DAY4:2022年10月17日(月)その2

~浅間大社から富士山世界遺産センターへ~

浅間(せんげん)本社では、運よく1年に1度の「神嘗奉祝祭(かんなめほうしゅくさい)」を見ることができて、ラッキーでした。

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次は、「静岡県富士山世界遺産センター」に行こうと思います。
山梨県にも同じような施設があるので、正式名称は「静岡県」を頭につけなければ、いけないのだそうです。

遠くからでも、すくっと立っている大鳥居が目立ちます。

こんなおしゃれで斬新なデザインは、隈研吾さんのデザインかもしれないと思いました。

水に映る逆「逆さ富士」と湧水をイメージした前庭も途轍(とてつ)もなく斬新です。
この前庭で隈研吾さんの手によるものに違いないと確信しました。

入口で受付の女性に
「この建物の設計は、隈研吾さんですか?」
といかにも知ったかぶりの体で聞いてしまいました。
その女性は、笑顔で
「いいえ、ばんさんです。坂(ばん)茂(しげる)さんです。よく隈さんではないですかと聞かれますが、坂さんです。」
と答えてくださいました。

四国・梼原でちょっとだけ、隈さんの建築物にふれてきたからといって、分かったようなことを言ってはいけないということですね。

回廊状の巨大スクリーンには、四季折々、日本各地から見える富士山が、これでもかと思えるほど、映し出されます。
確かにどれも美しいのですが、やはり、ぼくは実物が一番です。

校外学習で来館していた地元の小学生です。
職業柄、どうしても小学生の様子は気になってしまいます。
富士山をバックに記念撮影の予定でしたが、残念ながら、姿を現していません。

小学生の記念撮影の後も、ぼくは、粘り強く富士山の方向を見ていました。
すると、綿あめのように雲が巻き上がっていき、裾野(すその)だけ露(あらわ)になりました。
ぼくが、興奮して
「富士山が、すごいことになってるぞ!」
とO君に叫ぶと、すでにO君はどこかへ行っていました。
その代わり、そばにいた小学生が何人か寄ってきて、
「わーすごい!」
と驚いてくれました。

地元の子どもたちでも興奮するくらいだから、珍しい富士山と雲の状態だったのだと思います。
ぼくは、
「綿あめみたいな富士山だね」
と小学生に言うと、彼らは
「わーい!綿あめ富士見たぞ!」
と言って喜んでいました。

「映像シアター」には、欧米系の人が目立ちました。
斜め前の白髪の妙齢(みょうれい)の女性に、どこから来たか聞いてみると「スウェーデン」と答えてくれました。
「富士山が思うように見れないので、ガイドにここに連れてきたもらった」
ということも教えてくれました。
やはり、この施設は、富士山が顔を出さない時の「代替(だいがえ)」として貴重な存在なのだということが分かりました。
ちなみに、この「映像シアター」は、「天の巻」「宙の巻」「地の巻」の3種類のプログラムがありますが、3種類とも全て見ていたのは、ぼくたちだけでした。
撮影禁止なので写真がないのが残念でしたが、なかなか見事な出来映えでした。

富士山と日本人の精神性についてもスクリーンに映し出されていました。
やはり、富士山は、日本人にとって太古から「心の拠り所」だったのでしょうね。

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~名物・富士宮焼きそば~

世界遺産センターのはす向かいの小さなお店「さの食堂」さんで、名物「富士宮焼きそば」を食べました。

普通の焼きそばと何が違うかというと、桜エビと削り節の粉です。
駿河(するが)湾名物の2つが焼きそばに入れられることによって、風味が「海の幸風」になります。
見た目は、普通ですが、味はやはり名物になるだけのことはあり、美味でした。
一つ難点を言うならば、キャベツの量が多過ぎて、すぐにお腹が減ってしまうということですね。(笑)

クラブツーリズム

~帰路へ~

富士宮市から上越市までなるべく、高速道路を使わずに帰ることにしました。
それほど急いでいるわけでもないし、わざわざ高いお金を払って時間を短縮する必要もないからです。

今回で還暦旅シリーズが終わりです。
四国編20話、富士山編10話にわたり、ご拝読ありがとうございました。

次回からは、「ウズベキスタン・サマルカンドの旅」をご紹介します。
引き続きのお付き合いをよろしくお願いいたします。

(第10話:最終回 終わりです)

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