シリーズ20の3「なんちゃって世界一周!」
◇エクアドル・キト編:NO8◇
DAY20:2024年11月16日(土)その1
~今夜の停電の復旧は、、~

昨日は、反政府デモ隊と警察隊との揉(も)み合いを目撃しました。
そして、ホテルの部屋に戻ると、三度(みたび)の停電に遭遇(そうぐう)しました。
いつものように覚悟を決めて、7時半に就寝しました。
いつもなら深夜1時か2時頃、復旧していましたが、この日、復旧したのは早朝4時半でした。
(復旧したのが4時半なのか、気付いたのが4時半なのか記憶が定かではありませんが、、)
部屋の明かりが点いているのに気付き、時計を見た瞬間、驚いて飛び起きてしまいました。
「しまったー!寝過ごした!」
と思いました。
普通に考えれば、4時半は寝過ごしたという時間でないですよね。
感覚が既に、エクアドルの停電モードになっているようです。
4時半から、いつものシャワー、洗濯、旅行行程の検討を始めました。
当たり前のことですが、旅行行程の計画にかける時間が足りなくなりました。
でも、だいぶ、キト市内には慣れてきたので、
「何とかなるんじゃない!」
と安易に考え、骨子だけの計画にしました。
後は、成り行き任せにすることにしました。
今日の予定は、
①セントドミンゴ教会=バス=②バシリカ教会=バス=③サンタクララノルテ市場=徒歩=
④地下鉄=徒歩=⑤独立広場=徒歩=⑥スーパーで買い物=徒歩=⑦ホテル
こんな感じで骨子だけの計画です。
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セントドミンゴ教会が開くのが9時なので、今日の朝食は比較的のんびり食べられます。

恒例の朝食です。
今日は目玉焼を選びました。
~セントドミンゴ教会が、、~

9時になるのを待って、ホテルを出発しました。
セントドミンゴ教会が開くのが9時だからです。
徒歩でセントドミンゴ教会に行きました。
地図でも分かる通り、ホテルからセントドミンゴ教会までは徒歩1分以内です。
ところが、ミサのため入ることが出来ず、明日来てくれと言われました。
一番、近くていつでも行けると思っていた、サントドミンゴ教会の観光がとうとう最終日の明日になってしまいました。
~②バシリカ教会へ~
出足から幸先が悪いことになってしまいましたが、気持ちを切り替えます。

黄色印が「セントドミンゴのバス停」です。
サントドミンゴ広場内にあると言ってもいいくらいのバス停です。

バス乗り場から昨日乗ったC1のバスに乗ります。
バシリカ教会は7つ目のバス停です。
グーグルマップだと「ヴォト国立大聖堂」という表記になっています。
正式名称は「バシリカ・デル・ヴォト・ナショナル」と言います。
当ブログでは地球の歩き方に従って「バシリカ教会」を使用しています。

バシリカ教会前まで来ました。
バス停7つを一生懸命数えていましたが、バス路線から巨大な建物が見えるので、すぐに分かりました。

バシリカ教会は、1892年に着工されたということが出ています。
この教会は、1830年のエクアドル独立宣言の後に建てられた教会です。
だから、旧市街の真ん中にある「聖フランシスコ教会」「メトロポリタン大聖堂(カセドラル)」「ラ・コンパニーア・デ・ヘスス教会」などの教会とは一線を画している教会です。
これらの教会群は、1532年エクアドルがスペインに征服され、植民地化されたすぐ後に建てられたものです。
バシリカ教会を見る時には、この違いをしっかりと踏まえておかなければならないと思います。
バシリカ教会建築は、独立後なので、スペインから強制されて建てたのではありません。
エクアドル国民の総意が込められた教会です。
極端な話、スペインから独立した後なので、キリスト教を捨て、インカの神に戻ることだってできたはずです。
でも、そういう選択にはならず、キリスト教を国の柱にし、国立の大聖堂を建てようという流れになったことを知った上でこの教会を観光した方がいいと思いました。

旧市街の教会群との違いが外観からも感じ取れます。
旧市街の教会群は、外観には他を圧倒するような威圧感はありません。
でも、このバシリカ教会は、外観で既に圧倒されてしまいます。

教会の外観に目を奪われていると、ふと、違和感のある人が目に入ってきました。
昨日見たオフロードバイクの警察隊が、教会前に屯(たむろ)しているではありませんか。

その警察隊の視線の先には、若者たちの集会がありました。
昨日の行動と明らかに違っていたのは、メッセージ性のあるプラカードがないということと音楽を楽しんでいること、それから隊列ではなくサークル(円形)での集団だということです。

それでも、警察隊は、遠目で警戒をしているように思います。
やはり、当局は、一所(ひとところ)に大勢が集まることに対して手放しではいられないようです。

ぼくは、しばらく、「ガルシア・モレノ」さんの銅像の後ろで市内を眺めながら、警察の動向を伺っていましたが、何の動きもないので、教会に入ることにしました。

荘厳な外観です。

そう言えば、外壁のガーゴイルに注目しなければいけないと「地球の歩き方」に書いてありましたね。
ガーゴイルとは、西洋建築によく見られる雨水を排出する雨樋(あまどい)に用いる怪物などをかたどった魔除(まよ)けの彫刻のことです。

これは、エクアドルのガラパゴス諸島に生息するゾウガメだということです。

こちらには、ドラゴンやイグアナ、食用にもなっている天竺鼠(てんじくねずみ)の「クイ」なども見られます。
エクアドルらしさがこのあたりからも感じられます。
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入って、真っ先に旧市街の教会群との違いを感じるのは、ステンドグラスです。
旧市街の教会群には、ほとんどステンドグラスは見られません。
なぜ、ステンドグラスが採用されてないかというと、
・黄金を目立たせるのにステンドグラスのいろいろな色は必要ない
・この当時のエクアドル人にはステンドグラスによる聖書の理解よりもキリスト教に畏敬の念を抱かせるほうが先
など諸説あるようです。
ぼくは、前者が説得力があるような気がします。

やはり、黄金の中では、ステンドグラスは映えませんよね。
地味な壁色の方がステンドグラスは輝きを増しますね。

ステンドグラスによるキリスト教の理解についても、あまりにも先行知識がない中では、深い理解には繋がらないと思います。

ガラスというガラスには、ほとんど全て、「ステンドグラス」が施されています。

このマリアさんの帽子や羽織物にもエクアドルらしさが感じられます。

もう一つ、決定的な違いは、黄金に輝いていないことです。
旧市街の教会群は程度の差はもちろんありますが、どの教会も黄金でピカピカしていました。
ここでは、黄金色を探すのが大変なほど、黄金がありません。

黄金で圧倒する必要がなかったためでしょうか?
それとも、黄金が枯れてしまったからでしょうか?
そのあたりの詳細は分かりませんが、薄いピンクを基調にした礼拝堂の配色は、居心地の良さに繋がっていると思います。

それにしても、人がいませんね。
この広い礼拝堂にぼく以外誰もいないと言っていいくらいです。
皆さん一体どこにいるのでしょうか?

礼拝堂から外に出て、理由が分かりました。
中庭で、集会活動が行われていました。
観光客もこちらに来ていたようです。

中庭もただの中庭ではありません。
周りから中庭の動向が注視できるような造りになっています。

進入禁止にはなっていましたが、地下に進む階段もあります。

せっかく、外に出たので、建物の周りを回って、もう一度、外観をじっくり見ることにしました。

ツインタワーが見えてきました。
ツインタワーの方角が、旧市街の方です。

このツインタワーが、旧市街から見えるわけですね。
よく見ると時計塔になっています。
ここのゴーガイルにもピューマなど南米独自の動物がいます。

太陽が、真上から当たる経験というのも滅多にできるものではないので、写真に収めておこうと思います。
気付くと明日でエクアドルともおさらばですからね。

ツインタワーの真下に来るとその高さに圧倒されます。

観光客でも登れるという塔です。

ツインタワーの真正面に来ました。
要するに、ぼくの後ろ側に旧市街があります。

このハートにも何か仕掛けがありそうですが、この時には分かりませんでした。

再び、中に入ってきました。
ツインタワー側から入ったすぐの所にある礼拝堂です。

キリストさんの心臓だと言われている深紅のハート形があります。
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~大規模なミサが、、~
なぜ、ぼくが、この教会でいつも一人なのかようやく分かりました。
大勢の人が集まっていいるのは、さっきの中庭の集会だけではありませんでした。

一番初めに入った礼拝堂の奥に別の礼拝堂があり、そこで、大規模なミサが行われていたのです。
ぼくは、「何だ!みんなこんな所にいたのか!」とびっくり仰天(ぎょうてん)です。

最初に入った礼拝堂が薄いピンクを基調にしていたのに対して、こちらの礼拝堂はブルーとキャメル色が基調になっています。
それにしても、物凄い人数です。
中央の通路以外は、びっしりと人がひしめいています。
ぼくは、礼拝台に座れないので、最後尾の丸椅子に座っています。


スマホカメラを最大の拡大にしないと前方で何が行われているのか分かりません。

そのうち、人々は一斉に立ち上がり、熱心に讃美歌を歌い出しました。
その歌声や熱心に祈る姿に接してエクアドルの人々の寛容さや柔軟さみたいなものを感じました。
たとえ、きっかけが征服という強制だったとしても、長い歴史の中で完全にエクアドルの人々の中にキリスト教が浸透しているということが実感できたからです。

最後に、司教のような人が、中央の通路を歩み始めました。

一人一人に目を合わせているのか、何かを配っているのかよく分かりませんが、人々は、司教を敬(うやま)っていることが分かります。
司教が退場するまでは、誰も退場する人はいません。
ぼくも、退場するタイミングを逸(いっ)してしまって、最後までミサにお付き合いすることになりました。

ミサが終わり、ようやく外に出ました。

荘厳な姿を目に焼き付けるためにもう一度振り返りました。
すると、右側の網目の塔の中に人の気配を感じました。
そう言えば、塔に上れることをすっかり忘れていました。

拡大して確認すると、間違いなく人が登っています。

手をあげている人がいます。
ぼくは、戻って登頂にチャレンジしようかと迷いましたが、ふと「高山病」のことを思い出してしまいました。
途中までエレベータで行けるにしても、最終的には自力で登ることになるから無理はしない方がいいかなと考え、自粛することにしました。

ちなみに、塔まで登った人の旅ブログにはこんな迫力のある写真が載せられています。

狭い階段を上った先には絶景が見渡せるとあります。

ツインタワーの向こうに旧市街が一望でき、そのさらに向こうには、パネシージョの丘も展望できるそうです。

パネシージョの丘がちょうど見える鉄格子もあるようです。
(さっきのハートマークもきっと方向から推測してパネシージョの丘が見えるに違いありません)
こんな素敵な写真を見ると、登ればよかったと後悔の念は起きますが、仕方ありません。
「後悔がない旅はない」というのが、ぼくの信条です。
「後悔があるから、また行きたくなる」もまた旅ですよね。

何度も振り返りたくなる教会でした。
集会をしていた若者たちも警察官の集団も、すでに姿が見られません。
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~バスが来ない!~
次は、サンタ・クララ・ノルテ市場です。
グーグルマップで行き方を調べます。

バシリカ教会のすぐ前の通りの降りたバス停で12番か54番のバスに乗れば、サンタ・クララ・ノルテ市場にいけるはずです。

目の前までバスで行けるはずです。
しかし、そのバス停で待っていても、一向に12番も54番も来ません。
来るのは、違う番線のバスばかりです。
違う番線のバスでも近くまでは行くかもしれないと思い、停まるバスの運転手に、
「サンタクララノルテ市場の近くに行きますか?」
と聞くと全ての運転手に
「ノボイ(行かない)」
と言われます。
10台くらいのバスに聞いたと思います。
段々と、疲れてきて、嫌になってきます。
今日の計画の準備不足が悔やまれます。
困り果て、途方に暮れていたところに、救世主(きゅうせいしゅ)が現れるのです。
その救世主の話は、次回にしたいと思います。
(第9話、終わりです)
(第10話は、「救世主登場!」です)
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