DAY5:2022年9月10日(土)その1

~やなせたかし記念館~

4泊目は、「やなせたかし記念館」の駐車場で車内泊をしました。
決め事②をまた破りました。
お馴染み「アンパンマン」の作者、やなせたかしさんは、生まれは東京ですが、幼少期をここ高知県香美市で過ごしました。
香美市は、お父さんの生まれ故郷です。
そんな関係でこの地に「記念館」が建てられたそうです。

↑反戦活動家としても有名なやなせさんの有名な本です。
アンパンマンの
「弱い者の味方」
「自分の身を削っても困っている人を助ける」
という理念は、やなせさんの過酷な戦争体験から来ていると言われています。
ほとんど目が見えなくなり、引退を決めていたやなせさんですが、東日本大震災の直後、被災者を勇気づけるために、引き続き、必死にアンパンマンを描き続けた話は、有名ですね。
被災者のみならず、アンパンマンに勇気づけられた人は、多いのではないかと思います。
ぼくは、1度くらいは、そんなやなせさんゆかりの施設を訪れてみたいと思っていました。


朝から、結構、元気ですね(笑)

時間的に館内に入るのは無理でしたが、敷地内のアンパンマン関係のモニュメントなど、早起きして、満喫しました。
外だけでも大満足です。

~O君のリクエストとは、~

「香美市立やなせたかし記念館・アンパンマンミュージアム」(正式名称)を朝早く出発し、向かったのは、高知龍馬空港の脇にある「高知大学」物部キャンパスです。
(上の地図の黄色矢印です)
O君のリクエストとは、高知大学に寄ることです。
娘さんが4月からこの大学に入学していたからです。
どんな所で学んでいるのか、どんな所に住んでいるのか、見てみたかったというのです。
ぼくも一人娘なので、気持ちは痛いほど分かります。
アンパンマンよりO君のリクエスト優先です。

物部キャンパスを車と徒歩で散策した後、次に向かったのが、「高知大学」朝倉キャンパスです。
高知大学は、キャンパスが市街地を挟んで東と西に大きく分かれています。
市街地を車で、ただ通り過ぎるのは、もったいないので、路面電車で向かうことにしました。
上の写真の青色矢印「後免駅」に車を停めて、高知市名物「とさでん(土佐電鉄)」に乗りました。

後免駅です。
運よく無料駐車場が空いていました。

車の旅なのに、「とさでん」に乗れて、ぼくは大満足です。

目的地がどこでも、路面電車は乗っているだけで、ワクワクします。

坂本龍馬さんの生家前に「乙女ねえやん」がいました。

高知大学朝倉キャンパスです。
敷地内をふらブラしたり、学食に入ったりしました。
キャンパスを出た後、大学近くにある娘さんのアパートを探しました。
見つけた時のO君のうれしそうな顔は何とも言えません。
O君に「心残りはないか」訪ねると、「大丈夫」との答えだったので、ようやく、高知市内の観光に入りました。
まずは、JRで高知駅に向かいました。

高知駅の階段です。
高知では、アンパンマンを大事にしていることがよく分かります。

高知駅前では、にぎやかな「よさこい」の音楽が流れています。
「よさこい」は、8月9日~11日と決まっているはずなのに、、、なぜ?
(第10話 終わりです)
(第11話は、「よさこい見学から高知城」です)
