DAY2:2012年8月19日(日)その5
~「カテドラル」へ~


丘を上り、「アルファマ地区」に入りました。
「カテドラル」の前にきました。
市電と「カテドラル」のツーショット写真が撮りたかったので、市電28号を降りました。
ヨーロッパ各地に「カテドラル」と呼ばれている聖堂が、たくさんありますが、リスボンのカテドラルも正式名称は「カテドラル」ですが、通称は「リスボン大聖堂」と呼ばれているようです。
地図の表記も両方あるので、注意が必要です。


「カテドラル」の中です。
日曜なのでミサが行われていました。
シーンとした雰囲気の中なので、自由に動き回ることは、憚(はばか)られました。
フラッシュを焚(た)けないので、暗い写真ですいません。
観光施設としてではなく、実際に宗教施設として用いられていることに感動しました。
~「サン・ジョルジェ城」からの絶景~
「カテドラル」から「サン・ジョルジェ城」へ向かいました。

「サン・ジョルジェ城」の城壁です。
「サン・ジョルジェ城」は、約1500年前、ユリウス・カエサルの時代にローマ人によって要塞として建設されました。
ローマ人によるイベリア半島征服から、600年くらい経った頃ですね。
その後、イスラム教徒やキリスト教徒の王など居住者は次々と代わっていきました。
現在、城内は公園として、市民や観光客に開放されています。

城壁の上には、いつの時代のものかは分かりませんが、かなりの歴史を感じる、錆びついた大砲が、置かれていました。
古くからリスボンの街を守ってきたことが、伺(うかが)えます。

城壁の上からは、テージョ川が一望できる大パンラマが、楽しめます。
向こうに見える観光船の大きさから、テージョ川の大きさがおおよそ想像できます。

テージョ川には、観光船以外にも軍艦も通ることが分かります。

遠くに薄っすらと見えるのは「4月25日橋」です。
「4月25日橋」の向こうは、テージョ川の河口がある、大西洋です。
テージョ川と大西洋が結ばれていることが、一目で分かる場所です。

リスボン名物、オレンジ身を帯びた赤屋根が連なっています。
(第6話 終わりです)
(第7話は、「リスボンで迷子?」です)