Period3:2020年3月21日~11月11日その8
~中国入国の手続きの実際その2~
Mビザ(短期90日商用ビザ)が発給され、10月22日に無事、ぼくの手元に届きました。
次は、飛行機の予約です。
前回も少しお話ししましたが、その頃の日本・上海便は、片道平均50万円以上でした。
企業関係で会社が全額負担してくれる人たちは、その値段でも上海に上陸していましたが、ぼくの学校は、往復約6万円が上限です。
だから、50万円という額は、とても出せる金額ではありません。
いろいろな航空会社のサイトを見て、様々な可能性を探りました。


↑ 10月20日のある旅行サイトで検索した東京・上海直行便の値段です。
日付の下の小さな数字が、片道の値段(日本円)です。
ファーストクラスではありませんよ。
エコノミークラスですよ。
とてつもない値段ですよね。
10月25日なんて200万円超えですよ。
一般庶民のぼくには、とても、とても、、、
結論的には、「厦門(アモイ)航空」で成田・福州便を選択しました。
それでも片道12万円です。
12万円でもかなり高いと感じますが、50万円から比べると、かなり安いので上海直行便を諦め、この便を選択したのです。
福州という都市には、行ったことはありませんが、大都市なので、きちんとしたホテルもたくさんあるだろうという希望的観測もありました。
その領収書が下にあります。

11月11日15:30成田発、19:00中国福州着です。
福州市というのは、下の地図の通り、台湾のすぐ東に位置している福建省の省都で人口840万人の大都市です。
今、まさに「きな臭い台湾有事」の大陸側に位置している都市です。
上海には、飛行機で1時間程度の距離です。

さて、航空券は上海直行便を諦め、福州便を何とか取りましたが、まだまだハードルがあります。
搭乗72時間以内のPCR検査&抗体検査の証明書が必要です。
さてどうする?
(第21話、終わりです)
(第22話は、「中国入国の手続きの実際その3」について紹介します)