DAY2:2018年4月29日(土)その4
~「蘭州水車博覧園」へ~

今回の旅の目玉の一つ「蘭州ラーメン」を食べました。

本場蘭州の一番人気店「馬子禄(マーズールー)」で食べ、大満足です。
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次に向かったのは、「蘭州水車博覧園」です。
(途中、バスの乗り違えで「甘粛省博物館」に立ち寄りましたが、、)

この水車博覧園は、黄河の水を水車の力で汲み上げて、ふんだんに、水と触れ合うことができる公園です。


至る所に、水車があります。
その水車は、飾りではなく、実際に動いて働いています。

水に親しむと言えば、水鉄砲ですね。
こんなに長い水鉄砲、初めて見ました。
あとで、お土産物屋さんで見たら、やはり売っていました。

大人も子どもも水鉄砲遊び、楽しそうです。
実は、ぼくも、TAさんも2セット買ってしまいました。
さすがに、「いいおじさん」たちが、この場で水鉄砲を撃ち合っているのは、絵になりませんよね。
考えただけで、恥ずかしいので、しませんでした。
これから始まる学校のプール授業で教え子たちと使うことにしました。

歩いていると、いよいよ、巨大水車の登場です。

水車を構成している一本一本の木材をよく見てみると、かなり、年季(ねんき)が入っています。
あとで、パンフレットで調べてみると、40年くらい前まで実際に黄河で使われていた水車をそのまま移築してきたのだそうです。
電動で動くモーターが導入されたので、水車はお役御免(おやくごめん)になりましたが、せっかくの宝物を壊すのは忍びないということで、この公園を作って、移築したのだそうです。
その際、使える木材は、使い、使えなくなった木材から順次、取り替えてきたのだそうです。
木の組み方は、当然、その当時の、そのままの組み方を再現しているのだそうです。
だから、年季が入っているのも頷(うなず)けます。

黄河の流れる水の力以外には、何の動力も使われていないのに、大量の水を自由自在に移動できる技術は、大したものです。

平らな板に水の流れが当たることによって、巨大な水車が動いています。

四角い升状の木枠を使って、水が汲み上げられ、遠い所でも水が運ばれていく仕組みになっています。
この水車のお陰で、黄河沿岸の人々が、どれくらい多くの恩恵を受けたことか、計り知れません。

なぜか、水車博覧園なのに、蘭州名物拉麺(ラーメン)のオブジェがありました。
美味しい食べ物は水なしには、ありえないという意味でしょうか?
まあ確かに、小麦を育てるのも、牛を育てるのも、野菜を育てるのも水がなくては、無理ですからね。黄河の水は、このように多くの人々に、様々な面から恩恵を与えてきたのですね。
何をするにも、水は必要不可欠ですからね。
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~「五泉山(ごせんざん)公園」へ~

この旅、最後の観光は、「中山鉄橋の夜景」を観ることに決めていました。
まだ夜景には時間があるので、隙間時間を使って、もう一か所、行くことにしました。
1日しかない観光ですからね。
いろいろ迷った結果、「五泉山(ごせんざん)公園」に行くことにしました。
さて、一体どんな所なのでしょうか?

(第5話、終わりです)
(第6話は、最終回:「中山鉄橋の夜景に感動」です)
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