~「旧ユーゴスラビアについて」~

今回は、「セルビア・ベオグラード」と「クロアチア・ザグレブ」を同時に紹介します。
この2つの訪問地は、元々「旧ユーゴスラビア」という共和国でした。
要するに、同じ国家でした。
なぜ、旧ユーゴは分裂したのか
分裂・独立の過程で起こったユーゴスラビア紛争とはどのようなものだったのか
など下調べをする必要があります。

ということで、2つの国都市の「あいうえお」を紹介する前に「旧ユーゴスラビア」について下調べしたことを紹介します。

旧ユーゴスラビアを端的に言い表した言葉を紹介します。

旧ユーゴに長く君臨したチトー大統領の発した有名な言葉です。

一つの国としてうまくいっていたように見えた「旧ユーゴスラビア」ですが、「スロベニア」「クロアチア」の相次ぐ連邦からの独立をきっかけに内戦に突入していきます。

同じ国家として生活を共にしていた者同士、紛争を契機に殺戮(さつりく)、暴行、虐待、差別などが始まっていくのです。
オリンピック(1984年サラエボ冬季オリンピック大会)まで開催したヨーロッパの近代国家だと思われていたユーゴスラビアで内戦が勃発した時には、世界中が驚きました。
紛争の背景には、人種民族問題、宗教の違いが、大きく関わっていると言われています。

旧ユーゴスラビア時の人種・民族地図です。
人種、民族がモザイク状に入り乱れているのが分かります。

「6つの民族」どころではありませんね。

言語も文字も一つの国家でありながら、各地域によって異なっていたのが分かります。

宗教的にも地域による「混在」が分かります。
「スロベニア」と「クロアチア」「マケドニア」は、宗教的な混乱が比較的少なく、抵抗なく独立に向かえたことが分かりますね。
(それを周りの地域や共和国や民族が許すかどうかは別問題ですが、、)

A対Bというような単純な構図ではないことが、ユーゴスラビア紛争の複雑化、長期化につながったということが分かりますね。

今回訪れる「セルビア」が、最も長期間、ユーゴスラビアという国家に留まり続けたのが分かりますね。
一方、「クロアチア」は、「スロベニア」とともに最も早くユーゴスラビアから独立したことが分かりますね。
そのあたりの影響が、国家運営や経済発展にどんな影響が出ているのか、興味深い面があります。

今回訪れる、セルビアやクロアチアにおいて、「ユーゴスラビア紛争」というのは、どのようなものだったのか、今現在その影響はどの程度残っているのか、しっかり見てきたいと思います。

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~「セルビア・ベオグラードのあいうえお」~

あ◇ウトライン)

経済的な混乱が強調されています。
地下資源は、亜炭や褐炭、銅、亜鉛などの産出量が多いようです。

セルビアは、バルカン半島の中心に位置していることが分かります。

セルビアは、内陸国で、たくさんの国々と接していることが分かります。

ベオグラードは、古くから文明の十字路と言われ、交通の要衝であったことが分かります。

ドナウ川とサバ川の合流地点に開かれたセルビアの首都「ベオグラード」です。

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い◇どう方法)

ベオグラードの次は、ザグレブへ向かいます。
ベオグラード、ザグレブ間は約370kmです。
この区間もバス移動を選びました。

15時頃:ベオグラード到着(時差1h)
*時間が早ければ、降りたバスターミナルで8月7日のバスチケットを購入する方が効率的。

時間とゆとりがなければ、翌日に購入
740ベオグラード発1335ザグレブ着が買えればベスト。
(約3156円)ユーロで買うか、両替後、セルビアディナールで購入

<バスチケット購入後、確認事項>
・出発日:8月7日(月)、時刻:7時30分 ・バスナンバー ・目的地 ・到着時刻
・乗り場 ・自分の名前 ・シート番号(自由席かも?)

<バス乗り場の確認>
・必ずその場に行く
・そこへ行くまでの交通機関の確認もしっかりする

う◇まそうな物)

ムチュカリツァ(豚肉と野菜をパブリカで煮込んだ料理)
ラキヤ(セルビアの国民酒)
・ヨーグルトが有名(ブルガリアとの違いを見つけたい)

え◇もそうな所)

旧ユーゴスラビア紛争時の爪痕を見つける。
ドナウ川とサバ川が合流する地点にある「カレメグダン公園」で夕日を眺める。
③ベオグラードのモンマルトルと呼ばれている「スカダルリヤ通り」を散策する。

お◇みやげ・特産品)

王族ご用達チョコレート店で、味見をする。
ラキア専門店でいろいろなラキアを試飲する。
露店で手編みの羊毛の小物を買う。

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~「クロアチア・ザグレブのあいうえお」~

あ◇ウトライン)

ユーゴスラビア紛争の前からセルビアとの確執があったことが書かれています。
1918年の「コルフ宣言」に端を発する確執だと思います。

クロアチアの国土は、佐渡島にも似た形をしています。

クロアチアの観光地は、アドリア海沿岸に多いようです。
ぼくが、クロアチアで一番行きたいと思っているところは、「ドブロブニク」です。
首都は、内陸部にあるザグレブです。

ザグレブといってまず思い出すのが、三浦知良選手が所属したサッカーチームがあることです。

「イエラチッチ広場」が、観光の中心にあたります。

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い◇どう方法)

ザグレブの次はブダペストへ向かいます。
ザグレブ、ブダペスト間は約300kmです。
ここもバス移動を選びました。

<バスチケットの購入>
8月11日のブダペスト行きのバスチケット購入手続きを。
1030ザグレブ発1530ブダペスト着、購入がベスト。

<バス乗り場の確認>
もちろんバスチケットの確認も


う◇まそうな物)

ビール工場直営店で地ビールのテイスティングをする。
ドラツ市場でドライいちじくを食べる。
米料理「サルマ」(酢キャベツの中にごはん)を食べる。
④チェバプチチ(ミニハンバーグ)に赤ピーマンのペーストをかけて食べる。
ザグレブ名物「炭酸ワイン」「あんず酒」を飲む。

え◇もそうなこと・所)

①世界的に珍しい「失恋博物館」で日本人の出品物とエピソードを探す。
②101匹わんちゃんで有名なクロアチア原産のダルメシアンに出会う。
③交流電流を発明したニコル・テスラさんの銅像を探す。

お◇みやげ・特産品)

ネクタイ発祥の地クロアチアなのでネクタイ専門店を覗く。
②クロアチアの文字「グラゴール文字」で作るアクセサリー店を覗く。

(第9回、終わりです)

(第10回は、「ブダペストとブラチスラバのあいうえお」です)

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