2019年12月~2020年1月 その2:降りかかる逆風

~楽しく準備をしていたら、、~
イスラエル旅の本格的な準備を始めたのは2019年10月のウズベキスタン・サマルカンド旅が終わった後からです。
(この旅についても後々紹介する予定です)
飛行機やホテルなどの予約、計画作りは、ぼくが楽しみながら行いました。
ワクワク感しかなかったこの旅に、いつしか、思いもかけない、いくつもの強烈な逆風が吹き始めたのでした。
~逆風その1~
2019年12月29日、アメリカ・トランプ氏による中東5か所の爆撃。
これが発端でした。
その抗議活動が暴徒化し、イラン国民がアメリカ大使館を襲撃。
年明け2020年1月3日、アメリカが、イランの軍事的英雄ソレイマニ氏を殺害。
その報復として、1月8日にイランが、イラク内の米軍基地攻撃。
まさに報復の連鎖です。
オバマ氏主導の「イラン核合意」によって一時の雪解けムードがここへきて激変。
アメリカとイラクは一触即発の状態になってしまいました。
1月中頃には、各国のマスコミは、イランが、親米国家サウジアラビアやイスラエルを攻撃するのではないかとの危険性を指摘し始めました。
そんなことが現実になれば、イスラエル旅行どころではありません。
~逆風その2~
2019年12月1日、中国武漢市において謎の肺炎患者が出現。
その後、武漢市では、同様の患者が増加。
年明け1月1日には関係する海鮮市場が封鎖。
1月7日には、原因が新型コロナウイルスであることが明らかに。
1月16日、日本でも武漢市への渡航歴のある男性が感染していることが明らかに。
世界各地に徐々に広がり始めました。
これ以上感染者が増えれば、旅行どころではないなという不安がありました。
~逆風その3~
自分自身の不摂生でインフルエンザにかかってしましました。
10年ぶり2度目のインフルエンザです。
毎年、予防接種することなく「インフルエンザは、かからないもの」という変な自信がありました。
これまで1度しか罹患したことがなかったので、油断もあったと思います。
「普段かからない人間がかかると重症になる」という定説通り、かなりきつかったです。
1月14日に発熱(39.3℃)・悪寒・筋肉関節痛・倦怠感などインフルの諸症状がほぼ全てありました。
普段は滅多に医者には、かからないタイプです。
しかし、職場でもインフルが出ていたので、自分もインフルかもしれないと思い、仕方なく、上海で初めて内科医にかかりました。
やはり、予想通り、インフルエンザでした。
イスラエルへの出発が来週24日に迫っていました。
行けるのかなという不安に陥ったことは事実です。
~逆風その4~
ぼくが、インフルエンザで苦しんでいる頃、TAさんのからのメールがありました。
お見舞いメールかな?などと気軽に考えていたところ、不参加を伝えるメールでした。
要約するとこうです。
「アメリカにいる姉が、イスラエル行きに強烈に反対している。
トランプは何をしでかすか計り知れない男。
トランプの予測不能な政策が、中東に及ぼす影響は全く見通しが持てない。
だから、この時期にイスラエルは不安。
行くべきではないという姉の意見に今回は従うことにした。
ご迷惑をおかけするが、今回は不参加に。」
という内容でした。
さて、どうなる?どうする?イスラエル旅。

まさにあの時のぼくの心境そのものです。