DAY5:3月28日(月)
~足摺岬を堪能~
朝早く出発して、足摺岬の観光をしました。
なぜか、足摺岬は写真がたくさんあり、観光らしい観光をしているのです。
寒い新潟県から暖かい南国に来た喜びを感じていたのかもしれませんね。
ぼくは、小学校の時に伝記で読んだ「ジョン万次郎」さんの銅像と一緒に写真が撮れて大満足です。





~四国内陸部にある「かずら橋」へ~
足摺岬から四万十川や仁淀川の河口を通って、高知市内に入りました。
(当時は、四万十川や仁淀川の価値など全く理解していなかったので素通りでした。
もったいない!)
高知市内の観光は、明日に回すことにして、この日は、四国山地の内陸部に行きました。
「るるぶ」で見た「かずら橋」に行きたかったのだと思います。
今でこそ一大観光地になっていますが、当時は、山間部の人の少ない寂しい吊り橋でした。
葛(かずら)という植物のつるで編んだ、川底が丸見えの結構怖い橋です。
吉野川の支流・祖谷(いや)川にかかっています。
所在地は徳島県です。
祖谷渓には平家の落人が暮らしていたので、追手が来たら、橋を切り落とすことができるように、植物のつるで作られたという伝説の橋です。


かなり怖そうな表情ですね。
強がっていましたが、本音を言うと、結構怖かったです。
右手の力の入り具合に怖さが表れていますね。(笑)
~高知市内に戻って、一泊~
かずら橋から「大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)」観光をしました。
その名前の由来は「大股で歩いても、小股で歩いても危険な渓谷」という説があります。
(もちろん、あとで知ったことですが、)
大歩危・小歩危はそれほど険しい渓谷でした。
四国の海岸線ばかり走っていたので、四国内陸部には、こんなにも険しい山岳地帯が連続しているなんて、新鮮な驚きでした。
四国=海というイメージが、変わりました。
その日は、高知市内に戻って、スーパーの軒先をお借りして、ねぐらにしました。
翌朝、自分的には、この旅最大の恐怖体験が待ち受けていました。