DAY5:2020年1月28日(火)その5
~ヴィーガン(VEGAN)レストランで夕食~


「ヤド・ヴァシェム」(ホロコースト歴史博物館)で予想外に長居をしてしまったため、新市街に戻ってきた時には、すでに、暗くなっていました。
お腹が減っていたので、何か食べて帰ろうと思いました。
エルサレムでは、ヴィーガン食がブームということで(そんなに簡単な言葉では済ませられない宗教上のことも、もちろんあると思いますが)写真のレストランに入ってみました。
ヴィーガン食とは、ベジタリアンよりもさらに厳しい食規制を課しています。
ベジタリアンは、ご存じの通り、肉食・魚食をしませんが、卵や玉子、卵製品や牛乳、馬乳、山羊乳、乳製品は食べることができますよね。
このヴィーガン食の人たちは、それら卵や乳、卵乳製品すら摂らないというのです。

一品一品見ると確かに、肉や魚、卵や卵製品、乳や乳製品はありません。
パンやクスクスなどを少しずつ注文しました。
もちろん野菜もです。
味は普通においしかったですが、お腹が減るのが早かった記憶があります。
値段は、飲み物も入れて60NIS(約1800円)でした。
少し高かったですが、物珍しさもあって入ってみました。

夜のエルサレムの街並みです。
ライトアップの仕方がなかなかおしゃれだと感じました。

~今夜も「コロナ会議」~
前日までの会議で概ねC案の方向で行くことが決まっていました。
C案:学校に来ている時と同様の流れで、その時限の授業内容に沿った課題を作る。
(要するに授業を進める)
しかし、誰も行った経験がないので、具体的なイメージがそれぞれ、まちまち、です。それを、ある程度まで共通的なイメージを築き上げないといけません。
またまた、喧々諤々(けんけんがくがく)です。
論議の詳細は割愛しますが、ガイドラインは概ね、以下のように決まりました。
- 基本的にスカイプで授業を行う。
(その時はまだ、zoomの存在を知らなかったので) - 教科書、ノート等必要物品が手元にない子どもが大多数いると思われるので、その1時間の授業で必要な物品は、PDFなどで事前に配信する。
- 子どもたちのいる場所、学習環境等を十分考慮して授業を構成する。
(上海にいるか、日本にいるか、それ以外の外国にいるか事前に確認する) - できる限り、学習の流れなどはリアルタイムか動画かPDFで配信する。
- 1時間ごとの確認と評価は、授業者の責任で必ず行う。
- 健康観察を含む朝の会はリアルタイムで行う。
などなど、全ては書ききれないので割愛しますが、具体的な方向性が確認されました。
またまた、早朝の5時まで寝ることができませんでした。
(第20話、終わりです)
(第21話は、「グレートシナゴーグ」「ロックフェラー博物館」について紹介します)