シリーズ16の3<セルビア・ベオグラード編>NO10(最終話)

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DAY11:2023年8月7日(火)その1

タクシー乗っ取り?事件

早朝からトラブルが発生しました。
ぼくたちは、計画通り、4時に起き、身支度を整え、5時丁度にホテルを出ました。
ホテル前の道路にはタクシーが停まっていました。
当然、ぼくたちが予約したタクシーに違いありません。
しかし、よく見ると、ヨーロッパ系の男女2人組が、今まさに、そのタクシーに乗り込もうとしています。
ぼくは、「やばい!」と思って全力で駆け寄りました。

以下、やり取りの概略です。
宮:「待った!それは、ぼくたちの予約したタクシーだ!」
ヨ:「そんなことはない。ぼくたちは5時にタクシーを予約した」
宮:「ぼくたちも5時に予約した」
ヨ:「それなら、もう少ししたら、もう1台来るはずだ。それに乗ればいい」
と、乗り込んで行こうとしました。
ぼくは、タクシーを乗っ取られた感じがして、少し頭に来たので、
宮:「もう一台、タクシーが来るまで、もう少し待ってくれ」
と、言って出発を待ってもらいました。
早朝なので、タクシーは容易には拾えないと思ったのも理由の一つです。

5分くらい待っても、もう一台のタクシーは来ません。
その後、運転手をまじえて、誰からの予約なのか確認したりしましたが、はっきりとは、しません。
行き先が同じなので、4人で1台のタクシーに乗り、空港に向かうという案も出ましたが、互いの荷物が多過ぎてうまく乗りこめません。
時間だけが経過します。
4人とも飛行機の時間に遅れることはできないので、ぼくとヨーロッパ系の男性は、タクシーを拾う役割を、ヨーロッパ系の女性は、電話でタクシーを呼ぶ役割を、Sくんは荷物管理を、それぞれ分担して対応しました。

結果的には、偶然流していた、タクシーを拾うことができ、事なきを得ました。
その頃には、ぼくたち4人は、何だか戦友のような気持ちになっていました。
別れ際に握手をして、お互いのこれからの旅の安全を祈ってお別れをしました。
最初は、テンパって、かなり慌てていたぼくですが、別れ際には、さわやかな気持ちになっていました。
今では、いい思い出です。

~空港到着!~

2日目にチケットを買いに来た「二コラ・テスラ空港」です。
朝で道路が空いていたせいか、20分くらいで到着しました。
予想外の早さです。
2日前、バスで来た時、なぜあんなに時間がかかったのか不思議なくらい近く感じました。

さすがに、国際空港です。
朝から、世界各地に飛んでいます。

~空港両替所でも両替不可!2枚のお札~

空港両替所ならユーロに替えてもらえるかと思いましたが、やはりだめでした。
この2枚のお札は、買い物も両替もできませんでした。
そんなお金が世の中にあっていいものでしょうか。
結局、ぼくは、この2枚を捨てるに捨てられず、日本に持ち帰ることになったのです。
セルビアの唯一のおみやげです。(泣)

~空港内は、大混乱!~

チェックインカウンターは、大渋滞です。
理由は簡単です。
便ごとの窓口になっていないからです。
各会社ごとの窓口なので、係員は、大変です。
どの便の乗客が来るか分からないから、発券事務が手間取るに決まっています。
そのうち、列の後ろの方で、「早くしろ!乗り遅れる」という大声がすると、その人たちを先頭に回すものだから、時間に余裕を持って先に並んでいた人たちは、いくら待っても、自分の順番が来ません。
そのうち後回しにされたお客さんからもクレームが沸き起こります。
大混乱です。
でも、これが日常的な出来事に違いありません。
空港職員は、誰も慌てていません。
入国審査の時にも感じましたが、この空港でも、お客さんの立場に立った運営がされていないと感じました。
(お客さんという意識がないのかもしれませんが、、)
セルビアに日本人を派遣して「工夫・改善」の理念を植え付けた方がいいよなと、素人のぼくでも思ったくらいです。

このスーツケースマークのカウンターが非常に多いですが、ここには、誰が並ぶのか、最後まで分からなかったです。
これも渋滞の一つの原因かもしれません。

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~いよいよ、セルビア脱出!~

なかなか、進まないチェックインカウンターでしたが、ギリギリ遅れることなく、飛行機に乗れそうです。

ぼくたちの乗る飛行機は、LCCの安い便なので、バスでかなり遠くまで連れていかれました。
途中、激しい急ブレーキがかけられて、倒れる乗客がいたほどです。
ぼくも荷物に指を擦って、傷を負ってしまいました。
それでも、何が起きたのかとか、すいませんでしたのアナウンスもありません。
いい意味でも、悪い意味でも、それがセルビアです。

国際便では珍しい、プロペラ式のジェット機です。
気にしても仕方ありませんが、主翼の薄さが気になります。
無事、クロアチア・ザグレブまで飛んでほしいです。

入口も妙に狭いです。
体の大きいヨーロッパの人たちは、窮屈そうです。

2列2列のバスのような飛行機です。

機内食など期待しなくてよかったです。
機内で出されたお菓子と水です。
これが全てです。
ぼくたちは、しっかり朝飯を食べてきてよかったです。

飛び立ってからしばらくすると、昨日、カレメグダン公園で見た、サバ川が見えてきました。
セルビアからようやく脱出できるかと思うと、うれしい気持ちが大きい反面、なぜか、妙に感傷的になってしまいました。
「なんて国だ!」
と、何度も叫びましたが、なぜか憎めない面白い国だったと思います。

37℃の炎天下から始まり、
バスチケットが買えなかったり、
窓口をたらいまわしにされたり、
あると思った列車がなかったり、
使えないお札をつかまされたり、
悲惨な出来事が多かったですが、妙にフレンドリーなセルビア人の屈託ない笑顔に癒されたのは間違いない事実です。

(第10話:最終話 終わりです)

今回でシリーズ16の3:セルビア・ベオグラード編は終わりです。
次回からは、シリーズ16の4:クロアチア・ザグレブ編になります。
もともと、同じ国だったとは思えないほど、セルビアとの違いにびっくり仰天した国、クロアチア。
是非、お楽しみに!

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