シリーズ20の2「なんちゃって世界一周!」:NO20
◇エジプト編:NO20(ルクソール④)◇
DAY9:2024年11月8日(金)その4
~炎天下の徒労(とろう)!~
「ツタンカーメン王墓」「ラムセス5・6世王墓」「ラムセス1世王墓」の3つの見学を終えました。

次は「トトメス3世王墓」に行こうと思います。
「王家の谷」の中では、最も遠くに位置しています。
「遠くて行きにくいが、玄室の線描写がとても美しい」
というなかなか高評価の王墓です。
何となく惹(ひ)かれるものを感じたので、遠くても無理して行ってみたいと思います。
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ところが、いざ歩き出すと、かなり厳しいことが分かりました。
太陽高度が上がるにつれて、気温も上がってきました。
温度計がないので正確には分かりませんが、直射日光の下では、35℃は下らないと思います。
日影はありません。
分かれ道は多くないので、道は間違っていないと思いますが、なかなか着きません。
遠くなので訪れる人は、ほとんどいません。
あとどれくらいで着くのかなどの情報が全く入ってきません。

岩の裂け目にそれらしいものが見えてきました。
もうヘトヘトです。

階段が、近くなってきました。
もうすぐです。

ようやく、看板まで辿り着きました。
この看板を見る限り、あそこに見える階段を上った後、入口に入り、上った分、下るみたいです。
王墓に着いてからもかなり大変そうです。

階段の上り口に着きました。
上に誰かいます。
ぼくに向かって、何か言っているようです。
「聞こえないよ」というふうに耳に手をやるジェスチャーを送ると、両腕で✖を作るではありませんか。
「もしかして閉鎖!?」悪い予感がしてきました。
彼らが下に来るのを待って、聞いてみると、やはり、今日はやってないそうです。

ぼくは、がっかりきました。
徒労(とろう)とはこんな時に使う言葉なんでしょうね。
来た記念に自撮り写真を撮るしか気持ちの立て直しようがありませんでした。

しばらく、水を飲みながら、ぼうっと小岩に座って呆然(ぼうぜん)としていました。
後から来る人に「やってないよ」と言っても、階段を上り始める人もいます。
階段の上の景色がいいのかもしれませんが、ぼくには、行く元気がありません。

とぼとぼと、来た道を引き返します。

次に目指すのは、「セティ2世王墓」です。
二股(ふたまた)の西側の一番奥にあります。
「トトメス3世王墓」ほどではありませんが、遠いことは間違いありません。
今度は、閉鎖なのか、やっているのか事前に情報を入れながら進むことにしました。

~予定外の「タウセルト王妃」墓跡へ~

「タウセルト王妃墓跡」の看板前に来ました。
「セティ3世王墓」は、すれ違う観光客に聞いたところ、複数人が「クローズ」だと答えたので、行くのをやめました。
その代わり、全く予定になかった目の前の「タウセルト王妃墓跡」に入ることにしました。
もうそろそろ、太陽の当たらない所に入りたかったのも理由の一つです。

「タウセルト王妃墓跡」に入りました。
床は木張りです。
昔の木造の小学校の廊下のようです。

そもそも、「タウセルト王妃」とはどんな人なのでしょうか?
「地球の歩き方」には、タウセルト「王妃」となっているので、王ではないと思っていましたが、調べてみると、れっきとした女王なのです。

タウセルトさんは、セティ2世の正室(王妃)です。
しかし、セティ2世との間に子どもが出来なかったこともあり、跡継ぎ争いが起こります。
セティ2世の次のファラオになったのはセティ2世の甥(おい)である19才のサプタハ少年王でした。
少年だったこともあり、タウセルトさんがサプタハ少年王の後見人として君臨(くんりん)することになります。
その後、サプタハ少年王がわずか6年で逝去(せいきょ)してしまいます。
サプタハ王には、後継男子がいなかったこともあり、後見人であったタウセルトさんが女王に即位したのです。

玄室には、壁画などなく、至ってシンプルな印象です。
静謐(せいひつ)の中、人型石棺があります。

石棺の上に人型石棺が乗っているタイプの棺です。

棺自体は、かなり巨大なものです。

玄室の床も、板張りです。
まさか古代エジプトの時代から板張りであったとは思えません。
王墓の整備をした時に板張りにしたものだと推測します。

内部に木材がふんだんに使ってある珍しいタイプの王墓でした。
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~最後の見学「メルエンプタハ王墓」へ~
入場券で入れる王墓は3つです。
2つ終わったのであと1つです。

できれば、「タウセルト王墓」からの帰り道にある王墓に入りたいと思います。
もちろん、炎天下で、もう余計な体力消耗はしたくないという気持ちからですが、もう一つ、あのタクシー運転手兄弟と待合せしている時間が迫ってきたからです。
遅れると、「追加料金」とかなんとかまた、イチャモンを付けられると嫌ですからね。

相変わらず、雲一つない快晴で、カンカンの炎天下です。
新潟県人としては、直射日光に慣れていないので、剥(む)き出しの皮膚に刺すような感じがします。
だから、砂漠に住む人たちは肌を出さないで軽い布状の物でふわりと羽織るような衣装を着ているのでしょうね。

朝訪れた、ツタンカーメン王墓の近くに観光客が列を作っているのを見つけました。
それが、「メルエンプタハ王墓」です。

わりと人気のある王墓のようです。
観光客が列を作っています。

入口の看板を拡大しました。
「メルエンプタハ」と発音するようです。
もちろん、予定外の入場なので、名前も聞いたことがありません。
もちろん、何をした人なのかなどの予備知識も全くありません。

「地球の歩き方」の説明では「赤色花崗岩(かこうがん)製石棺」の一言です。
石棺が有名なようです。

丸みがどこにもない、四角張った直方体の石棺です。

「メルエンプタハ」さんは、ラムセス2世の次のファラオです。
ラムセス2世は、実に66年間90才までファラオに在位していたので、メルエンプタハさんが即位したのが60才を越えたころだったという話です。
その後、メルエンプタハさんは、約10年間ファラオに在位していたので、70才を越えての逝去(せいきょ)だったわけです。
当時としては、驚異的な長寿だったと言われています。
まあ、90まで生きたラムセス2世には負けますけどね。
この石棺の渋さは、こんな事情にもよるのかもしれませんね。

石棺の脇には、人型石棺が置かれています。
割れ目も欠損もなく、とても3200年も経っているとは思えません。

顔も目鼻立ちがはっきりしていて経年劣化は感じられません。

壁は、よく見ると壁画が剥(は)がれ落ちたことが分かります。
石棺の保存状態との差が、顕著(けんちょ)です。

ここも板張りの廊下です。
向こうに見えるのはたくさんの観光客です。
場所がいいのか、人気が高いのかよく分かりませんが、結構たくさんの入場者が見えます。
これで、5つの王墓見学が全て終わり、王家の谷を後にします。
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~ハトシェプスト女王葬祭殿へ~
次は、「ハトシェプスト女王葬祭殿(そうさいでん)」へ向かいます。

また、あの運転手兄弟の車です。
約束の集合時刻に遅れなかったので、文句は、言われませんでした。

「王家の谷」から「ハトシェプスト女王葬祭殿」は、すぐに着きました。
地図で見た通り、かなり近いように感じました。
さて、女王葬祭殿は一体どんな所なのでしょうか?
(第20話、終わりです)
(第21話は、「ハトシェプスト女王葬祭殿へ」です)
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