シリーズ16の5<ハンガリー・ブダペスト編>NO7
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DAY17:2023年8月12日(土)その3
~「大統領官邸」前広場へ~

向こうに見えるのは「マーチャーシュ教会」です。
この角度から観る「マーチャーシュ教会」も絵になります。
これから王宮(ブダ城)を目指して再び歩き始めます。

ゆっくりと周りの建物を観ながら歩きます。
ブダペストは、どこを切りとっても絵になります。
歩いているだけで、とても楽しくなる街です。

真っ白な大理石状の門扉が目に飛び込んできました。
たくさんの人が同じところを見つめているようです。
人々が見つめているのは何でしょうか?

地図アプリで調べてみると、ぼくたちが今いる所は、何と「大統領官邸」前の広場です。
目指してきたわけではありませんが、何かが人々の注目を浴びているようなので、ぼくたちも通り過ぎるわけにはいきません。
~白馬に乗る衛兵~

たくさんの人が注目するのは、白馬に乗る衛兵です。
大統領官邸を護衛する衛兵(えいへい)だそうです。
白馬が周りの白とよく調和しています。

ラッキーだったのは、式典か何かのイベントが終わった後だったみたいで、比較的自由な時間に出会えたことです。

だから、馬に近付いて比較的自由に写真を撮ることもできました。

衛兵も白馬も格式あるお洒落をしています。

隊長でしょうか。
かなり経験豊富そうなお年に見えます。

ハンガリー人のルーツは東方のアジア系騎馬民族・マジャール族だと言われています。
そのせいか、騎馬姿がすごく板についているように見えます。
ハンガリー人の顔もヨーロッパの中では、アジアっぽさが感じられ、親しみが湧きます。
ちなみに、ヨーロッパの国々の中で唯一、ハンガリー人は、「名字が先で名前が後」の国なのだそうです。
やはり、「ルーツがアジア」というのは本当なのでしょう。
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~衛兵の交代式~

騎馬に乗った衛兵が去った後、後ろを振り返ると、実際に大統領官邸を守っている衛兵さんたちを発見しました。
騎馬上の衛兵を見た後なので、少し地味に見えます。

でも、衛兵の交代の場面などを見ると、やはり、規律正しくて堂々としています。
各国で見られる衛兵の交代式みたいに派手さがない分、日常感が伺えます。

さすが大統領官邸前の広場です。
一つ一つの装飾品が豪華で力強さを感じます。

巨大な騎馬像が青空に颯爽と立っています。
(すいません。どなたの騎馬像なのか分かりません)
~白馬を厩舎(きゅうしゃ)へ~

遠くで馬のいななきと蹄(ひづめ)の音が聞こえたので、その方へ行ってみました。
知らないうちに大統領官邸の裏側へ来ていました。
すると、ついさっき衛兵を乗せていた白馬たちがいました。
観光客は誰もいませんでした。
ここまで、しつこく追いかけてきたのは、ぼくたちだけのようです。
進入禁止の策などなかったので大丈夫なのだろうと思います。

きらびやかな装飾品は既に外され、身軽になっていました。

これから、馬専用の貨物車に乗せられ厩舎に行くのだと思います。

迷彩服を着ているのは、馬専門の調教師兼任の衛兵でしょうか。
貨物車に乗るのを嫌がっていた馬たちを上手に誘導して乗せていました。

「今日のお勤めご苦労さん!厩舎に戻って好きな干し草、腹一杯食べな!」
とでも言っているのでしょうか。

馬の写真が多くなって、すいません。
ぼくは、犬の次に馬が好きなもので、馬に出会うとついつい写してしまいます。
日常生活で滅多に馬に出会える場面がないもので、、

いよいよ、今日の目的地「王宮(ブダ城)」に到着しました。
まだまだ、観光の時間は、たっぷりあります。
ここでは、必ず入館しようと思います。
(第7話、終わりです)
(第8話:「シニア割引き適用なるか?」です)
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