シリーズ16の1<トルコ・イスタンブル編>NO8
DAY4:2023年7月30日(日)その2
~フェリーに乗ってアジア地区へ~

ホテルのおかみさんから平和交流活動に参加してもらうことができ、気持ちよく一日が始まりました。
今日は、イスタンブル観光最終日なので、フェリーに乗ったり、ガラタ橋に行ったり、サバサンドを食べたり、イスティクラール通りを歩いたり、、、という計画です。
まずは、フェリーに乗ってアジアサイドへ行こうと思います。

まずは、緑色で表してあるトラム(M1)でフェリー埠頭のある「エミノニュ」に行きます。
「エミノニュ」には、たくさんの埠頭があり、行き先ごとに乗り場が違うので、間違いないようにしなくてはいけません。

エミノニュ周辺には、7つの桟橋があるので、なかなか目的地へ行く桟橋が見つけにくいので注意が必要です。
ガタラ橋の方から3つ目の桟橋「エヴリヤ・チェレビー桟橋」から紫色の路線で、アジアサイドの「カドキョイ」に向かいます。

フェリーも「イスタンブール交通カード」が使えるので、乗り降りが簡単です。

青空の中、出航です。

カドキョイ行きは、便数が多いので、比較的、空いていました。
~のどかな雰囲気、アジアサイド~

アジアサイド一繁華な地区、カドキョイに着きました。
繁華な地区と言っても、やはり、前回同様、ヨーロッパサイドとは違い、のんびりとした雰囲気が味わえます。
アジア地区に来ると、上のような、のどかな光景がたくさん見られます。
老夫婦が、日傘をさしながら、釣りをしています。
日傘が1本、釣り竿も1本です。


犬たちものんびりしています。
「暑い中、昼寝しか、することはないよ」とでも言っているようです。

今、乗ってきたフェリーを見送っているぼくです。
34℃の炎天下ですが、海風は、結構、心地よかったので、海を見ながら、ぼくも一休みです。
~レトロなトラム~

カドキョイのトラムです。
前回来たとき同様、レトロなトラムしか走っていません。
カドキョイの街を循環しています。

古い車両のせいか、車内にはエアコンがありません。
車両に風を入れるための苦肉の策(柵?)です。

運転手には、かわいい扇風機が備え付けられています。
~安い!旨い!早い!アジアサイドの食堂~

今日の昼食です。
ヨーロッパサイドでは、ほとんどなくなってしまった「見て選べるトルコ料理店」です。
ぼくの大好きなタイプの料理店です。
見て選べるから気を使わなくていいし、見ているだけでも楽しいです。
まだこのようなタイプのお店があったので、アジアサイドに来てよかったです。


店の前にメニューと値段が明示されているのもいいですよね。
(トルコ語は、ほとんど読めませんが、、)
ほとんどが、30~50トルコリラ(約200円~350円)と値段も庶民的です。

店内は、思ったより奥行きがあり、品数も豊富でした。

ぼくは、写真のような3品を注文しました。
3品ですが、1品の量が多いので、食べきれるか心配です。
3品で700円くらいでした。

「一人一研究」で麺や米料理について調べるみたいなことを宣言してしまっているので、麺や米料理の注文は必須です。
この麺料理は、よく見ると、中が空洞で日本的に言う「マカロニ」を長くしたみたいな麺です。
塩味とオイスターソース味がして薄味で見た目より、結構おいしかったです。

食べきれず、テイクアウトをお願いしたところ、きちんとした容器に入れてくれました。
そして、後でよく見ると、米よりも麦の方が多い料理でした。
「ピラウ」と店員さんは呼んでいました。
「ピラフ」の起源だという話です。
(第8話、終わりです)
(第9話は、「またしても、思いこみで、トラブルに」です)