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~恐山温泉へ~

恐山の一般的な参拝ルートを歩き終え、最後の楽しみ「天然温泉」に入りに行きます。

参道脇にあった、3つの温泉は、女性専用だったり、先客がいたりしてのんびりできそうもありませんでした。
なので、少し遠いのを覚悟して、宿坊裏の「花染の湯」に行くことにしました。
参詣に思ったより時間がかかったので、温泉の「はしご」はやめて、この「花染の湯」一つに絞ることにしました。

「花染の湯」は、思ったより見つけにくい所にありました。
その分、訪れる人たちは、ぼくたち以外には見当たりません。

これが、「花染の湯」の温泉小屋のようです。

宿坊の宿泊者用なのか、途中に案内看板などはなく、かなり遠く見つけにくかったです。

驚いたことに、「混浴」の看板がかかっています。

中の気配などを慎重に伺いました。
もし、女性の先客がいたら申し訳ないからです。
人の気配もないし、物音一つしないことから、誰もいないという確信をもちました。
それでも、恐る恐る、覗いてみると誰も入っていなかったので、かなりホッとしました。

浴槽は、3つに分かれていて奥から「熱め」「適温」「ぬるめ」になっているようです。

ぼくたちの貸し切り状態なので、ゆったり、思う存分温泉を楽しむことができました。
おじさんたちが入ってるということを知らせるために、窓を開けたり、大声で笑ったりしゃべったりすることも忘れませんでした。

硫黄分の強い白濁した温泉です。
湯温は、若干ぬるめなので、長時間浸かっていても汗だくになることはありません。
すごく、気持ちのいい温泉です。
でも、水道が引かれていないので、洗髪をしたり、石鹼で体を洗ったりする場合には、不便を感じる人もいると思います。

~大間岬へ~

気持ちの良い温泉を堪能した後、駐車場に戻って来ました。
そこに偶然、外国人と思われる人々がぞろぞろと大型バスから降りてきました。
そのバスをよく見ると、ナンバープレートが異質です。
運転手さんに聞いてみると、青森県三沢にある米軍基地からのお客さんなのだそうです。
恐山もインターナショナルな観光地だなあと改めて感じました。

次の目的地は、下北半島の先端の町「大間(おおま)町」です。
今日の宿泊地として考えています。

恐山は下北半島の中央部に位置しているので、海岸線まで山道を下ります。
国道279号線に出たら、海岸線をひたすら北上です。
北海道の南端よりも北まで行きます。
もちろん高速道路はありません。
60kmくらいの道のりですが、2時間以上かかりました。

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~大間町到着!~

大間に到着したのは、すでに夕方です。
大間といえば、マグロ漁で有名ですが、それ以外は、あまり知られていないかもしれません。
もらったパンフレットを使い、少しだけ「大間紹介」をしたいと思います。

大間岬は、津軽海峡に突き出た小さな半島です。
3つ上の地図を見ると一目瞭然ですが、本州最北端の地です。
ちなみに、今日の野宿の場所は、上の地図にある「大間崎テントサイト」です。
もちろん、本州最北端のテントサイトです。
町が運営している無料のテントサイトです。
ありがたいことです。
感謝!感謝!です。

「マリンフェスティバル」や「大量祈願祭」など四季折々のイベントがあるようです。

ご存知、「日本一のマグロの町」です。
大間のクロマグロは「黒いダイヤ」と呼ばれるくらい高級品で、最高品質どそうです。
大間沖は、3つの海流がぶつかる絶好の漁場だそうです。

マグロやウニ、イカ、モズクなどの海産物ばかりではなく、大間牛、青森ヒバなども特産のようです。

NHK連続テレビ小説「私の青空」がきっかけで、大間が有名になったそうです。

アクセスガイドを見ると、本州からよりむしろ函館からの方がアクセスしやすいようですね。

~本州最北端での野宿~

大間に着いた時には、すでに夕方になっていました。
地元のスーパーで今晩の宴会の酒やつまみ、明日の朝食などの買い出しをしました。
その後、テントを立てたり、簡易ベッドを組み立てたりしました。
さすがに、3方向が海に囲まれている岬です。
風が強くなかなかテント立てが大変でした。
ベンチなどの固定物にロープでしっかりと括りつけるなどして、吹き飛ばされないように工夫しました。
夜中にテントが吹き飛ばされでもしたら、シャレになりません。

夜のテントサイトです。
この中で、酒盛りが始まりました。
楽しい宴会のはずが、昨日の寝不足と恐山の長時間ウォーキングの疲労のため、10時頃には、3人とも力尽きて寝てしまいました。
定年おやじたちには、十分な休息が必要です。

明日は、大間の観光をした後、帰路につく予定です。

(第8話、終わりです)

(第9話:「大間岬観光へです)

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宮田 彰(あきら) 1961年新潟県上越市生まれ 新潟県内公立小学校教員を33年間勤める 2015年から中国上海のアメリカンスクールにて教員 2021年退職 2022年「あきらのふらブラ旅ブログ」開設 現在上越市在住

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