シリーズ16の1<トルコ・イスタンブル編>NO5

DAY3:2023年7月29日(土)その5

~名物「トルコアイス」のパーフォーマンス~

トルコと言えば、日本人には「トルコアイス」ですよね。
イスタンブルでも、パフォーマンスをしながらの「トルコアイス屋さん」に出合いました。

カップを取ろうとすると、カップをくるりと回転させられ、とれなくて、びっくりしている女性です。

次の男性客には、普通にアイスを渡そうとしていますが、、

手渡した瞬間、中身だけ抜き取るというパフォーマンスです。

アイスが食べたいというより、パフォーマンスを体験したいという人の方が多いようです。
周囲の人にも注目ください。
パフォーマンスの様子を撮影している人がたくさんいますね。
みんなを笑顔にする、こんなパフォーマンスは、何度見ても楽しいですね。

*静止画ではなかなか、面白さが伝わりませんね。
インスタグラムで動画をアップしています。

宮田彰(@akira_furabura) • Instagram写真と動画

よろしかったら、ご覧ください。

「やはり、高かった!地下宮殿の入場料」

「地下宮殿」の入口です。
ここにもたくさんの観光客が列を作っていました。
でも、アヤソフィアの比ではないので、入ることにしました。
ぼくは、前回も観光しましたが、もう一度入ってもいいと思うくらい「地下宮殿」は、気に入っています。

ドキドキしながら入場券を買いました。
350トルコリラでした。
1トルコリラ4.4円で計算すると1540円です。
しかし、実際の両替レートの6.6円だと2310円です。

5年前は、上の「地球の歩き方」にあるように、20トルコリラです。
当時のレートで計算すると約800円です。
やはり、2~3倍に上がっていることがお分かりいただけます。

また、愚痴っぽくなってきたので、愚痴はこれくらいにして、「地下宮殿」の説明をさせてください。

「地下宮殿」は、ローマ帝国によって4C~6Cにかけて造られたものです。
イスタンブル(当時はコンスタンチノーブル)市民に水を供給する巨大な貯水タンクです。(「地下宮殿」と呼ばれていますが、宮殿ではなく地下にある貯水タンクです)
人間は、生きていく上で水は欠くことのできない物です。
そんな重要な水を供給するために、イスタンブルでは既に4Cには地下に巨大な貯水タンクがあったのです。
イスタンブル市内ど真ん中に築かれたこの貯水タンクは、縦140m、横70m、高さ8mもの大きさです。
そして、その広大な面積を336本ものコリント様式の柱で支えています。

現在でも、ほとんどの柱が少しの修復のみで、しっかりと地面を支えています。
当時の土木技術の高さに、ただただ驚嘆です。

足元をご覧ください。
今でも、実際に、水が蓄えられていることが分かります。
1500年前の建造物が「今なお現役」ということに驚かされます。

こんなふうに、ライトアップすると確かに見栄えはいいですが、ぼくは、そんなことをする必要は余り感じません。
「存在」そのものが、素晴らしいからです。

宮殿の奥にある、有名な「メドゥーサの顔」です。
2体あるうちの横向きの1体です。

逆さまの方の「メドゥーサの顔」です。

ギリシャ神話で有名な「メドゥーサ」が、1500年もの間、歯を食いしばって、この「宮殿(市民の水瓶)」を守ってきた姿が想像できますね。
大変お疲れ様です!

(第5話、終わりです)

(第6話は、「グランドバザール」と「あきらめたブログ」です)

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