DAY1:2018年4月29日(土)その3

~これぞ蘭州ラーメンだ~

念願の羊皮筏(ヤンピーファーズ)に乗ることができて大満足です。
道具としての羊皮筏(ヤンピーファーズ)のすごさも分かりました。

次は、一番、食べたかった蘭州ラーメンの店「馬子禄(マーズールー)」へ行きます。

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「馬子禄(マーズールー)」は、地図の真ん中よりやや上にあります。
羊皮筏の乗り場から歩いていける距離です。

歩いて10分くらいで「馬子禄(マーズールー)」に着きました。
「馬子禄(マーズールー)」は、中国北西部に多いイスラム教徒の人たちでも食べらことができるラーメンです。
イスラームが口にしない(宗教上、口にしてはいけない)豚肉類を使用していない「ハラル認定料理」でもあります。
看板の右脇にも認定マークが付いています。(写真の「面」の右脇です)
10種類以上のスパイスと牛骨を煮込んだコクのあるスープと、手延べした細めの麺の上にラー油やパクチーなどをのせて食べるラーメンです。

観光客用のお店ではなく、地元の人々に支えられている店なので、値段が安いです。
普通の牛肉麺が8元(約120円)です。
ちなみに、メニューにある「碗」は1杯、「斤」は500g、「份」は1人前、「分」は1塊、「包」は1パックのことです。
メニューをよく見ると、メニューの右上にも、ハラル認定マークが付いています。

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中に入ると、立派な看板があります。
「馬子」は、馬の子どもではなく、馬を引く職業の人を表す言葉だそうです。
日本語にも同じ意味がありますよね。
差別的であまり好きではないですが、「馬子(まご)にも衣装」という諺(ことわざ)がありますね。
「禄」には、路の意味があり、馬を引きシルクロードを巡っている人々のために簡単に安く食べられる料理をという願いからつけられた店名だそうです。

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店中は、予想以上のお客さんでごった返していました。
カウンター席やテーブル席などたくさんの席がありますが、どこも満員です。
日本のように店員さんが優しく指示してくれることはなく、空いた場所を素早くとりに行かないとなかなか座れません。
弱肉強食の世界です。

ぼくは、普通の牛肉麺を頼みました。
ラー油のような赤い見るから辛そうな香辛料は、「少な目」と言ったつもりですが、かなり、ぶち込まれてしました。
ぼくは、「ちょいから」が好きなのにと思って、周りの人の丼を見ると、みんな真っ赤です。
本場の人から見ると、これが「ちょいから」だということが分かりました。

一口目は、ラー油の辛さにむせてしまいましたが、ただ辛いだけじゃないく、しっかりと旨味もあるので、非常に美味しく食べることができました。
麺の太さも選ぶことができるらしいのですが、ぼくに、そんな上等な中国語は無理です。
なので、普通の太さの麺を出されたと思います。
その太さや硬さもちょうどよく、とても120円のランチとは思えない充実感でした。

まさに、「これぞ麺処・蘭州ラーメンだ!」といったところでしょうか。

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~「甘粛省博物館」へ~

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これから、向う所は、「蘭州水車博覧園」です。
しかし、何が原因かよく分かりませんが、反対側のバスに乗ってしまいました。
黄河の川下の方に行かなければいけないのに、川上の方に行ってしまいました。
TAさんも思わず苦笑いです。

着いた場所が、「甘粛省(かんしゅくしょう)博物館」です。
どうせなら、入ってみようということで、立ち寄ってみました。

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蘭州らしく黄河とシルクロードの関係性が分かるジオラマなどがあり、楽しく学習できました。
やはり、「蘭州」と「黄河」と「シルクロード」は、深く結びついています。

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西安から借りているという、兵馬俑の一部も展示されていました。
TAさんは、まだ、兵馬俑坑に行ったことがないということで、興味深く見ていました。

次は、バスの方向をまちがえないように、巨大水車を見に行きます。

(第4話、終わりです)

(第5話は、「巨大な水車が動いている」です)

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宮田 彰(あきら) 1961年新潟県上越市生まれ 新潟県内公立小学校教員を33年間勤める 2015年から中国上海のアメリカンスクールにて教員 2021年退職 2022年「あきらのふらブラ旅ブログ」開設 現在上越市在住

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