<広告です>

【Trip.com】で予約

~ベルベデーレ宮殿へどう行くか?~

「⑨ボティーフ教会」の観光を終えました。
次は、ウィーン最後の観光地「⑩ベルベデーレ宮殿」です。

ベルベデーレ宮殿は、上の地図の右下隅です。
リンクよりかなりの外側(南東)です。
どんな交通機関で行くか検討が必要です。
ベルベデーレ宮殿の「営業時間」「入場料」「アクセス方法」などの情報を参考にして検討しようと思います。

<ベルベデーレ宮殿の営業時間>

現在5時少し前。
6時までに入れば良さそうです。

<ベルベデーレ宮殿の入場料>

上宮も下宮も2000円以上なので条件的には「外観のみ観光」です。
しかも、6時までならほとんど観光をする時間がないと思うので、入場料を払うのはもったいないです。
無料で入れるエリアがかなり広いようなので「外観のみ観光」でも十分です。

<ベルベデーレ宮殿へのアクセス>

トラムでも路面電車でも地下鉄でも行けるので交通の便は良さそうです。

リンクをトラムで1周してから⑩ベルベデーレ宮殿へ~

「ウィーン観光」もフィナーレです。
①~⑨まで結構順調にきました。
大して休憩も取らずに効率性を求めて観光したと思います。
ここらで、一つくらい冒険的なことをしたくなりました。
大した冒険ではありませんが、「リンク」をトラムで1周してから、ベルベデーレ宮殿へ行こうということになりました。
歩き疲れたので、トラムに乗りながら少し疲れをとろうというねらいもあります。
「山手線」でも、乗ってしまえばじっとして「車窓観光」をしていれば、元の場所に戻って来ます。

紫色ラインが「リンク」です。

ぼくたちは、完全に東京の「山手線」とか大阪の「環状線」のイメージでリンクをとらえていました。
思い込みとは恐ろしいもので、そう思うと、疑う余地がなくなってしまします。

だから、ボティーフ教会前のトラム停留所で1号線か2号線に乗れば、リンクを1周して、また元に戻って来れるのだと思っていました。


~リンクをトラムで1周はできない?~

早速(さっそく)、ボティーフ教会から一番近い停留所からトラム1号線に乗りました。

予定通りに行けば、青色線のようにリンクを1周して元に戻ってくるはずです。

最新式のトラムに乗り込みました。

ぼくたちは、座ることができたので、楽々とした気持ちで「車窓観光」を楽しみました。

ドナウ川に沿って走っていた時です。
しばらく走れば、右にカーブして南下するはずです。
ところが、曲がるべき所で曲がらず直進するではありませんか。
ぼくたちは、焦りました。
近くにいる人に聞くと、このトラムは、もっと東へ東へ行くというのです。
「やばい!」と思って次の停留所で飛び降りました。

ウィーンの下町の様子です。
こんな感じの露店が出ている通りもあります。
下町の雰囲気を少し味わった後、折り返しのトラムに飛び乗りました。

リンク上の停留所まで戻り、乗り換えました。
トラム2号線です。

しばらくは、順調にリンク上を走っていました。
このままなら、最初に乗ったボティーフ教会前まで行けると思った矢先のことです。
何と、今度は西へ曲がっていくではありませんか。
見覚えのある国会議事堂と市庁舎の間を走っていくのです。
これは、明らかにリンクから外れていきます。

またまた、「傷口は浅いうちに!」と思って次の停留所で飛び降りました。

また、露店がある通りを少し観光して、折り返しのトラムに乗りました。

来たのは下りの2号線のトラムです。
このトラムの行き先はよく分かりません。
でも、2号線だからリンクまで戻ることは間違いありません。
リンクまで行ったら、右折しようが左折しようがあとは運任せです。
左折したら、ボティーフ教会前で降り、「やった!一周したぞ!」と喜べばいいだけのことです。
もし、右折したら、リンク一周を諦めて、そのまま、目的地「ベルベデーレ宮殿」へ向かえば「ラッキー!こっちの方が早く着けるよな」と言って喜べばいいです。

ぼくたちの乗ったトラムは、リンク上まで来て右折しました。
その瞬間、リンク一周の旅は諦めました。
もともと、「リンク1周の旅」は、付け足しのような企画なので、全然悔いはありません。

その後、ベルベデーレ宮殿へ向かう停留所で降り、71号線に乗り換えました。

なぜか混んでいて、座れないままベルベデーレ宮殿へ向かっています。

ようやく、ベルベデーレ宮殿が車窓から見えてきました。
何だかドタバタしながらのベルベデーレ宮殿へのアクセスでした。

現在5時40分です。
ベルベデーレ宮殿の閉館は6時です。
無事にベルベデーレ宮殿に入ることはできるのでしょうか?
こんなに苦労したのだから5分でもいいから入ってみたいです。

(第15話、終わりです)

(第16話:「冤罪(えんざい)事件?」です)

「あきらのふらブラ旅」メニューページへ

<広告です>

途上国の子どもたちの1対1の支援プログラム

<広告です>

電気代高騰による影響を軽減【ソーラーパネル】