シリーズ16の1<トルコ・イスタンブル編>NO6
DAY3:2023年7月29日(土)その6
~「グランドバザール」へ~
地下宮殿から出てきた時には、既に夕方になっていました。
今日の観光は、あと1ヵ所です。
そう思っていたところに、地下宮殿の出口付近で待ち構えていたのは、日本語ペラペラのトルコ人でした。
気さくに声をかけてきました。
話がおもしろく、ついつい心を許してしまいます。
10分くらい立ち話をしてしまいました。
最終的には「この近くでお土産物屋をやっているので見て来てくれ」というキャッチセールスでした。
「疑惑のじゅうたん詐欺」や「ぼったくりバー連れ込まれ」など前回のイスタンブル旅では、かなりいろいろ、やらかしているぼくなので、今回はこの手の誘いには、なるべく乗らないようにしています。
(詳細は、本ブログ:シリーズ1で紹介されています。クリックし、ぜひご覧ください)
でも、このキャッチセールスのトルコ人から、一つだけ、耳寄りの情報を得ることができました。
「グランドバザールは、日曜休み」だということです。
明日は、日曜日です。
ぼくたちにとって、明日はイスタンブル最後の観光日です。
ということは、Sくんが、かなり行きたがっていた「グランドバザール」に行けないことになってしまいます。
明日行こうと思っていたグランドバザールですが、これから行くしかありません。

グランドバザールは、イスタンブルにいくつかあるバザールの中で最も大規模な市場です。
中近東最大級とも言われています。
買い物をするというより、観光地としての目玉の一つにもなっています。
上の地図を見てもお分かりいただけると思いますが、20を超える出入口があり、店の数も4000軒を超えるのではないかと言われています。
一たび入り込んだら、なかなか同じ出入口を見つけることはできないと言われている巨大なバザールです。

明日が休みとあって、夕方になってもかなりの人混みです。

乾物屋さんでしょうか。

スパイスも見たこともないほどの種類が売られています。

遠目には、ケーキ屋さんかと思いましたが、チーズ屋さんです。
白いのは、クリームではなく、巨大なチーズです。
こんな巨大なチーズの固まりは、日本では考えられませんね。

食料品ばかりではなく、衣類や宝飾品、お土産物など、およそ、ない物がないほどです。
19時に閉所ということで、迷うほど「ふらブラ」はできませんでしたが、Sくんは、初めてのグランドバザールの雰囲気は、しっかりと味わえたようです。
~ケバブ屋さんで夕食~

今日の夕食は、「ドネルケバブ」です。
ホテルの近くの地元の人たちでにぎわう小さなお店で食べました。
ちょうど肉の交換のタイミングだったので、切り落としている肉の塊は小さくて貧相ですが、トルコ名物「ドネルケバブ」に変わりはありません。。

メニューです。
値段が、黒いマジックペンで何度も消されています。
トルコリラ暴落を受けて、物価の変動が激しいことが伺(うかが)えます。

中身がよく見えないですが、肉と野菜が結構たっぷり入っていて、美味しかったです。
350円くらいだったと思います。

地元民の多いイスラム系のトルコ料理店には、アルコール類は置いていません。
近くのスーパーで買ってきたトルコビール?を持ちこみで飲みましたが、何も言われませんでした。
この「ツボルグビール」は、泡が柔らかく、味の濃いおいしいビールです。
1本200円くらいでした。
イスラム国家トルコでは、やはり、アルコール類は少し高めです。
*前回は、アルコール類の購入に苦労しましたが、今回は、それほど苦労しませんでした。
イスラム国家なのに不思議ですが、地元民しか行かないような、ホテルの近くの普通のスーパーに普通に売っていました。
~あきらめたブログの更新~
ホテルに帰った後、今日も、ブログの更新のために「一頑張り」です。
しかしながら、何度試しても、パソコンの画面には、
「Forbidden」
が出続けます。
理由をいろいろなサイトで調べました。







ああでもない、こうでもないと悪戦苦闘の繰り返しです。
VPNをつないでも、症状は治りません。
深夜になってしまいました。
お手上げです。
イライラとストレスは募るばかりです。
こんなことを、毎日繰り返すのかと思うと、旅自体を楽しむことができないことに気付き、ブログは、諦めることにしました。
旅に来ているのだから、「旅が主で、ブログが主ではない」と自分に言い聞かせて、ブログのことは、忘れることにしました。
気持ちが一気に楽になったことは言うまでもありません。
(第6話、終わりです)
(第7話は、「どうする?平和交流活動」です)