Period3:2020年3月21日~11月11日その9
~中国入国の手続きの実際その3~
Mビザを手に入れ、福州行きの12万円の航空券を予約しました。
次は、PCR検査&抗原検査です。
中国は、指定の病院の検査結果しか認めません。
新潟市にも指定病院がありましたが、上越市と新潟市は県外の方が、思っているよりずいぶん遠いので、県内は諦めました。
どうせ、成田まで行くわけですから、東京で検査を受け、前泊して、次の日(搭乗する日)の朝一に取りに行き、成田に向かうことにしました。
10日午後に検査を受けると、11日の午前に証明書を発行してくれるという病院を探して、検査を受けることにしました。
検査代(2万5千円)やら前泊代(6000円)などかなりかかりますが
「飛行機代50万円よりましだよね」
と考えることにしました。
下にぼくが検査を受けたクリニックが載っています。

検査は、たくさんの中国人であふれかえっていました。
「中国に帰れなくなった中国人がこんなにもいたのか」
と意外に思えるほど中国人が大勢でした。
さすが中国ですよね。
入国禁止と決めたら、自国民であろうがなかろうが、区別せず入国を認めないんですからね。
ちなみに日本は、外国からの入国禁止措置をとった時でも、日本人が日本に帰るルートは残してありましたよね。

11月10日に新潟から新幹線に乗り、検査を受け、東京都内で前泊をして、やっと手にした「PCR検査と抗体検査のコロナ陰性証明書」です。
陰性証明書をもらい受けた後、成田空港に向かうわけですが、福州には、無事着けるでしょうか?
また、福州での2週間の隔離生活はどんな環境で行われるのでしょうか?
くわえて、平日の移動なのでE-ラーニングをしながらの行動です。
はたして、うまくいくのでしょうか?
(第22話、終わりです)
(第23話は、「10日・11日のE-ラーニング」「成田空港の様子」について紹介します)