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~まずは、青森市を目指して~

本州最北端の町「大間」の観光を終えました。
まだまだ、見たい所がありますが、帰り道が気になります。
早目に観光を終えて、帰路につかないと、最終日が厳しい気がします。
この時点では、まだ、車の調子は、悪くありません。

↑久々の登場、ずさんな計画案です。
旅の前は、帰路についてどんな思いだったのか、思い出すために載せてみました。

帰路をどうするか、3人で話し合った結果、
「せっかく青森に来たのだから、リンゴだけは買って帰ろう。
あとはひたすら、宿泊地まで走り続けよう」
ということになりました。

リンゴを買うなら津軽方面ということで、青森市経由を選びました。
青森市からは、山形・銀山温泉まで行こうということも決めました。
OくんもSくんも「銀山温泉」は憧れの温泉です。
ぼくは、一昨年、亡くなった愛犬コロンと一度「銀山温泉」を訪れていますが、温泉には入っていません。(まだお読みいただけていない方はぜひ、クリックを)
だから、3人の意見はすぐに一致しました。
山形県まで行けば、新潟県はお隣です。
最終日が割と楽に帰れそうです。

上の計画案とかなり違うことが、お分かりいただけますね。
計画案だと太平洋側に出て山形・銀山温泉に行く計画です。
太平洋側に出ると、距離的に大変だということにようやく気付いたようです。

とにかく、結果的に太平洋側に出なかったことは、大正解でした。
(これから起こる「大トラブル」から考えると、大正解でした)

地図では、近く見えますが、大間→青森市は、200km以上あります。
高速道路がないので、4時間以上かかります。
とにかく、走れど、走れど、なかなか、青森市には着きません。

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~車が悲鳴?~

野辺地町に入ったころだと思います。
いきなり、車のフロントパネルの警告ランプが点灯したのです。

赤色に光り出したのは、バッテリーの不調の時に点灯するランプです。
思い当たる節がないので、そのうち消えるだろうと安易に考え、特段、気にせず走行していました。
しかし、消えることなく、ずっと点いたままです。
昼食のため、エンジンを切って車を休ませた後も警告ランプは点いたままです。
3人は、少し不安になり、ようやく相談を始めました。
これから、ふるさと上越市までまだ700km近くあります。
かなりの長距離です。
少しでも不安は取り去った方がいいだろうということで、青森市内のトヨタのディーラーを探して、見てもらおうということになりました。

~青森市内のディーラーにて~

さすが県庁所在地です。
日曜にもかかわらず、営業中のトヨタのディーラーが比較的苦労せず、見つかりました。

事情を話すと、すぐに見てくれました。

慎重に見てくれているのか、2時間かかっても車は戻って来ません。

ぼくたちは、新聞を読んだり、これからの旅程を話し合ったりして時間を過ごしました。
来店者全てにちゃんとしたショートケーキとリンゴジュースなどの飲み物が提供されました。
青森県では普通なのかもしれませんが、新潟県人的には、結構びっくりでした。

2時間半ほどたったところで、ようやく、車が戻って来ました。
若い整備士さんが丁寧に説明してくれました。
津軽弁じゃなく極々標準語に近い言葉だったので、しっかりと理解できました。

「あらゆる可能性を考えて、点検しましたが、不良個所は見つかりませんでした。
ただ、発電系のオルタネーター(昔のダイナモ)の働きに、若干、波があるようです。
100%大丈夫だとは言い切れないので、無理をせず新潟までお帰り下さい」
とのことでした。

ぼくたちは、ほっとしました。
大事には至っていないので、旅は続けられることに、まずは、一安心です。
もう一つ驚いたことに、これだけ時間をかけて診てもらったのに、無料だったことです。
ぼくたちは、丁寧にお礼を言って、旅を再開しました。

~リンゴを買いに~

すでに、4時近くになっています。
山形県の銀山温泉まで行くのは、絶対に無理な時間です。
とりあえず、リンゴ園に行ってリンゴを買ってから、後のことは、その時に考えることにしました。

さすが、日本一のリンゴの生産地です。
青森市街からほど近いところにも、至る所にリンゴ園があります。

2軒ほどリンゴ農家を覗いて、たくさんの種類と量のリンゴを買いました。

このビニル袋の中には、5kg約20玉のリンゴが詰まっています。
ジャストワンコイン、500円でした。
訳(わけ)あり品(若干、不揃い、色が悪いなど)でしたが、大変おいしいリンゴです。

リンゴ屋さんのおかみさんに聞いたところによると、朝早くリンゴ農家に行くと「本当の訳ありリンゴ」が買えるのだそうです。
リンゴの収穫時期(秋)には、夕方から朝にかけて自然落下するリンゴが、かなり大量に出るのだそうです。
いわゆる「完熟リンゴ」です。
この完熟リンゴは、出荷には適さず、その日のうちに売りさばきたいので、安価で買えるのだそうです。
まさに、流通に乗らないご当地ならではの「食べごろリンゴ」「激旨リンゴ」が安く大量に買えるのだそうです。
今度、長野県や青森県などのリンゴの産地に行ったら実際に試してみたいと思うほど、貴重な情報でした。

さて、これから、東北地方をひたすら南下するわけですが、車は、今のところ大丈夫そうです。
赤い警告ランプは、相変わらず、点いたままですが、、

このまま、無事に新潟まで辿り着けるのでしょうか?

(第10話、終わりです)

(第11話:「クマ目撃!です)

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宮田 彰(あきら) 1961年新潟県上越市生まれ 新潟県内公立小学校教員を33年間勤める 2015年から中国上海のアメリカンスクールにて教員 2021年退職 2022年「あきらのふらブラ旅ブログ」開設 現在上越市在住

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