エジプトに入ってからネガティブな話題ばかりで気が滅入ってきますが、今回からは、いよいよ観光の話に移ります。
今日は、エジプト観光の目玉中の目玉「ギザのピラミッド」へ行く予定です。


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~待望の観光!ギザのピラミッドへ~

このホテルは、朝食付きです。
どんなメニューが出るのか楽しみでしたが、正直がっかりです。
食パンにジャム、少し多めのカッテージチーズ、学校給食に出そうなヨーグルト、ティーパックの紅茶、以上です。
買い置きしてある物をそのまま出してきた感じです。
ベトナムのホテルでの朝食があまりに良過ぎたので比較してしまうせいでしょうか?
非常にお粗末に感じます。

でも、文句を言っても仕方ないので、ありがたく完食して、出発です。

ホテルから「タフリールバスターミナル」へ歩きます。
昨日、空港からのバスで降りたあの「タフリールバスターミナル」です。
そこで「ギザのピラミッド行き」バスが出ているはずです。
「タフリールバスターミナル」には、予想通りたくさんのバス乗り場があり、バスも結構な台数が並んでいます。
バスに書いてあるアラビア語は全く読めないので、いつものように、
「ギザピラミッド!」
と叫んでいると近くのエジプト人がバスを指さしてくれました。
エジプト人は意外に親切です。
東乗り場と西乗り場のちょうど中間地点あたりにピラミッド行きのバスが停まっていました。
乗る前に運転手に行き先を再度確認するのは忘れませんでした。

バスターミナルは青色矢印の所です。
目的地のピラミッドは赤色シェイプです。
カイロ市内から15kmくらいあります。
空港から市内へ来た時と距離的には変わらないくらいです。
だから、1時間以上はかかりそうです。

地球の歩き方より

地球の歩き方を読むと、タフリールから出発するピラミッド行きは2種類あると書いてあります。
「クフ王側」まで行く便と「スフィンクス側」に行く便です。
ぼくは、どちらかというと最初にクフ王ピラミッドの内部に入りたかったので「クフ王側」に行きたかったのですが、面倒くさかったので確認しないまま乗ってしまいました。
まあ、「クフ王側」「スフィンクス側」どちらに行ってもピラミッドが見れればそれで幸せです。

出発すると、係員が料金徴収に来ました。
やはり路面バスは安かったです。
最高料金を徴収されましたが、10EGP(約30円)でした。
しばらく大通りをひたすら真っすぐ走っていましたが、ある地点で大通りを左折しました。
どうやら、このバスは「スフィンクス側」へ行くバスのようです。
まだ、ツキは戻っていないようです。

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~いよいよ入場!高鳴る鼓動!~

バスから降りると、入場券売り場らしき所に人だかりができていました。

近くに行ってみると料金表があったので間違いなく、入場券売り場です。

入場料の他に入りたい所の券を無事買うことができました。

入場券の表面です。

入場券の裏面です。
購入時刻が9:57になっています。
8時半にホテルを出たので、やはり、ここに来るのに1時間半くらいかかったのが分かります。

チケットの上から
A:入場券700EGP(約2100円)
B:クフ王ピラミッド内部入場券1000EGP(約3000円)
C:メレスアンク3世のマスタバ入場券200EGP(約600円)
D:メンカウラー王ピラミッド内部入場券280EGP(約840円)
の以上4枚です。
入場券よりクフ王ピラミッド内部に入る方が高いのは、「やはり」という気持ちです。

時間が違うのが一枚あったので、
「大丈夫か?」
と窓口で質問しましたが、
「大丈夫!何も問題ない」
と笑顔で言われたので信用することにしました。
早い時間に間違えて発券したものをぼくに回したのだと勝手に判断しました。

黄色のカフラー王エリアから入るので、
①黄色エリア⇒②水色クフ王エリア⇒③緑色メンカウラー王エリア⇒④黄色エリア⇒⑤水色エリア⇒帰路
と、おおよそのルートを、ぼくなりに思い描きました。
とにかく、まる1日かけてゆったりとピラミッドを体感したいと思っていました。
途中で腹が減った時のことを考え、昨日買ったパンと水をリュックに入れてきました。


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~自称政府公認ガイドから逃亡~

入場するとすぐの所に待ち構えていたかのように、自称「ガイド」というエジプト人がいました。
比較的、流暢(りゅうちょう)な英語でぼくに話しかけてきました。
「チケットを見せて!」
と言うので、怪しいとは思いましたが、エジプト政府公認の身分証を見せてきたので無下には断れず、チケットを見せました。
「このチケットだと左回りしかできない。カフラー王のスフィンクスは一番最後だ」
と言って、ぼくを勝手にクフ王ピラミッド方面に誘導しようとします。
ぼくは、
「ぼくなりに考えたルートがあるから、まずスフィンクスが見たい」
と言うと
「それは、できない!決まりだからぼくについて来い!ぼくが責任をもって案内してあげる」
と高圧的に言うではありませんか。
ぼくは、ピラミッド観光中ずっとこの自称ガイドと行動を共にしなければいけないのかと思うと堪(た)えられない気持ちになりました。
あれこれ指示されず、自由に自分のペースで観光がしたいと強く願っていたからです。
それに、周りを見ると、エジプト人のサポートなしに自由に観光している外国人がたくさんいます。
きっと、この人は、最後に「ガイドしてあげたから」とか言って金銭を要求するに違いないと思いました。
だから、諸々(もろもろ)考えて、その人から逃げることにしました。

そのエジプト人のガイドは、カフラー王の河岸神殿には入らず、真っすぐカフラー王ピラミッドの方(黄色の線)へ行こうとしたので、ぼくは隙(すき)を伺(うかが)い、猛ダッシュで河岸神殿の方向(水色の線)へ逃亡しました。
後ろで何か言っているのが聞こえましたが、振り返ることなく
「自由になりたい。ついて来るな!」
と日本語で叫びながら河岸神殿に飛び込みました。

河岸神殿に入ってから、ハアハア言いながら後ろを振り返ると、そのエジプト人ガイドは諦(あきら)めたのか姿はありませんでした。
「やった!これで自由だ!」
と、ぼくは晴れ晴れとした気分になりました。

~いよいよ、大スフィンクスとの出会い~

迷路のような河岸神殿をゆっくりと時間をかけて見学しました。

河岸神殿の出口です。
この出口の遠くには、カフラー王ピラミッドが見えます。
ぼくにとっては直(じか)に見る初ピラミッドです。
出口を出てすぐ右側には大スフィンクスが見えるはずです。
ワクワクドキドキが止まりません。

まずは、出口から出てすぐ初ピラミッドと自撮りです。

予想通り、出口の右側には、大スフィンクスが鎮座(ちんざ)しています。
大スフィンクスの向こうにはクフ王ピラミッドが重なって見えます。

もちろん、大スフィンクスとも一緒に自撮りです。

大スフィンクスの顔は、カフラー王だと言われています。
体はライオンだと言われています。
この組み合わせが最強の守り神だと信じられているようです。

大スフィンクスの鼻は、ご覧のようにえぐれています。
ナポレオン軍が大砲の的として撃った際に粉々になったそうです。

大スフィンクスには、あるはずの顎髭(あごひげ)がありません。
エジプトのファラオ(王)には必ずあるはずの顎髭は、自然落下したそうです。
その顎髭を砂の中から発掘したのはイギリス軍で、その後イギリスに持ち帰ったそうです。
そして、返還することなく今でも大英博物館に展示されているらしいです。

ここでは、大スフィンクスとキス(口づけ)する写真を撮るのが定番らしいです。
でも、ぼくは、少し恥ずかしかったので、こんな写真で我慢しました。

スフィンクスの後ろ姿を見れるのも現地ならではです。


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~のんびり、カフラー王ピラミッドへ~

至る所に馬車が走っていて、激しい売り込み合戦に辟易(へきえき)です。
エジプト人は、断っても断ってもしつこく誘って来ます。
どこへ行ってもその傾向は変わりませんが、本当に粘り強い?国民だと思います。

ぼくは、のんびりと自分の足でカフラー王のピラミッドを目指します。

かなり、荒涼としていますが、ここは、ピラミッドと神殿を結ぶ「参道」です。

右にわずかに見えるのが、クフ王ピラミッドです。

参道には、石畳(いしだたみ)が残っているところもあります。
参道はピラミッドを建設する際には、ナイル川から石を運ぶ重要な道路になったと言われています。

徐々にカフラー王ピラミッドが近づいてきました。

近付くにつれて、どんどん興奮が増してきます。
余計な自撮りも多くなってきます。

カフラー王ピラミッドを背にして参道を撮った写真です。
かなりの勾配(こうばい)があることが分かります。
遠くに見えるのはカイロ市街地です。
カイロ市内には割と緑が多いですが、このギザ地区にはほとんど緑がないことに気が付きます。

カフラー王ピラミッドに着きました。
すると、日本では有り得ない事態に遭遇しました。
たくさんの若者たちに囲まれて、写真をせがまれたのです。
そうです。
予想外にモテてているのです。
「日本人大好き!」
と、男女関係なくたくさんのエジプト人に囲まれたのです。
本当に不思議でした。

その辺の話は次回にしたいと思います。

(第5話、終わりです)

(第6話は、「不思議な感覚!若者たちに囲まれて」です)

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