DAY2:2017年11月30日(木)その2

~いよいよ、兵馬俑坑へ~

楊さんとの出会いと交流の後は、兵馬俑坑です。
楊さんが発見した兵馬俑を実際に見学します。

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カートに乗っていざ出発です。

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兵馬俑と言えば、「秦始皇帝(しんしこうてい)」です。
広場には、巨大な石像が置かれています。
秦の始皇帝は、約2200年前、中国を統一した最初の皇帝です。

始皇帝は、死後でも、生前と同じような軍事力と皇帝の地位を持ち続けられるように「兵馬俑」と「秦始皇帝陵」の造営を行ったと言われています。

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日本人が「兵馬俑坑」と呼んでいる施設の正式名称は「秦始皇兵馬俑博物館」です。
兵馬俑坑と呼ぶのは、1号坑から3号坑のことですね。

施設全体が世界文化遺産に認定されています。

広大な敷地中に1号坑から3号坑、レストラン、文物陳列館などが入っています。

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最初に発掘が進んだ「第1号坑」です。

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一体一体、顔つきも背丈も体型も異なります。
動作も着衣さえも違います。
このことからも、秦始皇帝は、他民族融合を果たしたことが伺えます。

奥の方を見ると、発掘の途中の様子も分かります。
土の中から俑を傷めることなく発掘することは、想像以上に難儀な作業です。

あまり目立ってはいませんが、楊さんが発見した場所が、掲示されています。
「ここが、秦兵馬俑の発見場所です」
と書いてあります。
ここで、楊さんは農作業や井戸掘りをしていた時、鍬(くわ)に兵馬俑が当たり、発見につながったのです。
そのことを、子どもたちは十分に理解してからの来館なので、この地点を見つけ大興奮です。

向こう側の人の大きさに注目してください。
いかに、広大な広さの中にいるのかが、分かります。
しかし、これはまだ、一部だというから、驚きはさらに大きくなります。
子どもたちもあまりの広さに「すごい、すごい」と叫んでいます。

この辺りの発掘作業は、まだまだ、これからですね。

この辺りは、兵馬よりも防御施設や住居施設(遺構)のようです。

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~秦始皇帝歴史文物陳列館へ~

秦始皇帝歴史文物陳列館へ入ります。

兵馬俑は大別すると3種類あります。
兵士、馬、指揮官です。
上の俑は、そのうちの一つ、馬の俑です。

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この俑は、指揮官です。

この俑は、指揮官の中でも更に位の高い総司令官クラスです。

もっとも数多く出土する兵士の俑です。
手には金属の武具を持っていたと推察されています。
2200年の間に朽ちたのだそうです。
それを考えると、高温で焼いた土はすごいですね。
金属よりも寿命が長いわけですからね。

ここは、撮影用に用意されている場所です。
実際の坑の中で撮影したわけではありません。
実際に坑の下に下りたら大変なことになりますね。(笑)

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~兵馬俑博物館の中での昼食~

歩き回ったので、お腹が減りました。
兵馬俑博物館の敷地内にあるレストランで昼食です。

西安名物「ロージャーモー」です。
薄焼きパンの中にハンバーグ様の挽肉が詰まっています。

午後からは、西安市内に戻り、大雁塔などの見学です。

(第4話、終わりです)

(第5話は、「大雁塔へ」です)

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宮田 彰(あきら) 1961年新潟県上越市生まれ 新潟県内公立小学校教員を33年間勤める 2015年から中国上海のアメリカンスクールにて教員 2021年退職 2022年「あきらのふらブラ旅ブログ」開設 現在上越市在住

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