DAY3:2022年9月8日(木)その1
~まずは、一番札所へ~
昨日の2泊目は「阿波史跡公園」でテント泊をしました。
今日は、香川県に入る前に、お遍路さんが巡る「四国八十八か所」の一つくらいは、行きたいということで、「一番札所」に行くことにしました。
一番札所は「霊山寺」です。
運よくこの公園から香川県に向かう途中にあります。

上の地図の赤矢印が宿泊した「阿波史跡公園」で、青矢印が「霊山寺」です。


お遍路さんが見たら、怒り出しそうなくらいの軽装で、すいません。
寺門には、「四国第一番霊場」と掲げてあります。

~死ぬほど食えるか?讃岐うどん~
「霊山寺」から香川県に入りました。
いよいよ、「うどん県」への突入です。
旅の決め事④は、「香川では讃岐うどんを死ぬほど食う」です。
香川県で一体、何杯の讃岐うどんを食べられるのか、わくわくドキドキです。

最初に入ったのが、「まるたけ」です。
最初の地図の黄色矢印の地点にあります。

讃岐うどんの定番「セルフコーナー」です。
ここで、うどんの種類やゆで加減、つゆや麺が熱いのがいいか、冷たいのがいいか、注文します。
そして、左の天ぷらコーナーで所望の天ぷらをとり、会計をします。
だいたいの讃岐うどん店はこのパターンです。

これまた、定番「自家製手打ちうどん」です。
ガラス越しに一生懸命、手打ちする様子が見られます。
一人一人のうどんをこうして丹精(たんせい)込めて打ってくださる姿勢や心意気に頭が下がります。
だから、本場で食べる讃岐うどんは、唸(うな)るほど美味しいのだと思います。

一杯目ということで、豪勢に「アナゴの天ぷら」を乗せた「かけうどんの中(温)」です。
うどん210円の天ぷら120円、合わせて330円だったと思います。
驚くほど、安いですよね。
アナゴの大きさに注目ください。
丼からはみ出てしまっています。

なぜ、本場で食べる「讃岐うどん」はこんなにも旨いのか?
いろいろ、要因が絡み合って、美味につながっていると思いますが、はっきり言って、なぞの一つです。

~讃岐うでん、2杯目~

次に向かったのが、高松市内にある「うどんバカ一代」(最初の地図の緑矢印)です。
超が付くくらいの有名店です。

ちょうど昼時のせいもあって、大行列でした。
訪れる人を観察していると、長い行列を見た時に「どうする?」という「ためらい」が、ないことに気付きました。
どの人も「待つ決意」が感じられ、この店の実力を伺い知ることができました。


ほとんどの人が注文していた「ぶっかけ」の玉子入りです。
卓上に置いてある、専用の出汁醤油を好みに応じてかけ、かき混ぜた後、食します。

満員の店内ですが、地元の人が多いせいか、混乱なくスムーズに流れていました。
とてつもなく美味しかったことは、言うまでもありません。
ここまでは、順調に、行きたい店で「讃岐うどん」を食べることができています。
~予想外の、、、~

ところが、次の3軒目「よしや」(丸亀市)では、予想外の「売り切れ」で食べられませんでした。
ぼくたちは、事前に定休日や営業時間などを調べ、その日その時間に食べられる店を選んで来店しているので、ショックは大きいです。
やはり、有名店では、このようなことが起こるのですね。
~次の店も、、~
気持ちを切り替えて、次のお店に行きました。
「なかむら」です。
この店も、かなりの有名店です。

「臨時休業」でした。
ホームページには、「臨時休業」は出ていなかっただけに、ショックは大きいです。
死ぬほど、食べようと気合を入れて讃岐入りしたのに、、、
今日は、まだ、2軒です。
別の店に行くのか、旅を先に進めるのか、思案のしどころです。
(第5話 終わりです)
(第6話は、「リベンジなるか?」です)
