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~国立公文書館からマーチャーシュ教会へ~

トラムでブダ地区に来ました。
ブダ地区の「王宮の丘」に入るためには「ウィーン門」をくぐらなければなりません。

「ウィーン門」の上からドナウ川を眺めています。
絶景です。

右に見える建物は「ハンガリー国立公文書(こうぶんしょ)館」です。
「ハンガリー国立公文書館」は、非常に立派な建物です。
ハンガリーという国が「公文書」の重要性を認識している表れだと思います。
公文書は、本来、その国の歴史的、政治的、経済的、文化的な歩みの全てを後世のために記録に残すことです。
国として、おろそかにしてはならない「宝」だと思います。

はたして日本では、どうなのでしょうか?

日本の「国立公文書館」の存在は、ほとんど国民に知られていないと思います。
上の2枚の写真のように東京竹橋の近代美術館の脇にひっそりと建っています。
どこかの中学校の校舎と間違える程度の建物です。
(都会の中学はもっと立派ですが、、)
一応先進国と言われている日本の国立文書館です。
公文書の重要性の認識が低いから「森友・加計(もりとも・かけ)問題」みたいな「公文書」の書き換えやら廃棄などが平気で行われるのだと思います。

すいません!
公文書から「森友・加計問題」を思い出して、怒りが込み上げてきてしまいました。

話を戻します。
「ハンガリー国立公文書館」の前の通りから、次の目的地「マーチャーシュ教会」を目指します。

赤色のシェイプの地点が「マーチャーシュ教会」です。
徒歩5分という表示が出ています。

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~マーチャーシュ教会、到着!~

遠くに「マーチャーシュ教会」が見えてきました。

塔の上に太陽が重なり、なんだか神秘的です。

「マーチャーシュ教会」は、1269年にゴシック様式で建築された教会です。
モザイク模様の屋根と細かな装飾が施された塔が有名だということです。
今では、ブダペストのランドタワーの一つとなっています。
マーチャーシュという名前は、1470年に当時の王「マーチャーシュ」の命(めい)で、高さ88mの尖塔を増築したことが由来とされています。

88mの尖塔は、さすがに高く見えます。

この教会には毎日入ることができますが、土曜日は、12時までしか入館できません。
今日は、土曜日です。
現在、12時5分です。
何という運の悪さでしょうか。
入館できず、ショックです。

「もう少し早く歩いていれば、、」とか「あの時、もう一つ前のトラムにのれたら、、」などと「たられば」を言っても仕方ありませんが、5分遅れは、それくらい悔しく感じます。

ザグレブ滞在中の「工事中の連続」のように、またしても、「入館できず」のループに迷い込むのでしょうか?

「入館できず」と知って、がっかりしているぼくです。

入館できないので、外部を入念に見るしかありません。
しばらく、外観の見事さをご堪能(たんのう)ください。

尖塔の細かな装飾は「お見事!」の一言です。

メインの尖塔だけでなく、低い尖塔も手抜きなく見事な装飾で飾られています。

モザイク模様の屋根も「お見事!」です。

教会の裏側です。
裏側からの眺めも全く見劣りがしません。

~漁夫の砦~

「マーチャーシュ教会」(地図中央のオレンジ色の屋根の建物)のすぐ隣に「漁夫の砦」があります。
地図では「Fisherman’s Bastion」と書いてあるところです。
「bastion」は、「要塞」という意味ですね。

「地球の歩き方」の説明によると、このあたりをドナウ川の漁師組合が守ってきた伝統から「漁夫の砦」と呼ばれるようになったということです。

「王宮の丘」は周囲の丘をぐるりと城壁で囲まれているので、城壁と城壁の間に、所々このような砦が築かれています。
その砦の中で最も有名なのがこの「漁夫の砦」です。

砦から城壁に入ってみると中は、お洒落(おしゃれ)なカフェになっています。
カフェの向こうには、ドナウ川やペスト地区が一望できます。
物凄い絶景です。

向こうに見えるのは、ペスト地区の象徴的建築物「ハンガリー国会議事堂」です。
さすがに、街ごと世界遺産だけのことはあります。

「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り」として「世界遺産」に登録されていることが証明されています

ぼくたちも、このカフェで昼食を食べようと思いましたが、なかなか、空きがなく、諦めました。

砦の絶景ポイントにも大勢の観光客がいます。

どこでドナウ川を眺めても、裏切らない美しさです。

たくさんある砦そのものも、なかなか「絵」になります。

~珍しい「手乗り鳩」~

「漁夫の砦」の脇の広場で昼食のパンを食べていると、珍しい光景が目に飛び込みました。
「手乗り鳩」で観光客を楽しませているパフォマーです。

日本では、手乗り文鳥とか手乗りインコが有名ですが、どうやら、ブダペストでは「手乗り鳩」がいるようです。

ピンクのリュックから何が出て来るのか見ていると真っ白の鳩です。
それも、人間慣れした鳩です。
人間が触っても決して逃げることはありません。
頭に止まったり、腕に乗ってきたりと、かなりしっかりと躾(しつ)けられています。

この女の子は、手のひらに乗られて、おっかなびっくりですが、そのうちうれしそうな表情になりました。

鳩は、お客さんの目の前で羽を広げますが、飛び立ち逃げるということはありません。
お客さんは大満足のようです。
このアクティビティで、いくらの稼ぎがあるのか、興味がありましたが、聞くとお客さんだと思わるので遠慮しました。
珍しい光景が見られて、ぼくたちも大満足です。

これから、「王宮(ブダ城)」に向かいます。
まだ、今日のメインの観光地には到着していませんが、ブダペストは、どこへ行っても大満足の景色や建築物に出会えます。

素晴らしい街です。

(第6話、終わりです)

(第7話:「大統領官邸で白馬に」です)

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