シリーズ16の4<クロアチア・ザグレブ編>NO3
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DAY11:2023年8月7日(火)その4
~観光地のど真ん中のホテル~

ザグレブ市街地は、大きく3つに区分されています。
南側が「新市街」(地図の青色エリア)。
北側が「旧市街」(地図の緑色と黄色エリア)。
さらに、「旧市街」の東側を「カプトル地区」(地図の緑色エリア)と、
西側を「ゴルニー・グラード地区」(地図の黄色エリア)と呼んでいます。
その丁度、中心にある広場が「イエラチッチ総督広場」(下の地図の赤色エリア)です。
これから4泊するぼくたちのホテルは、その「イエラチッチ広場」のすぐ近くにあります。

ホテルのパンフレットです。
入口は写真の中央にあります。
一見しただけでは、ホテルだということは、分かりにくいです。
旧市街の歴史ある建造物の一角が、ホテルになっています。

当然、エレベーターなどありません。
狭い螺旋(らせん)階段を、重い荷物を持ちながら上がっていきます。

上がり切った正面にぼくたちの部屋があります。

段差だらけの造りです。

ぼくたちの部屋です。
狭いながらも、窮屈(きゅうくつ)で息が詰まるということはありません。
ふかふかというわけにはいきませんが、ベッドは2つあり、シーツも部屋も清潔です。

共同のキッチンです。
使ったら利用者が、きれいにするのが決まりです。
なかなか、守れない人が何人もいて、結構、不愉快な思いをしました。

共同のトイレです。
ここは、ホテルのスタッフが定期的に掃除をしてくれます。

共同のバスルームです。
脱衣所もシャワールームも狭いですが、3500円なので文句はありません。
ここもホテルのスタッフが定期的に掃除をしてくれます。
~ホテルのきまりにびっくり仰天!①~
ホテルのパンフレットに記載されていた注意事項の一部です。
喫煙についての遵守(じゅんしゅ)事項が書いてあります。

英語の表記を翻訳します。
「もし、どんな場合でも(ホテル内で)喫煙をした場合には、
ホテルの予約を取り消し、立ち退きをしてもらいます。
立ち退きは、強制です。
30分以内に出て行ってもらいます。
お金は、返しません」
びっくり仰天のきまりです。
さすがに喫煙に対して厳しくなった日本でも、こんな強気なきまりを明記しているホテルは、聞いたことがありません。
ぼくは、お酒を飲むと、ついつい吸ってしまうタイプなので、気を付けたいと思います。
~ホテルのきまりにびっくり仰天!②~
ホテルに入って、エアコンがあるのに、リモコンがありません。
スタッフに聞いてみると、エアコン使用は、1日約1500円だそうです。
1500円払うと、めでたく、リモコンを手に入れることができます。
いろいろなホテルで泊まってきましたが、このようなきまりも、初めての経験です。
なるほど、不必要にエアコン使用をさせないホテル側の思惑(おもわく)は、理解できます。
なかなか、微妙な値段設定だと思いました。
2でわると750円ですから、暑苦しさを我慢するくらいなら、使ってもいいと思える値段です。
でも、ザグレブは、涼しく、過ごしやすかったせいもありますが、ぼくたちは、1日もリモコンを借りることなく、4泊5日の旅を乗り切ることができました。
暑くて我慢できないという日は、全くありませんでした。
特に、陽が落ちると急激に気温が下がるので、短パン半袖では寒く感じる時があったくらいです。
日本では、当たり前にあるエアコンが、ヨーロッパでは当たり前ではないことが、実感できました。
~とりあえずの洗濯~
ブルガリアの最終日に洗濯をしてから、4日程度経過しています。
そろそろ、小物などの洗濯をしなければと思います。
洗濯をするなら、なるべく早目がいいと考え、夕食に出かける前に脱衣所やキッチンを借りて、軽く済ませました。
でも、きちんとした洗濯(コインランドリーで)は、ザグレブに滞在しているうちに1回はしなければと思っています。

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~夕食へ~
今日の午前10時前には、ザグレブに到着していましたが、いろいろなことをしているうちに、辺りは薄暗くなってしまいました。
遅くなりましたが、夕食を食べに、旧市街西側「ゴルニー・グラード地区」に出かけました。

通りには、外で食事を楽しむ人々で賑わっていました。

外にメニューと値段表が掲示してあるお店があったので、入ってみました。

クロアチア風ケバブ料理だそうです。

肉の切り落としやサラダ、ポテトチップスなどのセットと、ナンのような円形のパン生地を頼みました。
もちろん、ビールも頼みました。

パン生地に包み込んでサンドイッチみたいにして食べるのだそうです。
ビールによく合い、ジューシーで、とてもおいしかったです。
ビールも入れて7.7ユーロです。
約1100円です。
適正価格だと思います。
~ザグレブの夕景・夜景~

陽が傾いてくるにつれて、空の青さが際立ってきました。
夕焼けはオレンジ色という先入観はくずれました。

店前のタープの下は、なぜか、夕暮れの青さのような色になっています。
夕暮れと言っても既に9時過ぎですが、、

空は、青色から群青色(ぐんじょういろ)に変わってきました。
通りの街灯が目立ち始めます。
こんな細い路地にも、パラソルが開いています。

徐々に気温が下がってきて、長袖、長ズボンの人が多くなってきました。

午後10時半頃です。
そろそろ、通りの人の数も減ってきました。
空は完全に真っ黒です。
~スーパーマーケットへ~
朝食を買いにスーパーマーケットに寄りました。
この時間でもまだ、スーパーは、開いているところが多いようです。

ブルガリアのようにヨーグルトなどの乳製品が豊富です。

セルビアのスーパーと違う所は、冷蔵スペースが広いということと、冷蔵スペースには、必ず扉があるということです。

ビールなどのアルコール類も豊富です。
~イエラチッチ広場周辺の夜景~

イエラチッチ広場には、まだ、たくさんの人が行き交(か)っていました。
たくさんの街灯があり、10時過ぎでも、かなり明るいです。

イエラチッチ広場から2,3分歩くとホテル前の通りに出ます。

ホテル前の通りは、賑やかだったイエラチッチ広場とは、大違いです。
人通りが極端に少ないです。

ホテルの前は、ワインショップですが、閉店しています。
明るいのでやっているのかと思いましたが、入口はロックしてありました。
この付近のお店は、どこも閉店しています。
閉店後、シャッターを下ろさないところを見ると、治安は、かなりいいように思われます。

ホテルの入口です。
ちゃんと、ホテル名の表示があります。
この建物に入るために、予めホテルスタッフから教えられた4桁の数字を入力して、鉄格子を開けなければなりません。
さらに、ホテルに入るための玄関にもキーロックがあります。
面倒ですが、セキュリティーは万全です。
明日からは、本格的にザグレブ観光です。
どんな出会いがあるか、ワクワクです。
(第3話、終わりです)
(第4話:「観光初日」です)
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