<広告です>

【Trip.com】で予約

~観光最終日はコインランドリー探し!~

ザグレブに来た初日に、小物の洗濯をしただけなので、洗濯物がたまってきました。
明日は、ハンガリーに向かいます。
このまま、大量の洗濯物を次の都市に持ち込むことは避けたいと思います。
今日の一番の目的は「洗濯」です。
スマホで、コインランドリーを探し、ねらいを「Wash & Go」に定めました。
身のまわりの洗濯物をかき集め、リュックにつめ、出発です。

今日も23℃の気持ちいい朝です。
目的地の「Wash & Go」は、イエラチッチ広場を越えて、トラム通りから少し右の路地に入った所にあります。

ぼくは、おみやげは、あまり買わない方ですが、Sくんは、少し気になるようです。

イエラチッチ広場の周辺をふらブラしながら、お土産物も見ながらコインランドリーに向かいました。
ザグレブ市内観光の主な観光地には、だいたい行けた(工事中で中には入れない所が多かったですが)ので、気分的には余裕です。

お土産物屋さんの脇にあった、ザグレブ市内の立体模型地図です。
旧市街(子どもが乗っかっている側)を見ると、2つに大きく分かれているので、現在のではなく、中世のジオラマのようです。
頑丈(がんじょう)にできているのか、子どもが乗っても大丈夫なようです。

時間に縛られないで「ふらブラ」歩くときは、犬や子どもにどうしても目が行ってしまいます。

朝なので、通りのカフェには、まだ、お客さんはいないようです。
ゆったりと歩いている人が目立ちます。
真夏の服装の人と長袖長ズボンの人の割合は、半々くらいでしょうか。
それくらいザグレブは過ごしやすい気候です。

ザグレブにもありました。
「すしバー」です。
メニューをよく見ると、和食と中華が半々くらいです。
漢字を見ると、日本の漢字ではなく、中国の漢字(簡体字)なので、経営者は、中華系かもしれません。

イエラチッチ広場です。
相変わらずの混みようです。
雲の様子が怪しくなってきました。
もしかしたら、雨が降るかもしれません。

<広告です>

10銘柄50袋入り!【10gコーヒーお試しセット】

~コインランドリーでバタバタ~

目指すコインランドリー「Wash & Go」に着きました。
寄り道のし過ぎで、かなり、遅くの到着になってしまいました。

ぼくは、日本でも、コインランドリーの使用経験がほとんどありません。
戸惑いは、ありましたが、何とかなると思ってしまう性質(たち)です。
コインを入れて、洗剤を入れ、スタートボタンを押せば、勝手に洗濯をしてくれるくらいに軽く考えていました。
その思い込みや過信がいくつかの失敗に繋がることになってしまいます。

中に入ると、いろいろな情報が目に入ってきます。
当たり前ですが、ほとんどが、クロアチア語です。
大事な情報は、英語でも併記してあるので、何とかなりそうな気がします。
読み取れたのは、

①1回の洗濯や乾燥は最大14kgまでできる
②洗濯1回5ユーロ、乾燥15分2ユーロ
③完全に乾かすためには30分必要
④洗濯機も乾燥機もコインを入れなければ動かない

①~③の情報から、9ユーロあれば洗濯が完結することが分かります。
(ぼくとSくんの2人分の洗濯物が14kg以上あるとは思えないので、まとめれば、1回分でできます)

④の情報から、コインが必要なことが分かります。
手元にコインはないので、両替をしなければなりません。

ランドリーの片隅に両替器を発見しました。
ぼくは、
「20ユーロ札を両替すれば、当然、20枚の1ユーロコインが出て来る」
と思い込んでいました。
20ユーロ札(10ユーロ札は持っていなかったので)を投入しようとした時、後ろから、「エー」と言うような声が聞こえましたが、気にせず、迷うことなく、投入しました。
予定通り、20枚のコインがチャリチャリと音を立てて出てきました。
しかし、そのコインを手に取って、まじまじと見ると、何も書いていないつるつるのコインなのです。
どう見ても、1ユーロコインではありません

その様子を見ていたクロアチア人と思われる若い女性が、
「これは、ここでしか使えない専門のコインです。だから、20枚も必要ありません」
と英語で教えてくれました。
ぼくの勝手な思い込みで無駄なお金を使おうことになってしまいました。

でも、まあ、とりあえず、コインをゲットし、洗濯はできるので、洗濯物を両替器の脇のドラムに入れようとしたところ、さっきの女性が、大きな声で
「これは、乾燥機です。洗濯をしたいなら、向こうです」
と教えてくれました。
この女性は、東洋から来たおじさん二人を、さっきからヒヤヒヤしながら、見ていたのかもしれません。
この女性が、親切な人で、さらに、英語が話せる人で本当によかったです。
教えてくれなかったり、何を言っているのか分からなかったりすれば、洗濯をする前に、乾燥させていた可能性があります。
匂いなどを想像すると、ゾッとします。

その女性は、よほど心配だったのか、わざわざ、洗濯機の前まで連れて行って、作業の手順まで教えてくれました。
洗剤は自動的に入るタイプなので、改めて入れる必要がないことも、その女性に教えてもらいました。
本当にいい人に出会えてよかったです。
彼女のおかげで、無事、洗濯が始まりました。

~余分のコインをどうする?~
洗濯が始まってしまえば、40分程度、余裕があります。
手元にある不必要な11ユーロ分のコインをどうにかしなければなりません。
親切にしてくれた女性がまだ、乾燥機のお金を両替していなかったので、お礼の気持ちを込めて、4ユーロ差し上げました。
喜んで受け取ってくれたので、こちらも嬉しかったです。
あと7ユーロです。

頭を冷やすために、一旦外へ出て、考えました。

腹が減っては、いいアイディアが浮かばないので、腹ごしらえもしました。
昨日買っておいたパンをベンチで食べました。

~チャレンジ①~

チャレンジの一つ目は、再両替です。
洗濯用のコインをユーロに再両替してもらえば、全て解決です。
コインランドリーの事務所を探し出し、行ってみました。

ノーリードの犬の脇にいる女性が、事務所の職員です。
タバコを吸うために丁度、外に出てきたところです。
「間違った両替をしたので、コインをユーロに再両替してほしい」
とお願いしてみました。
「NO」の一言です。秒殺です。
なぜだめなのか粘って聞いてみようとしましたが、英語がほとんど通じません。
ほぼ全てが、クロアチア語です。

だから、スマホの翻訳アプリの音声入力を使おうと考えました。
しかし、事務の女性の口元にスマホを当てようとすると、なぜか、脇にいたシェパード(大型犬)が「ウー!」と牙(犬歯)を出して、ぼくを威嚇(いかく)してきました。
ぼくが、その女性に良からぬことをしようとしていると勘違いしているようです。
ぼくは、犬の扱いにはなれていると自負していますが、目の前でノーリードのシェパードに牙を出されて威嚇されると、正直、ビビります。
何回かトライしましたが、シェパードは、忠実にもその都度、威嚇してくるので、諦(あきら)めざるをえませんでした。
ある意味、立派な番犬として存在しているようです。

ぼくたちは、仕方なく、別の手段を考えることにしました。

~チャレンジ②~

次のチャレンジは、これから、洗濯に来る人にコインを買い取ってもらうことです。
英語ができる人ばかりではないので、スマホアプリで、上のようなクロアチア語を見せ、何人かに交渉しました。
4,5人に交渉したでしょうか。
若い女性の2人組に、7枚のコインを5ユーロで買い取ってもらうことに成功しました。
まあ、いくらかは、損をしていますが、まるまる損をするよりは、ましなので、一応満足のいく結果だと思います。

~無事、洗濯完了!~

乾燥機で2回分、回しています。

なんだかんだ、いろいろやらかしましたが、無事、乾燥まで終了しました。
それぞれの洗濯物を分け、適当にたたんで、ホテルに帰ります。

(第11話、終わりです)

(第12話:最終話「ハンガリー・ブダペストへです)

「あきらのふらブラ旅」メニューページへ

<広告です>

途上国の子どもたちの1対1の支援プログラム

<広告です>

電気代高騰による影響を軽減【ソーラーパネル】