「なんちゃって世界一周！」～やはりトラブル続出！でも、やっぱり異国は面白い！～シリーズ２０の２＜エジプト編：NO２４（ルクソール⑧）＞

シリーズ２０の２「なんちゃって世界一周！」：NO２４
◇エジプト編：NO24（ルクソール⑧）◇

DAY９：２０２４年１１月８日（金）その８

～ホテルへ～

ルクソール１日目です。
ナイル川の東側の観光を終えて、ホテルに戻って来ました。
観光そのものは、価値のある、素晴らしいものでした。
しかし、１日一緒にいたタクシーの運転手兄弟に「難あり」でした。

ホテルのオーナーに朝からの話を洗いざらい話しました。
①朝、２台のタクシー運転手が喧嘩をしていたので、オーナーから手配してもらったタクシーの方をキャンセルして、兄弟運転手のタクシーの方に乗ってしまったこと
②王家の谷やハトシェプスト女王葬祭殿など駐車するたびに１００EGP、合計３００EGPを請求され、支払ったこと
③たばこ代、飲み物代と称して２００EGPを請求され、支払ったこと
④明日の気球ツアーなどこっちが不快になるほど、しつこく勧誘されたこと
⑤最後に、追加料金１０００EGPを請求されたが、これは拒否して支払わなかったこと
⑥観光地に行くたびに観光時間を勝手に決め、押し付けようとしたこと
など、ざっと、６点です。

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～ホテルオーナーとのやりとり～

オーナーは、ぼくのたどたどしい英語にもイライラすることなく、きちんと話を聞いてくれました。
そして、ルクソールの現状を丁寧（ていねい）に教えてくれました。
①について：
けんかを止めるための選択としては仕方なかったかもしれないが、できれば、ホテルが予約した安全な方のタクシーに乗ってほしかった。
そうすれば、その後に起こるトラブルがほとんど起きなかった。
②について：
観光目的のタクシーが駐車場に車を停めても駐車代金をとられることはルクソールではない。
③について：
観光客の方から「待たせてごめん」という気持ちで金銭をあげることは問題ではないが、運転手から請求するのはいけないこと。
④について：
次の日の観光の勧誘はよくあることだが、客が不快になるほどしつこいのはやり過ぎ。
特に気球ツアーで５０００EGPは高過ぎる。
⑤について：
最初に決めた額だけ払えばいい。
あとは、個人的に何か特別なお願いをした時には、気持ちをお金で表せばいい。
運転手側から請求するのはおかしい。
⑥について：
タクシー運転手は全体の日程を考えて観光時間のアドバイスをすることはよくあることだが、強制するのはやり過ぎ。

非常に的確に分かりやすく答えてくれました。
そして、最後に
「明日は、あなたの希望に沿った形で全てぼくがコーディネートしてあげる」
と、約束してくれました。
ぼくは、ホテルでの夕食を食べながら、次の日の予定を考えることにしました。

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～おいしかったエジプト料理～

ホテルのテラスです。
日が暮れてきたので、ナイル川からの川風が涼しく非常に心地よい夕食会場です。

定番のエジプト料理だそうです。
主食は、「ロズ」という名前のエジプト風ライスと「アエーシ・バラディ」というナンに似た黒パンです。
主菜は、「ダーウード・バシャ」という名前のつくねのトマト煮込みです。
副菜は、「ショルバト・ホダラーッ」という名前の野菜煮込みです。
スープは、「モロヘーヤ」という名前通りのモロヘイヤのスープです。
サラダは、「サラタ・バラディ」という名前の季節の野菜たっぷりの一皿です。

どの料理も丹精（たんせい）込めて作られているのが分かります。
量も味も大満足です。
特に、エジプトに来てからエジプトらしい料理が食べれてなかったので、本当によかったです。

オーナーのエルハディさんです。
本当に親身になって接してくれます。
食事中も傍（そば）にいてくれていろいろな話をしてくれました。
話が、盛り上がり、平和交流の話にもなり、平和交流ブックにもメッセージをもらいました。
鶴も折ってくれましたが、あまりにむずかしいらしく途中でギブアップしました(笑)

オーナーは、日本人が好きらしく、メッセージにも「日本人が大好きです」と書いてくれました。
何と驚くことにオーナーは日本人の奥さんがいるという話もしてくれました。
まだ、一緒には暮らせていないので、早く呼び寄せたいという話もしてくれました。

翻訳アプリで日本語にしたものです。☝

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～明日の予定について～

夕食後は、本格的に明日の話になりました。
①チェックアウト後、荷物を預かってほしい。
②自転車で１日中、ナイル川東側を観光したいので、自転車レンタルの手配をお願いしたい。
③夕方、荷物を取りに戻ってきた時、夕食を食べさせてほしい。
（今日の夕食がすごく気に入ったので、明日の夕食もお願いしました）
④２１時４５分発の飛行機に間に合うように良心的なタクシーを手配してほしい。
以上、４点をお願いしました。
オーナーは、快く、全て引き受けてくれました。

～ホテルへの感謝を込めて～

ぼくは、ホテルへの感謝の気持ちを何とか形にしたいと思い、「ルクソール旅」が終わった後、ホテルサイトへ以下のような口コミを書きました。
少し長いですが、お読みください。
ぼくのこのホテルへの思いが表れています。