Period2:2020年3月3日~3月21日その3
~完全隔離生活でのお仕事~
教員にとって、3月は、特別の月です。
普段の授業ばかりではありません。
3学期の成績を出し、通知表を作成することや1年間の成績を出し指導要録(その子の1年間の成績や行いなどを数字や言葉で記載する公的な記録簿)を作成することが大きな仕事です。それ以外にも、学級の解散式、校務分掌(学級担任以外の例えば生活指導とかの仕事)、卒業式・6送会(6年生を送る会)などの大きな行事の計画運営、今年度の反省と来年度への引継ぎなどなど、枚挙(まいきょ)に暇(いとま)がないくらいです。
日中は、E-ラーニング、その後、夕方からは、明日の授業の準備、夕飯後は、成績処理といった感じで一日一日が過ぎていきます。
外に出たいという気持ちは、日増しに高まってきますが、
~完全隔離下での息抜き~
中国の住居は、多少贅沢なマンションでも、お風呂はついていません。
日本人のようにお風呂に入る習慣がほとんどありません。
だから、ぼくの部屋にも、当然、お風呂はありません。
もちろん、シャワールームはありますよ。
天井から光線のような熱が放出する暖房までついた割と豪華なシャワールームです。
でも、浴槽はないのです。
ぼくの部屋は、学校名義での借り上げで、家賃は学校持ちです。
上・中・下のレベルはよく分かりませんが、学校の名誉のためにお伝えしますが、リビングダイニングとベッドルームは別ですし、各部屋には、ちゃんとよく効くエアコンが、ついています。
くわえて、40インチのテレビが、各部屋にあります。
キングサイズのベッドもソファもテーブルも冷蔵庫、電子レンジも全て備え付けです。
だから、そんなには低レベルの部屋をあてがわれているわけではありません。
そんな部屋でも浴槽はついていません。
余談が長くなってすいません。
要するに中国の住居には一般的にはお風呂がないということをお伝えしたかっただけです。
ぼくは、根っからのお風呂好きです。
なので、お風呂に入りたくなると、バイクで30分もかけて「大江戸温泉物語」(下の写真)に出かけます。
そうです。上海にもあるのです。
日本風の温泉施設が、、

本当に温泉なのかどうかは?ですが、風呂好きのぼくにとっては、楽園です。
でも、隔離生活で外出ができないと、その点でストレスが溜まります。
そこで、「お風呂を買おう」と一念発起(笑)して、ネットで買ったのが、下の写真のお風呂です。

これが、ぼくの隔離生活最大のストレス解消です。
上海は鹿児島とほぼ同緯度にあって、南国と思われていますが、実は冬はしっかり寒いです。
零下には滅多に下がりませんが、それに近いくらいには平気で下がります。
だから、浴槽に熱々のお湯をなみなみ張って、体を温め、音楽を聞きながら、のんびり浴槽に浸かることが、生きる喜びでした。(ちょっと大袈裟かも、、)
汗をたっぷりかいた後に飲む、中国製のサントリービールもまた、格別です。
中国は、瓶(びん)ビールの方が、缶ビールよりも格段に安いので、ほとんどの場合、ぼくは瓶ビールを飲みます。
ちなみに瓶ビールは、633mlで3~4元(45円~60円)です。
(缶ビールは500mlで6元(90円)くらいです)
日本では、信じられない安さですよね。
実は、中国はビール天国です。
こんなに安くて大量のビールが飲めるところは、あまりないと思います。
ゆったりとお風呂に入った後の冷たいビール。
これが、ぼくの隔離生活の最大のストレス解消法です。
余談が長くなり、反省です。
次からは、もう少し真面目に、隔離生活の実体験について紹介します。
(第9話、終わりです)
(第10話は、「日本再入国の決意」について紹介します)
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