Period4:2020年11月11日~2021年3月その12
~B:引越しをどうするか?~
ぼくは、4年前、スーツケース2つしか持たずに、上海に来ました。
日本からは、仕事に関わる物と必要最小限の衣類や小物しか持ち込まず、引越し荷物を日本から送るということはしませんでした。
上海に来てから、必要な物を少しずつ買い揃えていきました。
上海に来た当初は、買い物をすることが楽しくて仕方なかったことを覚えています。
言葉も何も通じない中、職場の仲間にいろいろ教えてもらいながら、必要物品を楽しみながら買い揃えていきました。
4年もの月日の中で、自分の物は、ほとんどなかった部屋の中が、今では、物であふれています。
「まずは、捨てることだ」
と、冬休みの後半の暇な時間を使って、
・捨てる物
・友人にもらってもらう物
・日本に持って帰る物
に分けました。

ある程度、覚悟はしていましたが、部屋の中は、写真のように、めちゃくちゃに散らかってしましました。
(写真を出すのが恥ずかしいです、、、)
これでも、かなり、大胆に捨てた後です。
一時は、どうなることかと思いました。
これは、長期戦になると思い、とりあえず、春節休みまでに、引越し荷物を作ることを目標に定めました。
<引越し業者選び>
とりあえず、部屋の片付けに目をつぶり、引越し業者の選定をすることにしました。
2月3月になると混み過ぎて、予約が取れなくなる可能性があるからです。
ネットでいろいろ調べていると、当たり前ですが、船便は、日数はかかるけど安い、飛行機便は、早いけどとんでもなく高い、ということが分かりました。
それから、業者によって、費用やサービスが全く異なるということも分かりました。
そういえば、知り合いに日通の方がいるのを思い出し、電話してみました。
日系の企業だけに日本語が通じて、すごく助かりました。
下のような、すごくお得な商品を紹介してもらい、段ボール10個分の船便で仮予約しました。

料金は、税や保険を合わせて約8万円です。
上海の部屋から新潟の自宅まで運んでくれます。
検疫手続き等も全て業者がやってくれます。
他の人に聞いても、破格の値段らしいです。
日通さんに感謝です。
Mサイズの段ボール10個ということは、かなりの量を運べます。
部屋の片付けにも影響が出ます。
捨てたり、あげたりする量の見通しも持てます。
そこで、
・冬休み中に段ボール10個を届けてもらう
・その時に正式契約
・その時に引越し審査(検疫など)に必要な書類をもらう
・引越し(荷物引き取り)の日を決める
(普通は、本帰国の5日~1週間前らしいです。
早過ぎるとその後の生活が不便。
遅過ぎると検疫等で不備が生じた場合本人がその国を出発できないこともあるのだそうです。
ぼくは3月20日にしました)
などを担当者と電話やメールで取り決め、何とか引越しの見通しが持てました。
引越しについては、見通しが持てて、一安心です。
しかし、まだまだ、やることは山積みです。
(第36話、終わりです)
(第37話は、「退職の学校への申し出」について紹介します)