シリーズ16の7<チェコ・プラハ編>NO8
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DAY25:2023年8月20日(日)その5
念願の「レノンウォール」に大満足しました。

「レノン・ウォール」から「カレル橋」に向かう途中、休憩場所を探しています。

「カレル橋」に向かう途中に「ウオール・パブ」というパブの通りがありました。
おそらく「レノン・ウォール」への観光客相手のパブの通りだと思います。

その中から「イエロー・サブマリン」といういかにもビートルズに所縁(ゆかり)のありそうなパブを選びました。
店先にイエローのサブマリン(潜水艦:せんすいかん)が吊り下げられています。
ちなみに、ビートルズの「イエローサブマリン」という曲はレノンさんとマッカートニーさんの作品ですが、ボーカルは、リンゴスターさんです。
リンゴさんのボーカル曲はそれほど多くないですが、その中でも、この「イエローサブマリン」は最も有名な曲だと思います。
「理想の海が見つかるまで、ぼくたちは、波の下の黄色い潜水艦の中で暮らしてるのさ」という感じの曲だったと思います。
ぼくも大好きな曲です。

ここで飲んだビールは、チェコで飲んだビールの中で、というより、この旅の中で最もうまかったです。
冷た過ぎず温(ぬ)る過ぎない温度、細かでクリーミーな泡、柔らかなのどごし、ほどよいホップの香り、苦味甘味渋味のバランスなどうまい要因を挙げればきりがありません。
上手に表現できませんが、とにかく、「ピカイチ」です。
さすが、ビールの国だなあと心から実感しました。

あまりにも美味すぎて、違う種類のビールを3杯も飲んでしまい、結構、いい気持ちになってしまいました。
まだまだ、飲んでいたかった気がしますが、酔っぱらうと、その後の旅が滞(とどこお)ってしまうので、意を決して、出発しました。
~カレル橋へ~

目の前の石造りのドームをくぐるとブルタバ川にかかる「カレル橋」です。

カレル橋は、ブルタバ川にかかる現存する橋の中で最も歴史ある橋です。
~「ブルタバ川」?「モルダウ川」?~
ちなみに、「ブルタバ川」という呼び方はチェコ語、「モルダウ川」という呼び方は、ドイツ語です。
ぼくたち外国人は、どちらでもいいんじゃないかと考えがちですが、チェコ人にとっては「ブルタバ川」と呼んでほしいそうです。
(このブログでは、もちろん「ブルタバ川」という表記にします)
特に、スメタナさんの交響詩「わが祖国より モルダウ」を言う時にはモルダウと言わずにブルタバとチェコ語で読んでほしいようです。
日本人的には、学校で「モルダウ川の流れに」で習っています。
だから、なかなか、修正するのは大変ですが、チェコ人にとっては、「我が祖国」の曲の一部なので、特にチェコ語で読んでほしいようです。
特に当時ハプスブルグ家の支配下にあり、「チェコをチェコ人の国ではなくしてしまおう」とされていた時代だったので、なおさらだと思います。
そのあたりの歴史的な背景は、またあとで、スメタナさんの銅像の所で紹介させてください。
~カレル橋での出会い~

先回、紹介した「カレル4世」の名前から付けられた「カレル橋」です。

カレル橋の床面はレンガ状の石畳です。
橋の南サイドにはお土産物屋さんが軒(のき)を連ねています。

両脇には、聖人たちの像が規則正しい間隔で並び立っています。

振り返ると、右上には、さっきまでぼくたちがいた「プラハ城」が見えます。

「ブルタバ川」には、観光船や浚渫(しゅんせつ)船などさまざまな船が航行しています。
日本の川と違い、流れは穏やかです。
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~カレル橋の聖人像~
カレル橋の上には「30人の聖人像」が建てられています。
全て紹介するわけにはいかないので、気になる方、数人を紹介します。

ぼくたち日本人にもお馴染み「フランシスコ・ザビエル」さんの像です。
左手に十字架を掲げ、いかにも「キリスト布教活動の重鎮(じゅうちん)」といった貫禄(かんろく)があります。

しかし、やはり気になるのが、ザビエルさんを下で支えているアジア系と思われる人々です。
確かにザビエルさんは、日本やインドなどアジアで布教活動をしたことは有名ですが、この像は、何かアジア人を虐(しいた)げているような印象を与えます。
そんな印象を持つのは、ぼくだけでしょうか?
もしそうだとしたこの像に「喝(かつ)!」ですね。
(どこかのテレビ番組の真似ではありませんが、、)

磔(はりつけ)にされているキリストさんです。
よく見ると、十字架とキリストさんだけブロンズ製です。
ちなみに、向かって左側がマリアさん、右側がヨハネさんです。
なぜだか分かりませんが、この像の付近にはぐったりとした若者たちが多いのが気になりました。
お祈りしているようには見えませんよね。

ぼくたち仏教徒にはあまり馴染みがありませんが、この方は「ヤン・ネポムツキー」さんです。
チェコで最も人気のある聖人だということです。
チェコ出身者唯一のローマカトリック聖人の一人です。
この当時のチェコ(ボヘミア)では最高のキャリアにもかかわらず、大司教と国王との権力争いに巻き込まれ、国王と対立することになります。
その結果、捕らえられ、拷問を受け、落命し、カレル橋からブルタバ川に落とされてしまいます。
その後、名誉を回復され、投げ込まれた地点に像が建てられました。
その生涯から、台座を撫でると「今がダメでもそのうち幸福が訪れる」という評判が立ち、訪れる人の多くが台座を撫でていくようになったと言われています。
台座のピカピカに色が変わっている部分は、撫でられ過ぎたためだと思います。
ぼくも一応、犬の方を撫でてみましたが、幸福は訪れるのでしょうか?
~柴犬との出会いにほっこり!~

何ということでしょう!
(リフォームのテレビ番組の真似ではありませんが、、)
柴犬が橋の上にいるではありませんか。
今回の旅で初の柴犬との対面です。
散歩途中の飼い主の女性が、柴犬にびっくりしているぼくに気付いて声をかけてきました。
「あなた柴犬好きなの?」
「犬の中で柴犬が一番好きです」
「飼ってるの?」
「日本で柴犬を飼っています。黒い柴犬です。以前は、このワンちゃんと同じ赤柴を飼っていました。2年前に17才で死んでしまいましたが、このワンちゃんとそっくりな顔をしていました」
「おー!それは懐かしいね。たくさん撫でてくださいね」
「ありがとう。それはうれしいです」
「黒い柴犬は珍しいね。日本はたくさん柴犬いるんでしょ?」
「そんなに多くはないけど、外国よりももちろん多いです。チェコでは柴犬は?」
「飼っているのはわたしだけよ(笑)」
「冗談ですよね?(笑)」
「もちろん冗談よ(笑)でもそれくらい珍しいわ(笑)」
お互いたどたどしい英語だったので、会話がよく続きました。
異国での滅多にできない柴犬談義でした。

混じりっ気なしの柴犬のように見えます。
以前ぼくの家で飼っていたコロンという赤柴にそっくりな顔をしています。
チェコで生まれ変わったのかと勘違いしそうなくらい良く似ています。
(コロンのことを紹介したシリーズが本ブログにありますので、まだお読みでない方はこちらをクリックしてください)

あまりにも、飼い主の女性と楽しそうにしていたものだから、威嚇(いかく)寸前です。

でも、柴犬に日本語で話しかけてあげると、気分を直して笑顔になりました。
「きみも日本がルーツだろ。ぼくも日本人だよ」
意味が分かったかどうか分かりませんが、尻尾を振り始めました。

体を撫でても嫌がらなくなってきました。
さよならする時も笑顔でした。
飼い主の女性には
「楽しい一時(ひととき)をありがとう!」
とお礼を言いました。
「わたしも楽しかったわ。わたしも今度、黒い柴犬を飼ってみたいわ。それでは、よい旅を!」
と言ってくれました。
~余計なお世話3連発~

<余計なお世話①>
アベックでの似顔絵はあまり見かけませんが、サンプル画を見ると、結構この絵描きさんは、苦にしないようです。
気になるのは料金です。
一人分なのでしょうか?
二人分なのでしょうか?
ぼくが絵描きなら2人分でもらいたいです。
1枚いくらだと5人10人でリクエストが来たら大変ですよね?
余計なお世話でした。

<余計なお世話②>
これくらいの子どもは、照れてなかなかモデルになりたがらないと思いますが、この子はなかなか真剣です。
おじいちゃんかおばあちゃんにお小遣いでももらっているのでしょうか?
それとも、彼女にあげるのでしょうか?
何に使うのか興味があります。
余計なお世話でした。

<余計なお世話③>
橋の脇に足漕ぎボート遊びができる遊水地がありました。
黄色の足漕ぎボードは、1艘も出ていないのに観光船が1隻迷い込んでいます。
どこから入って来たのでしょうか?
周りを見ても入るスペースは見当たりませんが、、
またまた余計なお世話でした。

そろそろ、カレル橋の端まで来たようです。
この「見張り塔」の下を潜り抜けると「旧市街」です。
カレル橋の向こうの「旧市街」は中世の街並みが残る地域です。
とりあえず、スメタナさんの所縁(ゆかり)の場所へ行ってみようと思います。
(第8話、終わりです)
(第9話:「ほんの休憩のはずなのにミサに参加?」です)
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