シリーズ16の1<トルコ・イスタンブル編>NO11:最終話

DAY4:2023年7月30日(日)その5

~イスティクラール通りから帰路に~

「イスティクラール通り」で火災現場に出合い、野次馬に混じり、ぼくたちも30分くらい野次馬になっていました。
そろそろ、ホテルに向かって帰路に就こうと思います。

火災現場は、緑色の「イスティクラール通り」の真ん中くらいの地点だったと思います。
「イスティクラール通り」の終点までは、まだまだ、かなり歩かなくてはいけません。

途中、暑くて、休憩のために立ち寄った教会です。

名前も分からない教会ですが、中は綺麗で、涼しくて、非常に居心地がよかったです。
何といっても、入場無料がうれしかったです。
ぼくたちは、この経験に味をしめて、この旅で、他の街でも、歩き疲れると無名の教会に立ち寄り休憩することにしました。

~ヨーロッパで最も古い地下鉄~

ようやく、「イスティクラール通り」の南端「テュネル駅」に着きました。

テュネル駅からガラタ橋に戻るため、「テュネル」という地下鉄に乗りました。
何ということはない地下鉄ですが、この地下鉄は、ヨーロッパで一番古い地下鉄らしいのです。
1875年に造られたというから、148年も前にできた地下鉄です。
パリの地下鉄の試作のために造られたという話です。
乗っている時間は、ほんの5分程度でしたが、ヨーロッパ最古とか言われると、何だか、ありがたい気分になります。
もちろん、車両は、当時のものではなく、かなり新しいものですが、、

~イスタンブル最後の夜~

海外旅行の最後の夜というと、豪華ディナーとか、夜景クルーズとかを思い浮かべる人もいるかと思いますが、ぼくたちは、全く違います。
早目にホテルに戻り、しっかりと荷造りを行い、飲酒はほどほどにする、という掟(おきて)を定めました。

要するに、朝、起きてからバタバタ支度をするのは、やめようということです。
これが、定年おやじの経験です。
飲み過ぎて、寝坊して、バスに乗り遅れたら、旅が断線します。

Sくんとも、思い起こせば、6,7年前。
新潟県の、とある温泉で飲み過ぎて二日酔いになり、次の日のゴルフが、気持ち悪くて、プレーできなかったという苦い経験があります。
こういった負の経験を生かさなければ「定年おやじ」とは言いません。
「定年おやじ」は、体力は衰えていますが、失敗経験は豊富です。
(自慢にもなりませんが、、)

ちなみに、この日の夕食は、Sくんは、ガラタ橋で買った「サバサンド」。
ぼくにいたっては、朝ホテルから持って行ったパンと昼食の余り「ピラウ」です。
最も質素で粗末な夕食でした。(笑)

DAY5:2023年7月31日(月)その1

~ブルガリア・ソフィアへ~

いよいよ、ソフィアへの移動日です。
どんな計画で何を考えていたのか思い出すために、旅メモを載せます。

<「事前計画メモ」から>
0745:ホテル発
0750:M1A(地下鉄)アクサライ駅
0810:オトガル駅着
0815:バス乗り場着(出発20分前には、いた方がいい)
0900:ソフィア行バス発(SOFYA)
1800:ソフィア着(時差-1H)

・イスタンブルカードの残金が大量にあったら、清算する。
・両替所があったら、余ったTLをBGN(ブルガリアレフ)へ両替。
・BGNが少額なら、40ユーロ(6000円)程度BGNに両替を
・BGNは、とりあえずブルガリア入国後のトイレ代と昼食代、地下鉄代位あればOK。

こんな計画でソフィアまでの流れを考えていたようです。

お金について、かなり、心配していたようです。
トルコは、観光施設の入場料が目玉が飛び出るほど高過ぎたので、トルコリラが大量に余るといことは、ありませんでした。

最後の地下鉄の乗車は「イスタンブル交通カード」のチャージがまだ残っていたので心配はいりませんでした。

「イスタンブル交通カード」は、プリペイド式で必要な額をチャージすればいいので、とても便利でした。
ちなみに、このブログをお読みの方は「物価が高いトルコ」という印象を強く持ったと思いますが、地下鉄やトラムなどの公共交通機関の物価は比較的安いと思いました。
やはり、自国民に直結する価格については、高くはできないのでしょうね。
日本円で1000円程度チャージするとトラムや地下鉄、フェリーなど値段を気にせず「乗り放題気分」でした。

*ついでにもう一つ。
水も極端に安かったです。
観光客が出入りしないようなスーパーや屋台では500mlで25円程度です。
食料品も同じほぼ傾向です。
とにかく、トルコで「節約旅」をするなら、観光客が出入りしないようなローカルなお店で買い物をすることですね。

話が脱線しました。
元に戻します。

~いよいよ出発!8時間のバスの旅~

イスタンブル→ソフィア間は約550kmです。
日本的に考えると、東京→青森間が600kmくらいですから、かなりの距離ですね。

トルコもブルガリアも「シェンゲン協定」の加盟国ではないので、国境を通過するのに「出国審査」や「入国審査」という面倒な手続きをしなければいけません。
(ちなみに、「シェンゲン協定」とは、ヨーロッパの協定国同士なら、国境審査なしで国境を越えることを許可する協定のことです)
その手続き時間を差し引いても7時間はバスに乗っていることになります。

トルコ2日目に訪れた「オトガル」です。
ソフィア行きのバスチケットを買うために訪れた所です。
長距離バスターミナルにもなっています。
ソフィア行きのバスもここから出ます。

ぼくたちが乗るバスです。
他にも何台ものバスが停まっているので、しっかりと確認が必要です。

運転手にパスポートとチケットを見せ、バスの腹にスーツケースを積み込み、自分の座席を確認したら乗車準備終了です。

バスの車内です。
出発までに、もう少し乗客は増えましたが、ぎゅうぎゅう詰めではなく、程よい乗車人数でした。
シートも座り心地がよかったです。

完全に睡眠モードです。
恥ずかしいので、あまりお見せしたくない写真ですが、車内の過ごし方が、この一枚で、お分かりいただけると思ったので、あえて載せました。
炎天下での観光は、定年おやじには結構、疲労がたまるので、移動のバス内では、余計なことはせず、十分睡眠をとり、疲労回復に努めます。
くわえて、まだまだ、コロナも油断できないので、周りからは不審がられても、マスクは外せません。

~あっという間に、国境に~

田園風景の中、3時間くらい居眠りしていたら、「降りろ」という声が聞こえて、バスから降ろされました。

12時頃だと思います。
トルコを出国するための「出国審査」が始まります。

一人一人が、審査官にパスポートを見せるタイプの出国審査です。
当たり前ですが、バスの乗客全員が終わるまでバスは出発できません。

トルコの出国スタンプです。
特別何事もなく出国が認められました。

~ブルガリアの入国審査へ~

全員の出国審査が終わり、再度バスに乗り込みました。
12時半頃だと思います。
のろのろと、5分くらいバスで走るとブルガリアへの入国審査場に着きました。
(国境には、「緩衝(かんしょう)地帯」があるからです)

入国審査ゲートは、大渋滞です。

バス専用レーンからいよいよブルガリアの入国審査場へ向かいます。

(第11話、終わりです)

今回で、シリーズ16の1<トルコ・イスタンブル編>が終了です。
「一人一研究」など伝えきれなかった情報も多々ありますが、機会を見つけて、紹介したいと思います。

次回からは、シリーズ16の2<ブルガリア・ソフィア編>を紹介します。

到着当日からトラブルの連続で、
あるべきトラムがなかったり、
デモに巻き込まれたり、
なかなか泊まるマンションが発見できなかったり、
着く時間が遅くなりマンションの貸し部屋オーナーに迷惑をかけたり、
など、初日からドタバタのソフィアでした。
引き続き、苦笑しながら、お読みいただければと思います。

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<連絡>
明日(10月6日)から青森県の恐山を目指して、野宿旅をしてきます。
SくんとOくんと3人の野宿旅です。
このメンバー3人での野宿旅は、30年ぶりになります。
旅の様子は、後日、このブログで紹介したいと思います。
そのような理由で、10月10日までブログの更新ができません。

野宿旅から戻って来たら「シリーズ16の2」(ブルガリア・ソフィア編)をスタートしたいと思います。
よろしくお願いいたします。