地震」と呼ばれ、区別されています)
この「四川地震」の時にも、パンダたちやパンダ施設に大きな被害が出てしまいました。

それから、5年。
ようやく、平穏な日々を送りつつある時です。
人間の身勝手な欲望だけでパンダに近寄ったり、抱っこしたりという行為は慎んだ方がよさそうです。
特に、先進諸国の皆さんは、お金さえ出せば、ある程度のサービスは受けられるという大きな勘違いがみられるので、ぼくを含めて一人一人気を付けたいと思いました。

ぼくは、何も知らずに、パンダを抱っこして写真を撮りたいなどとYAさんにリクエストしてしまって、非常に恥ずかしい限りです。
大反省です。

明日は、早起きして、紅白鎮へ行きます。
いよいよ、李先生との初対面です。
ドキドキです。

(第5話、終わりです)

(第6話は、「とうとう会えました。李先生に」です)

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宮田 彰(あきら) 1961年新潟県上越市生まれ 新潟県内公立小学校教員を33年間勤める 2015年から中国上海のアメリカンスクールにて教員 2021年退職 2022年「あきらのふらブラ旅ブログ」開設 現在上越市在住

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