シリーズ16の6<ブラチスラバ&ウィーン編>NO5
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DAY22:2023年8月16日(水)その2
~ウィーン行き延期の決断~
ブラチスラバカードの72h券を買うために駅に着きました。

ところが、このカードでブラチスラバ・ウィーン間の列車は使えないことが分かったのです。
「前は使えたが、今は使えなくなった」ということです。
ぼくたちが昨日立てた計画通りに行動すると、今日・明日の2回ウィーンを往復するだけで列車代約11000円かかってしまいます。
このカードが使えなくなると想定が狂います。
これはピンチです。
ぼくたち2人は、ウィーンに一度、行ったことがあるだけに、余計に悩みます。
結局、いろいろ話し合った結果、
①ウィーン行きは明日だけにする
②明日のウィーン観光の密度を高めるために、なるべく早朝に行って、夜遅く帰って来る
(2日分をぎゅっと縮めて1日で観光するイメージ)
③今日は、ブラチスラバ観光をする
④ブラチスラバカードはどれも買わない
⑤ブラチスラバでのバスやトラムの移動は24h券を買う
こんな感じで予定を大幅に変更しました。
~明日のウィーン行き準備を~
明日の朝、バタバタしないでいいように、ウィーン行きの列車チケットを買っておくことにしました。
ブラチスラバカード売り場とは違う窓口「国際線」のチケット売り場がありました。

やはり、18ユーロ(約2700円)です。
片道だけだと、そんなには負担感はありませんが、往復だとかなり高く感じます。
ましてや、2回往復となると、、、
購入時刻を見ると11時5分です。
駅に着いたのが10時頃だったので、結構、時間は経っています。
かなり、何だかんだ迷っていたことが分かります。
~ブラチスラバ観光を~
すでに、11時を過ぎていますが、この後は、気持ちを切り替えて、ブラチスラバ観光をしたいです。

駅のキオスクで買った24hのバス&トラム乗り放題チケットです。
(ブラチスラバには地下鉄は通っていないようです)
4.8ユーロ(約740円)です。
これで十分です。
これさえあれば、ブラチスラバ市内の公共交通機関が全て乗れます。
明日の朝まで有効です。
ウィーン行き列車が使えないようなブラチスラバカードは必要はありません。
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~バスでブラチスラバ城へ~
ブラチスラバ観光の目玉は、「ブラチスラバ城」です。
いの一番に「ブラチスラバ城」に行こうと思います。

地図で見ると、駅(赤色矢印)から結構距離があるようです。
ドナウ川の河岸段丘(かがんだんきゅう)の上にあるようなので、見晴らしがよさそうです。

スマホでバス路線を調べると、3つのバスを乗り換えると行けるようです。
~「初音(はつね)ミク少女」と遭遇!~
ブラチスラバ城へ向かうバスでの一場面です。

日本の文化は、スロバキアでも健在です。
「初音ミク」のTシャツを着た少女が目の前に現れた時には正直、びっくりしました。
初音ミクというバーチャルシンガーが歌う曲は、日本でヒットしたのは知っていました。
ですが、まさか、スロバキアでも知っている人がいるとは、、
いや、知っているどころか、Tシャツが売られていて、それを着ている人が実際にいるとは、、、
びっくりついでに、簡単な英語で彼女と会話してみました。
「(Tシャツを指さし)彼女の名前を知っていますか?」
「初音ミク」
「初音ミクは好きですか?」
「好き」
「どれくらい?」
「すごく」
「初音ミクの出身地を知っていますか?」
「知ってる」
「どこ?」
「日本」
「おじさんたちも日本人だよ」
「・・・(無言)」
会話があえなく途切れてしまいました。(悲)
ぼくは、元小学校教員で、小学生相手の会話には慣れているはずですが、、
~ブラチスラバ城、入場!~

ドナウ川の河岸段丘に立っているお城です。
何となくベオグラードの「カレメグダン公園」を思い出します。
立地条件がそっくりです。

ブラチスラバ城が見えてきました。
真っ白な壁とレンガ色の屋根がおしゃれです。
ハンガリー・ブダペストで出会ったいろいろな建築物よりもとてもシンプルです。
もう少し歩くと、入城です。
今日の観光の目玉です。
さて、どんなお城なのでしょうか?
ワクワクです。
(第5話、終わりです)
(第6話:「ブラチスラバ城」です)
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