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~「ブァイダフニャディ城」で作戦会議~

平和交流ができず、途方に暮れていました。
途方に暮れることが多い日になってきました。
↑英雄広場から何気なく歩いて行った公園の建物です。

スマホで調べると、「ブァイダフニャディ城」というのだそうです。

これは、ぼくが撮った写真ではなく「バァイダフニャディ城」のホームページから頂いた写真です。
かなり、手の込んだ建築物です。
日本にあれば、超人気観光地になること間違いなしです。
でも、超人気観光地だらけのブダペストでは、それほど知られていないようです。
「地球の歩き方」にも全く記載されていません。

~苦し紛れの妙案~

「ブァイダフニャディ城」周辺の公園でも平和交流を試みました。
でも、向こうから話しかけてくれる人も現れないし、公園内のくつろいでいる人にも相手にされないし、「まいったな」という感じです。
そもそも、ブルガリアでは、世界陸上の選手に平和交流を求める計画でした。
こんなことになるなんて予想外です。

途方に暮れていたところ、一つの妙案が思い浮かびました。
陸上選手に出会えなくとも、大会準備のスタッフはたくさん働いているので、その人たちにお願いしようということになりました。
スタッフなら、逃げることはないし、外国人には優しくするように指導されているだろうし、さらには暑い中、仕事の休憩にもなるから、付き合ってくれるのではないかという思惑(おもわく)です。

~英雄広場で平和交流に再チャレンジ!~

「英雄広場」に戻って来ました。
表彰式のステージが出来上がっていました。

翻訳アプリで、ハンガリー語のこんなお願い文章も用意しました。

いかにもハンガリー人と思われる力の強そうなスタッフに声をかけると、快諾?してくれました。

後ろで、スタッフミーティングみたいなのが始まっているにもかかわらず、付き合ってくれました。
さすが、世界陸上のスタッフです。
外国の観光客には丁寧に対応するように言われているのでしょうか?
ありがたいです。

時間が気になるのか、素早く書いてくれました。

記念撮影にも渋々かもしれませんが、協力してくれました。
「早く準備させてくれよ。あと1週間しかないんだぜ!」
とでも思っているのでしょうか。

セベス・スンドールです
ブダペスト在住です
みなさんのご活躍をお祈りします

と書いてくれました。
折り鶴はさすがにお願いできませんでしたが、とりあえず、ブダペスト一人目の平和交流に成功しました。
「どの国でも交流をする」
という交流の絆が切れなくてホッとしました。

まさか、お気に入りのこのブダペストでこんなにも苦戦するとは思ってもみませんでした。
これだけたくさんのハンガリー人に出会っているのに、一人として向こうから声をかけて来る人に出会っていません。
この旅初めての経験です。
こんな所にも
「ハンガリー人は日本人に似ている」
という側面が表れているのかもしれません。

日本人もシャイですよね。
日本人の中で、旅行に来ている外国人に用もないのに声をかける人は、ほとんどいないですよね。

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~「英雄広場」から「オペラ劇場」へ~

「英雄広場」で平和交流ができたので、とりあえずホッとしました。
次は「国立オペラ劇場」に行くことにしました。
「アンドラーシ通り」を歩いて行けば着くことは地図を見れば分かりますが、この炎天下です。
しかも、地下鉄駅で4つ分です。
熱中症も警戒しなければいけません。
交通カードを使えば、お金はかかりません。
いろいろ考えて、結局、地下鉄に乗ることにしました。

「アンドラーシ通り」の真下に通っている地下鉄は1号線です。
ブダペストで最初にできた地下鉄です。
そのせいなのか、非常にレトロな車両が表れました。
背丈(せたけ)の低い、色も形もとてもかわいい車両です。

降りる駅は「Opera」です。
とても分かりやすい駅名です。

「Opera」に着きました。
「国立オペラ劇場」は、地下鉄駅「Opera」を上がると、すぐのアンドラーシ通り沿いにあります。

「国立オペラ劇場」です。
1884年の完成ですから約140年の歴史があります。

バルコニーには、モーツアルトやワーグナーなど有名な作曲家の彫像が並んでいます。

国立の施設なので、玄関にはやはりハンガリーの国旗とともにEU旗がはためいています。

入ると館内案内や料金表の電光掲示板があります。

オペラの雰囲気を味わうために、灰色の立見席でもいいので入りたいと思いましたが、演目によって立ち見を受け付けていないとかで劇場内には入場できませんでした。
予約しないとなかなか入られないようです。

ちなみに、ステージに最も近い赤い色の席は、3万円から4万円くらいです。
それくらい支払っても観たいという人がたくさんいるのですね。

ということで、立ち入れる場所だけの紹介になりますが、建物の豪華さだけでもご堪能(たんのう)ください。

天井絵、一枚一枚が絵ばかりでなく方向も違っています。

黄金色が目に眩しいです。

次の演目を待つ人や館内見学だけの人など結構たくさんの人がいます。 

劇場内に観客の後ろから登場する演者です。
扉が開くと、中の大きな拍手が聞こえます。
もちろん、規制線があるので、階段には1段も上がることはできません。

クロークです。
デスクも扉も重厚感ありますね。

~またまたお粗末な?夕食~

明日は、7時までにセーチェニー温泉に着かなければいけません。
早起きが必要なので、まだまだ、心残りはありますが、いつものように夕食を買ってから、ホテルに帰ることにしました。

「国立オペラ劇場」からアンドラーシ通りを地下鉄一駅分歩き、Oktogonという駅でトラムに乗りました。

そして、またしても、昨日行ったブダペスト西駅のスーパーで買い物をしてホテルに戻りました。

今日の夕食も、これしか写真がありません。
食べたのは、これだけではないと思いますが、毎日お粗末感満載の夕食です。

今日も炎天下よく歩きました。
明日は、7時までに「セーチェニー温泉」に着けるように6時半には、ホテルを出発する予定です。
念願の温泉です。
早目に寝ます。

(第12話、終わりです)

(第13話:「早朝のセーチェニー温泉」です)

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