DAY2:2012年8月19日(日)その4
~世界遺産「ベレンの塔」~
テージョ川沿いの遊歩道で川風にあたりながら、心地よい時間を過ごした後、「ベレンの塔」に向かいました。

↑ベレンの塔です。
「ベレンの塔」は、マヌエル1世の命(めい)により、1520年に完成されました。
当初は、テージョ河口を守る「要塞」として造られました。
その後、税関や灯台としても使われるようになりました。
「地球の歩き方」によると、
「司馬遼太郎氏は、この塔を、貴婦人がドレスの裾を広げている姿にたとえ、『テージョ川の貴婦人』と表現している」
とあります。
ぼくには、ドレスがどの部分かは、どうしても発見できませんでしたが、、、

テージョ川側から写した「ベレンの塔」です。
マヌエル様式とよばれる優雅なテラスがO君の頭の上に見られます。

「ベレンの塔」は、1983年、世界遺産に登録されました。
世界遺産を一目見るために、多くの観光客が行列を作っていました。
~アルファマ地区へ~
「ベレン地区」で3つの観光地を見学した後は、「アルファマ地区」へ行こうと思います。

「ベレンの塔」は地図上の左(西)側の黄色〇です。
今度の目的地「アルファマ地区」は、目抜き通り「リベルダーデ通り」をまたぎ越し、右(東)側の黄色〇の丘の上にあります。
拡大した地図は、下にあります。↓

「サン・ジョルジェ城」や「リスボン大聖堂」「カテドラル」などがあります。
また、小高い丘になっているので、絶景が期待できそうです。


往(い)きは、国鉄を使ったので、戻りは、市電28号を使いました。
市電28号は、「リベルダーデ通り」を横切り、アルファマ地区まで登っていくので、乗換の必要がありません。
はたして、絶景は拝めるでしょうか?
(第5話 終わりです)
(第6話は、「サン・ジョルジェ城からの絶景」です)