シリーズ16の6<ブラチスラバ&ウィーン編>NO6
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DAY22:2023年8月16日(水)その3
~ブラチスラバ城~
今日は、ウィーン観光をする予定でした。
でも、ブラチスラバカードに裏切られて?急遽(きゅうきょ)、ブラチスラバ観光をすることになりました。
いの一番に「ブラチスラバ城」に行きます。
駅から、バスを乗り継いでブラチスラバ城に向かいました。
バス停から降りた後、上り坂が、結構、急です。
足腰の弱い人と暑さに弱い人には、なかなか手強い観光地です。

「地球の歩き方」にも、四角い建物の4隅に塔が立っていて、その様子が、「ひっくり返したテーブル」と呼ばれて親しまれていることが載っていますね。
ブラチスラバ城は、12世紀に建てられ、何度かの改修を経て、今の形になったようです。
18世紀には、かの有名な「マリア・テレジア」さんの居城としても使われていた時期があったのですね。
「マリア・テレジア」さんは16人もの子どもをもうけたことでも有名ですが、そのうちの一人に「フランス革命」時に処刑された「マリー・アントワネット」さんがいますね。

「地球の歩き方」のように4つの塔を同時に写したいと思いましたが、どうしても、写せるスポットが見つかりません。
4つの塔を一度に見ないと「ひっくり返したテーブル」のようには見えません。

近くに寄ると塔4つは同時に入らないと気付いた時には、遅かったようです。
せっかく、近付いたのにまた城外に出るのは、体力的・時間的にもったいないです。

塔4つの所で記念写真を撮りたかったですが、3本で我慢(がまん)です。
考えてみると、4つの塔を写すためには、ブラチスラバ城よりも高台から写すのが一番簡単ですよね。
スマホの地図で探しましたが、そんなところは近くにはありません。
さすが「地球の歩き方」です。
1枚の写真にもこだわりがあるようです。
どこで撮ったか、今度教えてほしいです。
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~お城のまわりの様子~

城壁から眺めたドナウ川です。
手前に見える橋が「SNP橋」です。
ちなみに、「SNP橋」は、「スロバキア国民蜂起橋」の略だそうです。
第二次世界大戦中にナチスドイツの支配に抵抗するために立ち上がった民衆の蜂起のことです。
スロバキア蜂起軍はナチスドイツに制圧されてしまいますが、1945年まで地下でのゲリラ戦は続いたと言われています。
ただただ、手をこまねいてナチスドイツに侵略されていたわけではないということが分かりました。
どの国どの民族にも誇りをかけた闘争というものがあったのですね。
そういった、歴史を忘れないために架けられた橋なのですね。

ブラチスラバ城から見るNSP橋の夜景は、絶景だと言われています。

「SNP橋」の橋脚のように見える高い建物は「展望タワー」らしいです。
空を飛んでいるように見えるため「UFOの塔」とも呼ばれて親しまれているのだそうです。
ドナウ川をよく見ると、船が集中して停泊している地点があります。
どうやら「桟橋(さんばし)」のようです。
あの辺りからウィーン行きのフェリーが出るのですね。

ブラチスラバ駅でも感じましたが、ブラチスラバは、それほど高い建物がない、緑豊かな街のようです。

このショットだと、ドナウ川からブラチスラバ城がどのくらいの高台なのかだいたい分かりますね。
ちなみにドナウ川の下流には、ブダペストがあります。

南西方向には、小高い山々と豊かな緑が広がっています。
ちなみにドナウ川の上流には、ウィーンがあります。
~館内正面玄関の様子~

館内の正面入口には、騎馬像が置かれています。

親子連れが記念写真を撮っていました。
それくらい、有名な人物なのでしょう。

調べてみると、この騎馬像は「スバトプルク1世」さんという9世紀のモラビア王国の国王なのだそうです。
スロバキアが、モラビア王国と呼ばれ、全盛期には、現在のスロバキアだけでなく、チェコの右半分、ポーランド、ハンガリー、オーストリアをも含んだ広大な地域を支配していた時代があったとのことです。
そのころの王国を指して「大モラビア王国」とも呼ぶのだそうです。
その最盛期となった「大モラビア王国」の王が「スバトプルク1世」なのだそうです。
スロバキアでは、かなり有名な歴史上の人物だという話です。
新潟県的には上杉謙信公的なお人でしょうか?

中世の騎士が「スバトプルク1世」を守るような感じで入口に立ちはだかっています。
~聖マルティン大聖堂へ~
ブラチスラバ城の城壁の東側に来ました。

「聖マルティン大聖堂」の尖塔が見えてきました。
次に訪れようとしているスポットです。
「聖マルティン大聖堂」の塔の高さは85mです。
この位置関係を考えても、ブラチスラバ城はかなりの高台にあることが分かります。

地図で見ると、「ブラチスラバ城」と「聖マルティン大聖堂」は近く見えますよね。
大きな道路を横断すれば、すぐに行けそうですが、実は、そんなことはありません。

ブラチスラバ城はかなりの高台にあるので、こんな、急坂を下りていかなければなりません。(もちろん、迂回路はありますが、一直線に下りてきた方が近いことは確かです)
ぼくが先に下りてきましたが、Sくんは慎重に下りて来ています。
下りなので勢いがつくと止まるのが大変です。
ぼくは足がもつれそうになり、危なかったです。
定年おやじは、油断と無理は禁物です。

だいぶ下りてきました。
「聖マルティン大聖堂」の半分は見えてきました。

「聖マルティン大聖堂」はステンドグラスが有名な大聖堂です。
外観からは、ステンドグラスらしきものは見えませんが、、
(もともと、ステンドグラスは、外からはただのガラスにしか見えないらしいです)
そんなに有名なステンドグラスなら早く見たいものです。
(第6話、終わりです)
(第7話:「聖マルティン大聖堂へ」です)
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