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~王宮(ブダ城)へ到着!~

ようやく、王宮エリアへ着きました。
途中、寄り道ばかりしていたので、時間的には、かなりかかってしまいました。
でも、どの「寄り道」もそれがメインでもおかしくないほどの素晴らしさでした。
しつこいようですが、「ブダペスト、恐るべし!」です。

王宮(ブダ城)入口の「噴水」前に来ています。

この「王宮」は、13世紀に王宮が建設されて約800年の歴史があります。
しかし、現在のハンガリーには王は存在していないので、正式には「王宮」は王制時代の呼び方です。
1946年に「ハンガリー王国」が、滅んだことをきっかけに「旧王宮」「旧ブダ城」などという呼称に変わりましたが、現在では「王宮」または「ブダ城」と呼ぶようになったようです。
建物は、「王宮」や「お城」としての役割を終え、現在は、「国立美術館」「ブダペスト歴史博物館」「セーチェニー図書館」として利用されています。

王宮前噴水の銅像です。

犬を使った狩りの様子を表していると言われています。

王宮門の入口です。
やはり守り神「ライオン」が、左右に1体ずつ鎮座しています。

王宮の門をくぐると、右側に見えるのは「セーチェニー図書館」です。
現在は、一般の観光客は、入ることはできないようです。

正面の中央にあるのが「国立美術館」です。

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~シニア割適用されるか?~

王宮に入るための入場券は、「国立美術館」の中で買います。

上が王宮の入館券です。
62才から75才までシニア割引(半額)が適応されると窓口に書いてありました。
ぼくたち(2人とも12月生まれ)は、あと4ヶ月で62才なので、正式には、割引対象にはなりません。
でも、ダメもとでパスポートを見せて、
「ぼくは、日本の数え方では、62才です!」
(日本的に言う「数え年」のことが言いたかったのです)

と、翻訳アプリで英語とハンガリー語を見せました。
すると意外なことに、窓口の女性スタッフはニコリとして「OK」を出してくれました。
ラッキーでした。
やってみるものですね。
4500フォリント(1800円)が半額の2250フォリント(900円)になりました。
ハンガリーはいい国です。

~ブダペスト歴史博物館~

王宮の左角にあるのが「ブダペスト歴史博物館」です。

「王宮の丘」の立体地図がありました。
2度目に「王宮の丘」を訪れることがあったら「この日本語版があったら絶対に役立つ」と思えるほど詳しく作ってありました。
これをガイドブックに、もう一度「王宮の丘」を「ふらブラ」したいと思うほど、建物や道路、植栽などが立体的写実的に描かれています。

歴代の王の肖像画や玉座などが展示されています。

王が実際に着けていた王冠なども見られます。

真ん中に女性がいますが、ハンガリーの女王といえば、シシィさんとか、マリア テレジアさんが有名ですが、どちらとも顔が違うようですが、、

説明や解説ボードなどがないので、どれが誰なのかよく分かりません。
受付でいろいろな言語に対応しているヘッドホン型の案内レシーバーをレンタルすればよかったかなと後悔しています。
(もちろん、お金はかかりますが、、)

ハンガリーやブダペストの歴史を動画で学ぶコーナーもありました。

ハンガリーは、第2次世界大戦の際、ドイツを中心とする枢軸国側に加わりナチスドイツと手を結び、連合国と戦いました。
(日本は、ドイツとイタリアとは同盟を結びましたが、ハンガリーとは結んでいなかったと思います)
しかし、1944年ごろからナチスドイツ側が敗戦濃厚になると、ブダペストを中心とした都市部は空襲により壊滅的なダメージを受けることになります。

その当時の貴重なフイルム映像がテレビモニターと大画面の両方で映し出されています。
非常に、興味深く見ることができました。

壊滅的なダメージから戦後、復興を果たす様子もよく分かり、ハンガリーやブダペストの歩んだ歴史の一端を知ることができました。
ついさっきまで外で見てきた豪華で美しい建物一つ一つが、戦後、ハンガリー国民の努力により復興がなされたことを知り、驚嘆(きょうたん)しました。
再び、外に出たら、建築物の見方が変わると思います。

外に出ました。
国立美術館の脇の庭の辺りです。

ドナウ川の方を見ると、相変わらずの絶景が見られます。
見える建造物、一つ一つが復興されたということに改めて、驚きです。
ただただ、見て、素直に美しいと思う気持ちはもちろん大事にしなければならないと思います。
でも、歴史的な背景などを学習することによって、見方が深まるのも事実です。
そのことが、実感できた気がします。

「王宮の丘」観光を終えて、次は、ドナウ川の向こう「ペスト地区」へ行こうと思います。
特に「国会議事堂」には絶対行きたいと思います。
遠くから見るだけでも、こんなに感動的な建造物なんだから、近くで見たらもっと心が動かされてしまいそうです。

(第8話、終わりです)

(第9話:「ブダベストのシンボル国会議事堂へ」です)

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