今回は、今回の旅の第一訪問国の「ベトナム」とその訪問都市の「ホーチミン」について、調べたことを中心に基本的な情報を紹介したいと思います。
*最後のお詫びにも書きましたが、「ホーチミン」については、次回回しとなりました
お詫びいたします。

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~「ベトナム」は、どんな国?~

<ベトナムの思い出>
「ベトナム」と聞くと、一つの思い出があります。
ぼくが、小学校教員として初めて赴任した学校の隣の小学校に「ベトナム人学級」がありました。
隣なので学校同士の交流が盛んで、そのベトナム人学級の子どもたちとも、かなり一緒に活動しました。
当初、どう見ても小学生には見えない子がいるので、聞いてみると
「ベトナムにいたころに学校に通えていなかったので、年齢からすると中学生だけど小学校から学び直している」
とのことでした。
ミニバスケットボールの練習試合の時などは、その子に手荒い洗礼を受けました。
頭一つ大きいその子にかなう子はいません。
その子は、「小学生相手に手を抜く」とか「軽くあしらう」ということはしませんでした。

ぼくは、ベトナム人学級の子どもたちに対して
「何事にも真剣!」
「勉強できることにいつも感謝している」
ということを感じていました。
明らかに当時の日本人の子どもたちより学ぶことに必死でした。

その当時(40年ほど前)は、その子たちが「ベトナム難民」であることしか知りませんでした。
「ベトナムで、どんな生活をしていたのか?」
「なぜ、ベトナムから出て難民にならなければならなかったのか?」
など、全く知りませんでした。
いや、知ろうともしませんでした。
今回、初めてベトナムに行くことになり、ベトナムのことをよく知り、あの時のあの子たちの生い立ちや思い、願いなどに少しは思いを寄せることができたらいいかなと思ってます。


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<ベトナムの主な情報:アウトライン>

正式国名と首都:ベトナム社会主義共和国(首都:ハノイ)

位置:インドシナ半島の東側、海岸線に沿って南北に細長い国です。
北側を「中国」、西側を「ラオス」「カンボジア」と接しています。
東側の海は南シナ海です。

国旗:地の赤は、社会主義国共通の色で、革命の戦士が流した血を表しています。
黄色の星は、労働者・農民・知識人・青年の団結を表しています。

人口:1億30万人
日本より2千万人ほど少ないくらいです。
今のところ世界第16位ですが、年々人口が増えているので、日本を抜く日も近いかもしれません。
何といっても平均年齢32才で日本の48才と比べて16才も若いです。
日本が「初老」ならベトナムは「青年」ですね。
今まさに伸び盛りの国だと言えます。

面積:約33万㎢
日本から九州を引いたくらいの面積です。

民族:キン族と呼ばれるいわゆるベトナム族が86%
その他54の少数民族が存在しています。

言語:ベトナム語
2C~10Cの約900年間、中国からの支配の影響で漢字文化が流入していました。
その後、フランス植民地時代に漢字を廃止し、発音をラテン語のアルファベット文字で書き表すことになったようです。
今では、漢字を読み書きできる人はほとんどいないと言われています。
英語は、「英語が話せるランキング」の世界60位(調査結果が出た111か国中)です。
ちなみに日本は80位です。
日本より少し上位のようですね。
そのへんのところも、実際はどうなのか感じ取ってきたいです。

宗教:共産党体制の影響からか大多数が無宗教(86%)と言われています。
その他、仏教徒が5%、キリスト教徒7%です。
しかし、多くの人々は、古来から信仰のあった仏教に影響を受けた生活をしているようです。寺社や教会など観ながら宗教についても学んできたいです。

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通貨ベトナムドン(VNDまたはđで表記)
2024年8月30日現在 1円=170.39đ 1đ=0.0059円

貨幣は200đ、500đ、1000đ、2000đ、5000đの5種類あります。
紙幣は(100đ、200đ)500đ、1000đ(約6円)、2000đ、5000đ、1万đ(約60円)、2万đ、5万đ、10万đ(約600円)、20万đ、50万đ(約3000円)の12種類ありますが、100と200đ札はほとんど見かけないらしいです。

例:手数料を考えずにシミレーションします。
1万円を両替すると、170万3866ドンが手元に来ます。
あまりに単位の大きな金額にびっくりドキドキソワソワしないようにしないといけませんね。


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簡単な歴史:いろいろ調べましたが、なるべくざっくりと紹介します。
・紀元前1万年頃から打製石器文化が広がったようです。
・紀元前2000年頃から水稲栽培文化が広がったようです。
・2C~10Cの約900年間、中国からの支配を受け続けます。
・939年、中国との戦いに勝ち、中国からの支配から脱却します。
・11C~19C、李朝→陳朝→黎朝→西山朝→阮朝とベトナム独自の王朝が続きます。
・1858年、仏越戦争に敗れて、徐々にフランスの植民地になっていきます。
・1885年、ベトナム全土がフランスの植民地になってしまいます。
・1940年、日本軍が進駐(しんちゅう)してきます。
太平洋戦争のアジア侵攻の一つの流れの中で、ベトナムに駐留するフランス軍を駆逐したらしいです。
・1945年9月、日本の敗戦に伴い、ホーチミンさんが「ベトナム民主共和国」の独立を宣言します。
・1946年、ベトナムの独立を認めないフランスと戦います。(インドシナ戦争)
・1954年7月、ディエン・ビエン・フーの戦いでフランスを破ります
・1954年10月、フランスを破ったにもかかわらず、ジュネーブ協定で南北に分断されてしまいます。
(このあたりから大国間の東西冷戦の影響を強く受けていくようです)
・その後、北ベトナムは中国・ソ連の影響下に、南ベトナムはアメリカの影響下におかれるようになります。
東西冷戦体制の中で南北対立に発展してしまいます)
・1965年、アメリカ軍による北爆が本格化してきます。
・その後、「ベトナム戦争」が泥沼化します。

泥沼化するベトナム戦争:ウィキペディアより
沖縄タイムスより

・1973年1月、パリ和平協定でベトナム戦争終結
・1973年3月、アメリカ軍の完全撤退完了
・1975年4月、南ベトナムの首都サイゴン陥落
・この頃から、南ベトナム政府関係者、資産家など社会主義体制の下で迫害を受ける恐れのある人々、新体制に不安や不信を持つ人々などを中心に大量に国外流出が始まります。
いわゆる「ベトナム難民」の国外大量流出です。

ベトナム難民(いわゆる「ボートピープル」)
:NHKニュースより

・1976年7月、現在の「ベトナム社会主義共和国」樹立国連加盟
・その後、「ベトちゃん・ドクちゃん」など米軍による枯葉剤などの違法性が徐々に明らかになってきます。

読売新聞より


<ベトナム戦争に関連しての追記>
1963年に、ケネディ大統領はベトナムからの完全撤退を全世界に表明しました。
しかし、その翌月、ご存じのように、アメリカ・ダラスで暗殺されてしまいます。
いわゆる「J.F.ケネディ暗殺事件」です。
後任のジョンソン大統領は、「ベトナム撤退」を白紙撤回してしまいます。
そして、「北爆」が本格化し、ベトナム戦争が泥沼化してしまいます。
「ベトナム撤退」と「ケネディ暗殺」との因果関係は定かではありませんが、あの時、ケネディさんが暗殺されず、ベトナムからの「完全撤退」が実現していたら、間違いなく「ベトナム戦争の泥沼化」は避けられたのではないでしょうか。
歴史に「たら・れば」は無意味だと言われますが、あの暗殺事件は、ベトナムの命運を大きく左右した事件だと思います。

ベトナムの人々は、この「ベトナム戦争」をどう総括(そうかつ)しているのか?
ベトナムの若者は「ベトナム戦争」に対してどう考えているのか?
また、「対米感情」「対仏感情」「対日感情」はどうなのか?
などなど、訪問した際に、是非確かめて来たいと思います。

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経済政治状況:ベトナムの経済状況が上向いてきたきっかけは、やはり、1986年の「ドイモイ政策」だと言われています。
「ドイモイ政策」とは、中国の改革開放政策を模して社会主義に市場経済システムを取り入れる経済政策のことです。
1993年に58%を超える貧困率だったものの、ドイモイ政策の効果が表れ、2015年には、5%以下に引き下げることができ、中所得国への仲間入りも果たしました。
2024年の実質GDP成長率は7%に迫る勢いです。
世界の中でも、「今、最も勢いのある国の一つ」と言っても過言ではないと思います。
そのあたりの「勢い」も今度の旅で是非感じて来たいと思います。

<お詫び>
読み返してみると、ベトナムやベトナム戦争に対する思いが強過ぎて、ついついダラダラ長くなってしまいました。
予告では、「ベトナム・ホーチミン」についても第3話で同時に紹介する予定でしたが、次回にさせていただきます。
何事も計画的にいかない、行き当たりばったりの人間ですいません。

(第3話、終わりです)

(第4話は、「ベトナム・ホーチミン」について紹介します)

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宮田 彰(あきら) 1961年新潟県上越市生まれ 新潟県内公立小学校教員を33年間勤める 2015年から中国上海のアメリカンスクールにて教員 2021年退職 2022年「あきらのふらブラ旅ブログ」開設 現在上越市在住

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