DAY5:2012年8月22日(水)その3


観光に出たのは、3時過ぎになっていました。
今日のめあては「迷子にならないこと」と決め、とりあえず、大通りを中心に歩くことにしました。
街の様子が分からないうちは、無理をしないことが一番です。
ホテルから出ると、すぐに出くわす「タラア・ケビーラ通り」をひたすら「カラウィン・モスク」に向かって歩きました。


暑さのせいか、観光客でごった返すほどでは、なかったですが、やはり、かなりの人出です。
雑貨屋などを冷やかしながら、歩いていきます。
~路地には、たくさんの動物が、~

フェズの路地には、自動車は入ることができないので、荷物の運搬は、主にバイクかロバです。
特にロバは、大きな荷物を運ぶには、適しているようです。
「荷ロバ」と呼ばれている、たくさんのロバに出合いました。

迷宮の路地には、直射日光は当たりませんが、真夏の肉体労働は、さすがに、疲れますよね。
心が通い合っているのか、おじいさんが居眠りをしても、ロバは、その場を離れようとはせず、じっと、おじいさんが起きるのを待っているようでした。
~夕食はモロッコ料理を~


夕食は、モロッコ料理店で食べました。
写真は、モロッコ名物「クスクス」です。
小麦を粗粒状にして、野菜や肉類と一緒に煮込んだ料理です。
上の写真でお米のように見える細かい粒は、小麦です。
塩味の中に干しブドウの甘さが混ざり、なかなかおいしかったです。
でも、うまいお米を食べ慣れている新潟県人は、どうしても新潟産のお米と比べてしまいます。
やはり、新潟のお米は、うまいですよね。
(小麦の粒とお米を比べては、いけないと分かっていますが、、)
モロッコはイスラム国家なので、アルコールが飲めるか、かなり心配でした。
でも、若干高めでしたが、普通にオーダーできました。
ぼくたちは、ビールがあれば、料理は多少どうでも関係ありません。
~洗濯をするなら今夜か~
フェズ観光から戻ってきた後、そろそろ、着る物が不足してきたので、洗濯をしようということになりました。
ホテル内は、冷房が効いているので涼しいですが、外は、40℃近い灼熱です。
今日洗濯をして、干しておけば、明日観光をしている間に乾くのではないかと、考えました。

水と洗剤を入れて袋ごと揉むだけで洗濯ができるという、二重ジッパー付き洗濯パックです。
結構、便利でした。

軽量で、折りたたむと、コンパクトなハンガーです。こちらも、なかなか役に立ちました。
明日は、1日中、フェズ観光ができる日です。
明日こそ、迷子覚悟で迷宮路地に潜り込む決意です。
(第14話 終わりです)
(第15話は、「フェズの迷宮路地へ」です)
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