シリーズ16の総<ヨーロッパD1振り返り総括編>NO5
今回の総括・第5話は、<6>「親日的」 という観点で振り返りをしたいと思います。
ちなみに、
第6話は<7>「住んでみたい」
第7話は<8>「ベストショットベスト10」
の観点で、紹介します。
予告通りに進んでいません。
再度お詫びします。
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DAY1~DAY29:2023年7月27日(木)~8月24日(木)その4

~<6>「最も親日的・日本文化を感じた都市ベスト3」~
たがだか、その都市に4、5日程度、過ごしただけで「親日的」とか「日本文化」とかを語れるとは思っていません。
だから、あくまでも、「ぼくが経験した範囲内で」という限定です。
その経験した根拠の多さを中心に、ランキングを決めました。
根拠の中には、親日的を中心に拾い上げたつもりですが、日本人のみならず「外国人全般に友好的」とか「外国人全般に理解がある、優しい」など広い意味で「親日」としてとらえたものもあります。
◆ベスト3:チェコ・プラハ
第3位は、根拠の数4つでプラハです。
<根拠その1:スーパーでの日本食>

プラハでふらりと入った普通のスーパーマーケットの一角です。
サーモンを使った「生寿司」です。
この旅で「生寿司」がスーパーで売られていたのはここが初めてでした。
この生寿司の値段は69コルナ(約460円)なので、全然高くありません。
プラハ市民の食生活に溶け込んでいることが分かる価格だと思います。
さらに驚いたことに、その隣の「海鮮サラダ」です。
タコの足と「カニカマ」が上に乗っています。
ヨーロッパでは、タコは姿形が不気味なので嫌われている食材ではなかったのですか?

生寿司の下の棚に置いてあるのは、「マンガ茶」という名前の飲み物です。
中身ははっきりしませんでしたが、「マンガ」も「茶」もどう考えても日本を意識したものであることは間違いなさそうです。

もう少し目を凝らしてみると、その下段には、「わさび」と「ガリ(しょうがの酢漬け)」もあります。
生寿司に付随する必要食材もちゃんと置かれていました。
いかに、チェコの日常生活に「日本」が入り込んでいるのかが分かる証拠ですね。
<根拠その2:カレル橋の柴犬を連れた女性>

散歩途中の飼い主の女性が、柴犬にびっくりしているぼくに気付いて声をかけてきました。
しばらく、柴犬談義に花が咲きました。

このような、「ザ・ヨーロッパ」という景色の中で日本犬の象徴である「柴犬」を見かけたことにびっくりしました。
さらに、飼い主が日本犬であることを認識していたことも驚きの対象です。
日本犬ということを知らずに飼っていたわけではありません。
ぼくたちが想像している以上に「日本」に対する興味や関心が高いことが伺える一場面でした。
<根拠その3:リュック事件のプラハ市民>

またまた、リュックを置き忘れて、爆弾犯人にされそうになった話です。
警察官から解放されて、シナゴーグから出てきた時、規制線の外側にいた多くのプラハ市民や観光客の人々と目が合いました。
それらの人々に謝罪の気持ちを言葉にした後、深々とお辞儀をした時に大きな拍手が起こりました。
プラハの皆さんの温かい気持ちに触れることができて、とても嬉しかったのを覚えています。
「親日的」とは少し違うかもしれませんが「外国人に寛容」という意味でこれも根拠にいれておきました。
<根拠その4(特):大相撲の表彰式>

ぼくにとってチェコの最初の記憶は、大相撲です。
千秋楽(せんしゅうらく)の表彰式でのチェコ(当時はチェコスロバキア)大使のユーモラスな表彰の様子が大好きでした。
堅いイメージの大相撲に風穴を開けた国がチェコだと思います。
このことは、今回の旅とは直接関係ありませんが、チェコの「親日」を表す根拠には十分だと思います。
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◆ベスト2:トルコ・イスタンブル
第2位は、根拠の数5つでイスタンブルです。
<根拠その1:ブルーモスクでのお祈り>

観光客で溢れかえる中、息苦しささえ感じる「ブルーモスク」でした。
ところが、よく見ると、「お祈りスペース」は、がら空きでした。
イスラム教徒ではないのは承知のうえで、ぼくたちは、その「お祈りスペース」に入ってみることにしました。
観光客があまり入って行かないので、イスラム教徒か否かの厳しいチェックがあるのかと思っていましたが、何のチェックもなくスムーズに入れてしまいました。
他の異教徒の観光客は、イスラム教徒以外は入れないと信じ込んでいたのか、はたまた、妙な忖度(そんたく)や遠慮をしていたのかはよく分かりませんが、ほとんどの人は入ろうとはしませんでした。
ぼくは、忖度や遠慮とは無縁な人間なので、特等スペースでお祈りをさせてもらうことができました。
イスタンブルは、意外にも、異教徒へ寛容な街でした。
<根拠その2:ホテルのおかみさん>

一つ目の訪問国だったので、「平和交流活動」がうまくいくか不安でした。
初の試みなのでなかなか、声をかける勇気が湧かなかったからです。
そんな時、ぼくたちを救ってくいれたのが、「ホテルのおかみさん」でした。
おかみさんは、毎日、笑顔で接してくれて、ぼくたちが困っていると、何かと相談に乗ってくれました。スマホの修理場所を教えてくれたのもおかみさんでした。
日本人も大好きなようです。
おかみさんだけではなく、このホテルのスタッフはみんなぼくたちに親切でした。
「トルコは、やはり親日の国だ」ということを改めて感じました。
<根拠その3:どこにいるか教えてくれたタクシー運転手>

ぼくたちが、ヨーロッパサイドの旧市街と新市街を間違えて途方に暮れている時、いろいろ教えてくれたのが写真のタクシーの男性です。
34℃の炎天下、歩き疲れて木陰で休んでいる時、声をかけてくれました。
そして、「エジプシャンバザール」や「イェニ・ジャーミィー」の場所を教えてくれたのです。
タクシーの運転手だけあって、観光地には詳しいです。
平和交流にも参加してくれました。
<根拠その4:「地下宮殿」出口で出会ったお土産物屋さん>

地下宮殿から地上に出てきた時、ぼくたちを日本人と知って待ち構えていたのが、若いトルコ人でした。
横浜で数年暮らしたことがあるので、日本語がペラペラでした。
横浜でいろんな日本人にお世話になったので、トルコに来た日本人に親切にお世話したいと言っていました。
話がおもしろく、ついつい10分も立ち話をしてしまいました。
明日が「グランドバザール」が休みだという貴重な情報も教えてくれました。
最終的には「この近くでお土産物屋をやっているので見て来てくれ」というキャッチセールスでしたが、しつこく勧誘することなく最後は爽やかにお別れしました。
<根拠その5(特):エルトゥールル号海難事件>
トルコが親日国であるという根っこは何といっても、この事件ですよね!
今回の旅では、関連の施設には行くことはできませんでしたが、忘れてはいけないということで、敢(あ)えて根拠に入れてみました。

1890年9月、トルコ(その当時はオスマン帝国)の軍艦「エルトゥールル号」が、台風のため和歌山県沖で遭難し、600人以上が海に投げ出されてしまったというのが、「エルトゥールル号海難事故」です。
その際、地元住民(もちろん日本人)は、自力で泳ぎ着いたトルコ人を介抱したり、まだ、海で漂流しているトルコ人を救助したりしました。
結局、587人のトルコ人が命を落としましたが、69人が日本人の献身的な介抱と救助のおかげで命をつなぐことができました。
トルコでは、日本人に対する友好や感謝の念が、いまだに続いているのは、この事件の影響だと言われています。
イスタンブルにある「海軍博物館」では、この事件を、風化させずに、いつまでもトルコ人の心に残るようにコーナーを設けて環流活動をしています。
ちなみに、今でも、和歌山県とトルコの交流は続いているという話は有名ですね。


くわえて、イラン・イラク戦争の時、イランにいる絶体絶命の日本人を救出するためにトルコ政府が航空機を派遣してくれたことは有名ですね。(上の資料:参照)
その時の「トルコは海の恩を、空で返した」という言葉は、今でも大勢の人の心に残っていますよね。
日本人も受けた恩は、忘れないようにしたいものです。

◆ベスト1:セルビア・ベオグラード
第1位は、根拠の数7つでベオグラードです。
「刺激的な都市」でも1位で、「親日」でもベオグラードが1位でした。
意外なことに「2冠達成」です。
マイナス面でも1位、プラス面でも1位。
改めて思いますが、本当に不思議な国です。
<根拠その1:箸(はし)文化の定着>

ベオグラード市内のレストランの様子です。
「箸(はし)」を器用に使っています。
「ベオグラードでは、箸を使える人はたくさんいるよ」
とのことです。
その後、ベオグラードの箸使用について事あるごとに注視していましたが、確かに上手に使っている人がたくさんいました。
ぼくの中では「ヨーロッパ人=箸のわしづかみ」というイメージがこびりついていたので、非常に意外でした。
<根拠その2:日本料理店の多さ>

ぼくたちがベオグラードで泊っていたホテル周辺の日本食店です。
歩いて行ける距離に何と寿司屋が2軒もあるのです。(青色矢印)
左側は「MOON・SUSHI」、右側は「BAD・SUSHI」です。
ベオグラードに日本文化がこんなにも自然に溶け込んでいるなんて、びっくりです。
<根拠その3:隠れた親日国>
トーヨータイヤのセルビア工場の写真です。
関係者以外でセルビアにたくさんの日本企業があることは、あまり知られていません。

どうやらセルビアは「隠れた親日国」のようです。
その背景が5つほど考えられますが、詳細は当ブログに書いてありますので割愛します。
キーワードは「セルビアへの支援」「日本製品への信頼感」「日本文化への興味関心」があげられます。
東日本大震災の際には、それほど豊かとはいえないセルビアが、迅速に多額の援助金を送ってくれたことも忘れてはいけないと思います。
<根拠その4:ぼったくりタクシー運転手>
4つ目になぜか、このブログでも何度か登場した「ぼったくりタクシー運転手」が入りました。

列車のチケットが買えず八方ふさがりのぼくたちを乗せて、ベオグラード市街地へ戻る時のことです。
「空爆痕ビル」脇を通った時、
「日本人はグレートな国民だ!セルビア人は日本人が大好きだ」
「空爆痕ビルは、アメリカマフィアが攻撃した。アメリカは悪魔の国だ」
などと、ぼくたちが、聞いているかどうかは、お構いなしに、一方的にしゃべり続けていたのを覚えています。
NATOがベオグラードを攻撃したことをアメリカが一方的にやったとして、アメリカをひどくけなしていました。
その時は、気持ちが弱っていたので、大して気に留めていませんでしたが、今になって振り返ってみると、この運転手は、日本をかなりリスペクトしていたようです。
もう少し、フレンドリーに会話に関わっていたら、もしかして、ぼったくられなかったかも、、、
そんなこと今になって考えても仕方ありませんね。
<根拠その5:聖マルコ教会の白髭男性>

「日本人は、大好きな国民だ。だから声をかけた」
と、向こうから声をかけてきた、セルビア人のアレキセイエフさんです。
奥さんがロシア人で周りからの偏見に嘆いていました。
日本人のどんな所が大好きなのか、聞き逃しましたが、確かにセルビア・ベオグラードには、日本人が大好きな人が多いようです。
<根拠その6:カレメグダン公園の女性3人組>

ぼくたちがカレメグダン公園でチェスを見ていると、旅行ガイドをしているというセルビア人の女性が声をかけてきました。
ぼくたちを日本人だと認識して声をかけたようです。
ベオグラードの人は、見知らぬ人にも自然に声をかけることが得意なようです。
そして、会話の輪を広げるのも上手なようです。
観光案内をしている2人の学生も自然と会話の中に参加して、和やかに談笑することができました。
セルビア内で、一人や二人ではなく、こうもたくさんの人から声をかけられると、もはや、偶然とは思えません。
セルビア・ベオグラードの特長?文化?風土?のような気がしてきます。
<根拠その7:カレメグダン公園の「日本の泉」>

カレメグダン公園の城壁に入る前に、「日本の泉」というものを発見しました。
公園の中に日本に関わるものがあるということは、知っていましたが、実際にこんなに日本から離れている国に日本語の書かれている物を見ると、何だかうれしい気持ちがしてきます。

旧ユーゴスラビア内戦後、日本がセルビアに行った経済支援に対する感謝の証として建てられたものです。
周りを見ても他の国への感謝を表す物品が見当たらないので、特別、日本への感謝の気持ちが強かったということが伺えます。
「隠れた親日の国・セルビア」はどうやら、本当みたいです。
「刺激的な国」や「親日の国」のネタには事欠(ことか)かないセルビア・ベオグラードでしたが、よくよく考えると他の国よりも1泊分滞在が短いことに、今さらながら、気が付きました。
他の都市には基本4泊していますが、セルビア・ベオグラードには3泊しかしていません。
それなのに、この強烈な印象の数々は何なのでしょうか?
次回は、「住んでみたい都市」です。
決めるのは自分ですが、なぜか、セルビア・ベオグラードの順位が気になります(笑)
(シリーズ16の総:第5回目、終わりです)
(次回は「住んでみたい都市ベスト3」です)
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