シリーズ20の3「なんちゃって世界一周!」
◇エクアドル・キト編:NO5◇
DAY17:2024年11月13日(水)その4

~またしても停電!~
キト旧市街の観光を終え、スーパーで買い物をしてホテルに戻って来ました。
夕方6時少し前です。

まだ、ホテル代などの決済が済んでいなかったので、ホテルフロントでカードを出しながら手続きをしようとしていました。
すると、突然、ホテル内が暗くなってしまいました。
また、停電です。
ホテルのスタッフは、慣れているのか焦(あせ)る様子はなく、
「機械が使えないから手続きはできないね。
電気が通ったら、また来てね!」
と、涼しい顔で言いました。
ぼくは、これから、夕飯を食べながら、明日の予定を立てようと思っていたので、停電は非常に困ります。
「いつ電気が来るの?」
「いつもこの時間に停電になるの?」
などと質問しましたが、
「いつ来るかは、分からない」
「いつもではないが、よくあることだ」
と言って、今日は蝋燭(ろうそく)ではなく、ランタンを貸してくれました。
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~ランタンが、、~

このランタンは、部屋の中にある停電用のコンセントに繋(つな)いで使うのだそうです。
停電用のコンセントがあること自体、日本人には不思議ですよね。
そのコンセントは、電力会社が供給する電気とは違う回路なのだそうです。
初めての経験ですが、ホテル独自の自家発電機と繋がっているコンセントだそうです。
それだけ、停電が多いということですよね。
そう言えば、

旧市街地を歩いていると、出入り口に発電機が出ているお店がかなり見られます。

このお店は、お客さんの邪魔になるのか店内には置かないようにしている感じです。

この写真は、ワンちゃんたちを撮ったもので、発電機を撮ったわけではありませんが、偶然、写り込んでいました。
日本では、屋外で作業する時に使う割とポータブルなタイプの発電機のようです。
だから、その自家発電機は、各部屋のランタンとホテル内の通路を照らすくらいの電気しか起こせないのだそうです。
すいません。
話がそれて来ました。
元に戻します。

ランタンを持って部屋に入りました。
ぼくは、エジプトのピラミッドの内部に入る時用に日本から持って来たヘッドランプを取り出しました。
これがなければ、コンセントの在り処(ありか)さえ分かりません。
まさか、こんなヘッドランプが、エクアドルの地で役立つなんて夢にも思いませんでした。

ようやく、コンセントを見つけて、ランタンのプラグを差し込みました。
ランタンは点きましたが、予想以上に暗いです。
まあ、「無いよりはまし」程度の明るさです。
とりあえず、買ってきた夕食を食べましたが、WI-FIが繋がらないので、明日の予定を立てることができません。

そうこうしていると、ランタンが点滅(てんめつ)し出しました。

消えたり点いたり、消えっ放しになったり、、、
消えっ放しになると、当たり前ですが、真っ暗です。
ホテルの部屋でこんな長々、停電したなんて経験は、20年前に訪れたネパールのポカラという街以来です。
その当時のネパールはインフラ整備が遅れていたので、停電は、毎夜、当たり前のように起こっていました。
エクアドルは、街を歩いてもそんなに貧しい国だとは思えません。
地下鉄だって通っている国ですよ。
ケンタッキーだってある街ですよ。
それなのに、電力供給が間に合っていないなんて、、、
何となく不思議な感じがします。
すいません。
また、話がそれて来ました。
戻します。

ランタンの点滅は、正直、イライラします。
精神衛生上非常によくありません。
コンセントとプラグの接続が悪いのが原因だと考え、プラグを指でつまみ微妙に左右に動かしたり、奥に強く入れたり手前に引いたり、、、
いろいろ試しましたが、改善の兆(きざ)しは、全くありません。
一度は、フロントに行って、クレームを言いましたが、
「それしかない」
の一言です。
イライラしても、怒っても仕方ないので、ぼくは「寝る」という選択をしました。
こんな時は寝るしかありません。
起きていればイライラするだけです。
室内灯のスイッチをONにして、電気が来たら分かるようにして寝ました。
もう明日のことは気にせず、「どうにでもなれ状態」です。
まさか、海外旅行に来て、宵の口(よいのくち)の7時に就寝するとは、夢にも思いませんでした。
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DAY18:2024年11月14日(木)その1
~やったー!電気が来た!~
イライラした精神状態で寝た割には、熟睡していました。
真夜中いきなり、電気が来ました。
室内灯のスイッチをONにして寝たので、いきなり明るくなったのです。
深夜1時頃です。
それからが結構忙しかったです。
シャワーを浴び、洗濯をして、明日の(もう既に今日ですが、、)予定を考えました。
いつまた、停電が起きるか分からないので、電気の来ているうちに出来ることは全部しようと頑張りました。

旅サイトを見ていたら、上のような口コミに出会いました。
このバスさえ見つければ、パネシージョの丘に行った後、乗り換えることなく1本のバスで赤道記念館に行けると思います。

グーグルマップで探すと、08番のバスに乗って「Antonio Jose de Sucre Y Cayetano Cestaris」というバス停まで行き、208番に乗り換えるとパネシージョの丘に行けることを発見しました。

08番のバス停は、ホテルから徒歩ですぐの所にあります。

乗り換えのバス停もそう面倒な感じではありません。
08番のバスで降りたら同じ方向に行く208番バスに乗り換えるので対向車線に行く必要もなさそうです。

パネシージョの丘にはバス停があるので、降り場所で迷うこともなさそうです。
完璧な計画です。

そして、パネシージョの丘の降りたバス停で207番に乗れば、赤道に行けるはずです。

赤道博物館の近くまで207番のバスは行くので、あとは少し歩けば、行きたい所には、全て辿(たど)り着けるはずです。
こちらの計画も完璧だと思います。
素晴らしい計画が立てられたので、意気揚々(いきようよう)と朝を迎えました。
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~パネシージョの丘を目指して出発!~

今日の朝食です。
パンやフルーツ、フレッシュジュースの種類が変わっていてうれしいです。
相変わらず、ミルクココアは絶品です。
今日のジュース、スイカジュースも絶品です。
量は少ないけど、元気が出る朝食です。
1泊2400円でこの朝食は素晴らしいと思います。
(毎日の停電は困りものですが、、)
部屋に戻って、今日の行程を再度確認してから出発です。
<ホテルからパネシージョの丘>
ホテル⇒(徒歩6分)⇒08番のバスに乗る
⇒バス停「Antonio Jose de Sucre Y Cayetano Cestaris」で208番に乗り換え
⇒パネシージョの丘
<パネシージョの丘から赤道記念館>
パネシージョの丘⇒207番のバス⇒赤道記念館
<赤道記念館からホテル>
赤道記念館⇒207番のバス⇒旧市街バス停⇒(徒歩)⇒ホテル
こんな感じの予定です。
自分で決める旅は、やはり楽しいです。

08番のバスに乗るためのバス停は、ホテルから徒歩6分です。

すぐに、08番のバスが来ました。

10セント(約16円)を払い、乗り込みました。
エクアドル初めてのバスです。
いつもながら、バスに乗るとテンションが上がります。
タクシーでは味わえないワクワク感です。
このワクワク感が味わいたくて世界旅をしているのかもしれません。
~来るはずのバスが、、~

乗り換えのバス停で降りました。
バス停名が長くてドキドキしていましたが、終点だったので間違うことなく降りることができました。
たくさんの番線のバスが出発する、かなり大きなバス停のようです。
降りたところで待っていても、なかなか208番のバスが来ません。
バス停の表示にも208番がないのが気になります。
周辺や対向車線に208番のバス停がないか確認しにいきましたが、それらしきものは見当たりません。
グーグルマップによると、確かに208番のパネシージョ行きのバスは存在します。
そして、8分ごとに来ることになっています。
でも、すでに20分も待っています。
別の号線のバスは次から次へと来ますが、208番だけは全く来ません。
別の番線でバスを待っていた青年が心配そうに、ぼくに歩み寄り、声をかけてくれました。
ぼくが、
「208のバスでパネシージョの丘に行くつもりです」
と言うと、その青年は
「208のバスはないよ。
パネシージョの丘に行くなら、徒歩かタクシーで行かなければダメだよ」
と教えてくれました。
ぼくは、スマホでグーグルマップの情報を彼に見せて、
「あるはずなんだけど、、」
と言うと
「今年からなくなったよ。観光バス以外にバスは行っていないよ」
さらに
「タクシーに乗るなら、ここから乗ると逆方向になるから2ドルかかるよ。
でも、対向車線まで行って乗れば、1ドルで行くよ」
と教えてくれました。
もの凄(すご)く親切です。
タクシー代のことまで心配してくれます。
お互いたどたどしい英語だったので、正確に意味が通じ合ったかどうか分かりませんが、これだけ待っても来ないのだから、彼の言うことが合っているのだと思います。
ぼくは、
「本当にありがとう。もう少しだけ待ってこなかったらタクシーで行くよ」
と感謝の気持ちを伝え、もう少しだけ待つことにしました。
青年は、ホッとした表情で自分の乗るバスに乗って、ぼくとお別れしました。
いい人に出会えてよかったと思います。
まだ数人としか声を交わしていませんが、エクアドル人には、さり気ない優しさを感じます。
エジプト人のようにグイグイは来ませんが、困っている人をさり気なく助けようとする人が多いように思います。
日本人に共通するような性格かもしれません。
ぼくは、もう少しだけ待って、やはり来なかったので、対向車線まで行きました。
2ドルより1ドルの方がいいからです。
「なるほど、グーグルマップは万能じゃないんだ!」
とがっかりしながら、タクシーでパネシージョの丘に行きました。
タクシーの運転手にバスの話をすると、
「最近まで確かにパネシージョの丘に行くバスはあったけど、もうなくなったよ」
と教えてくれました。
ぼくは、
「じゃあ、帰りも徒歩かタクシーしかないですね?」
と聞くと
「もちろん、そうだよ!待っててあげようか?」
と誘ってくれました。
エジプトのような強引さは全く感じません。
ぼくは、旅のポリシー上、タクシーはなるべく避けたいので少しためらいました。
でも、徒歩だと高山病の危険がありそうなので、待ってもらうことにしました。
何といっても、ぼくは、中国の「黄龍(こうりゅう)・九寨溝(きゅうさいこう)」という4000m級の高地で高山病の経験があるので細心の注意が必要です。
今のところ、少し空気が薄いなあとは感じますが、走ったりはしてないので、症状は出ていません。
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~市街地が一望!パネシージョの丘~

パネシージョの丘は、当たり前ですが、旧市街より高度が高いです。
キト市街地は、2850mなので、ここは2850m+180m=3030mということになります。
日本人にとって3000m以上の高地での生活経験は、ほとんどないと思います。
やはり、かなり空気?酸素?の薄さは感じます。
タクシーに待ってもらって正解でした。

観光客は、ほとんどいません。

この聖母像の上部に登ることができると「地球の歩き方」には書いてありますが、自力で登らなければならないので、今回は、パスすることにしました。
高山病のリスクのあることは、避けるべきですよね。

今日は、雲がかなり多く、遠くが霞(かす)んでいます。

青空ならもっと景色がいいのだと思いますが、これでもなかなかの絶景です。

聖母マリアさんが、地球のような半球の上に乗っています。
半球の上には、ワニガメのような生き物がいます。

思い違いならいいのですが、聖母マリアさんはワニガメを踏みつけているように見えます。

とりあえず、来訪記念の自撮りです。

やはり、ワニガメを踏みつけていますよね?
聖母マリアさんがそんな残酷なことをするなんて、、
何か謂(いわ)れがあるのだと思います。
後で調べてみようと思います。

聖母マリアさんを眺めていると、地元の高校生が声をかけてくれました。
校外学習でキト市内から来たのだそうです。
エジプト人と違って、おしとやか?おだやか?な感じがします。

「どこから来たの?」
「日本だよ。日本、知ってる?」
「もちろん。大好きな国」
「日本人に会ったの初めて!」
「日本は地震の時とか、たくさん援助してくれるいい国」
「サッカーも強いし、スポーツが強い国」
「エクアドルだって、パリオリンピックで競歩やマラソン、頑張っていたよね」
「うれしい!知っていてくれて」
などと話していると、段々子どもたちが増えてきました。
せっかく仲良くなったのだから、平和メッセージを書いてもらおうと思って、リュックをまさぐっていると、遠くから先生のような人の声で集合がかかったようです。
子どもたちは、「バーイ!」と言って、一斉に走って行ってしまいました。
残念ですが、メッセージは書いてもらえませんでした。

せっかく来たので、もう少し「ふらブラ」して景色を楽しんでいました。

旧市街の向こうに昨日行けなかった「バシリカ教会」が見えます。
キト市内で一番大きな教会なのでよく目立ちます。
やはり、新市街の近くにあるので、徒歩では遠いようです。
明日か明後日には是非行きたいと思います。
~パネシージョの丘から赤道記念館~

そろそろ、タクシーに戻ろうと思います。
あまり長々と待たせるのも悪いですからね。
タクシーに乗り込むと、運転手さんが、
「赤道に行くなら、赤道まで行ってあげるよ。日本人はお金持ちでしょ!」
と誘ってくれました。
でも、ぼくは、
「どうしてもバスで行きたい。バスや電車で行くのが好きだから」
と答えました。
本当は、
「苦労して目的地に行くのが旅の醍醐味(だいごみ)だから」
と答えたかったのですが、英語でどう言ったらいいか分からなかったので言えませんでした。
ぼくの英語力では仕方ないです。

タクシーの運転手さんは、強引さが全くないので、すぐに分かってくれて、
「それじゃあ、207番のバス停に行くよ!」
と言ってくれました。
本当にエクアドルの人々は、無理強い(むりじい)しないソフトな人が多いと思います。
エジプトから来たので、特にそう思うのかもしれません。
運転手さんは「Mariscal Sucre Y Abdon Calderon」というバス停で降ろしてくれました。
ここから、赤道行きの207番のバスが出ていると教えてくれました。
無事、赤道に着くことができるのでしょうか?
赤道は、エクアドルの旅の一番の楽しみでもあります。
ワクワクです。
(第5話、終わりです)
(第6話は、「赤道博物館へ」です)
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