DAY3:2012年8月20日(月)その1

~リスボンからセビーリャに~
今日は、ポルトガル・リスボンからスペイン・セビーリャに移動する日です。
リスボン空港発09:05のTAPポルトガル航空機(TP1056)に乗ります。
昨日は、ファドに行かず、睡眠時間をしっかり確保できたので、時間通り起きることができました。
移動距離は350kmくらいで短いですが、一応、国際便なので、2時間前に空港に到着しました。
O君もぼくも飛行機が大好きなので、一体どんな飛行機に乗れるのか、ウキウキです。

ぼくたちの乗る飛行機です。
何とプロペラジェット機です。
ウキウキが、逆の意味で裏切られ、
「すげー!今時、こんな飛行機に乗れるんだ」
と、2人の興奮は、マックスになりました。

機内の様子です。
何と通路を挟んで、左右1列の座席配置です。
ぼくにとっては、こんな狭い飛行機は、上空からヒマラヤを見る企画で乗ったネパールの飛行機以来です。
観光用ではなく、旅客機として乗るのは、もちろん初めてです。

上の写真は、言うまでもなく、コックピットです。
日本人には、信じられないかもしれませんが、乗客席からコックピットが「丸見え」です。
国際線ですよ。
頼んでコックピット席に入れてもらったわけではありません。
乗客から常にバスの運転席のように、パイロットが見えるわけです。
~セビーリャで、まず、、~
セビーリャ空港に着いたのは、11時頃でした。
約2時間のアトラクションのような楽しい時間を過ごして、得した気分です。
セビーリャに着いたら「いの一番」でやらなければいけないことがあります。
明日のアルへシラス(アフリカ行きのフェリー乗り場)行きのバスチケットを購入することです。
同時に、バスの発車場所を確認し、そこに朝、スムーズに行けるようにしておかなければなりません。
観光よりも重要です。
次の地点に行く準備をしないと、旅が断線してしまいます。
ホテルで荷物を置いたら、即、バスターミナル探しです。

地図上の赤○印が、今日の宿「ホテル・ムリーリョ」です。
右下黄色〇が、探すべきバスターミナルです。

~気になるスーツケースの異常~
上の写真は、ホテル前の路地です。
このあたりからだと思います。
スーツケースの異常が、放っておけないレベルだと感じたのは。
石畳の不整地を転がせないのです。
スーツケースの話は、またあとで紹介したいと思います。
とりあえず、「プラド・デ・サン・セパスチャン・バスターミナル」探しです。
ホテルから、バスターミナルは、直線だと近いですが、その間に、「アルカサル庭園」という巨大な庭園があり、結構、見つけるのに難儀(なんぎ)しました。
くわえて、リスボンよりも気温が10℃以上高く、かなり暑さを感じます。
太陽の南中角度も高く、真上から照り付けられ、肌が焼き付けられている感覚がありました。

~無事、バスチケット、ゲット!~

そんな、炎天下の中、無事、チケットを手に入れることができました。
明日の朝、9:15発アルへシラス行きのチケットです。
乗る場所も確認できました。
上の写真は、バスターミナルでホッと一安心している様子の一枚です。
ようやく、観光に入れます。
セビーリャ観光ができるのは、今日だけです。
そうなんです。
セビーリャには、1泊しかしません。
さて、炎天下の中、どんなセビーリャ観光になるのやら?
(第8話 終わりです)
(第9話は、「半日しかないセビーリャ観光なのに、、、」です)
